わたしはSuicaよりQR決済推しです。その理由は日本の将来のためです。w

2019年7月9日

7Payの大失敗で××payなんて滅んでしまえ、いまどきQR決済とかなにいってるの、非接触型のSuicaが一番というふうにいうインフルエンサーが多数見受けられるのですが・・・・

わたくし、正反対の意見です!!!

もっとも××Payのひとつ、メルペイは非接触型です。w
使ったことないのにいってる人、多そう・・・・iPhoneだとウォレットの中にいらっしゃいます。

で、QR決済要らないといってる方の多くは・・・

1 アプリの立ち上げが面倒
2 非接触決済サービスのほうが進んでる
3 中国の真似するな

みたいな主張をされるのでありますが、わたしにとってはまことに顧客視点に欠けた見解であるとしかいいようがない。いいですか、電子決済の顧客というのは消費者だけではないのです。店舗も顧客なのです!!!

SuicaやPASMOの決済はAirPAYや楽天ペイを通すと初期費用や振込手数料、月間利用料を無料にしている所も多いですが、提供側の利益は決済手数料です。Suica決済はだいたい3〜4%と言われています。しかし

PayPayなら2021年まで決済手数料無料!!!

※ジャパンネットバンクに口座を開いた場合は入金手数料は永遠に無料

非接触型は最低でもiPadとかiPhoneが必要

リテラシーが低い店主の場合、使える気がしないし新たに買うの??
こちら厚生労働省の平成28年統計ですが

個人経営の飲食店の主人は60〜70代がメインなのよ。過半数がそう。会社になってるのも全部合計しても一番多い経営者の年齢は60〜69歳で4割!!!

非接触型は電源が必要

屋台は使えませんな。中国でQR決済が一気に浸透したのは屋台がめちゃくちゃあるからでしょう。中国本土はいったとこがないが、台湾でもみんな屋台でご飯食べてる。電源は自家発電だから不安定で電灯程度。中国ではQR決済で物乞いすると見たことがあるが、非接触型は電源ないから使えない(そもそも審査が厳しくて通らない www)

非接触型は機械が壊れたり不調の時はどうしていいかわからない

いきつけの近所の蕎麦屋でリサーチしたところ、ご主人はそう言ってました。あと、個人商店では契約してもらえないとかなんとか・・・・(AirペイはOKみたいです)

非接触型は入金が遅くて回転資金に困る

Airペイはクレカなんかよりずっと早くて中5日だけどPayPayは翌日入金で現金と同じ

など、リテラシー低い、金がない、店舗がショボい、機械に弱い、電源がない、という店主の場合、非接触型はなかなか遠いわけですよ。実際、小規模零細の飲食店などで非接触型がほとんど使える店がないのはコレが原因かと思います。クレジットカードでさえ使えないもんね。

これにたいし、QR決済は客がQRコード読んで自分で金額入れて、店は客のスマホ見て確認するだけだから、店側にはなんの機械も不要。あれば入金確認できるけどなくてもいけるのです。コレが大きい。

QR決済が浸透するとこんないいことがある

実は、消費税導入後にこうなるのですが・・・・

消費税率が10%に引き上げられる2019年10月から9か月間、キャッシュレス決済をした消費者に最大5%が補助金が還元される。消費者にとってのメリットのみならず、キャッシュレス決済用の端末導入費用補助や手数料補助など事業者にとってのメリットもある。つまり

にるわけです。こうなると零細の飲食店や店舗もキャッシュレス決済を導入せざるを得ない。そのとき敷居が低いのがQR決済なんですよ。客の方も2%の消費税払ってもキャッシュレス決済なら5%戻ってくるんだから、「2%上げられたら生活できないキーッ!!!!」の人たちもキャッシュレス決済すれば

消費税上がったら3%儲かった。ういーす

になるわけです。と、たとえばPayPayでポイントがどんどん貯まれば、PayPayを使える店を探す。PayPayが300億の赤字を出しても必死に営業拡大しているのはこのためだと思います。

そして日本は救われる

で、ですね。これには国税庁を傘下に持つ財務省の深い配慮があると思うんですよ。
みなさんは日本でいちばん脱税をしている業種を知っていますか?

脱税といっても国税が動く場合と税務署の場合があるわけですが、国税が動くのは建設業が多いはずです。施工主から現金で貰うケースが多いからかな。我々は振り込みでしか貰わないから売上を隠せません。パチンコ屋がトップから転落したのはプリペイドカードの浸透かしら。

で、いまは税務署レベルだともちろんパチンコは上位ですが

水商売と飲食業

というのが不動のツートップ!! レジがなくて現金で貰ってる場合は売上隠すのが簡単。映画「マルサの女」では納品されるおしぼりの数などで客数を割り出して異様に少ない店に査察にはいるわけですが、雑誌やネットで紹介されているのに売上が少ない場合も調べられます。外に張っていて客数数えたりするわけですね。

3年間で5億円売り上げていた大阪城のたこ焼き屋さん、巨額脱税はなぜバレたのか?

しかし

電子決済はいれば売上完全に分かる

ことになるわけ。もちろんすべてが電子決済になるわけではなくて現金のケースもあるわけですが、電子決済の売上が昨年の売上を抜いたって申告なら明らかに去年までは脱税していた疑惑が浮上するし、電子決済の比率は同業種、同業者であればだいたい一定になるわけなので全体の売上の推測は軽くできるようになります。そういう意味ではクレカ決済を導入していた店の方が脱税しにくかったはず。つまり

電子決済の浸透で零細も脱税がしにくくなる

わけで、かといって電子決済を導入しなければ客は5%還元のある他店に行くし、導入すれば売上が明確になるので脱税できないし、で、結局税収が多くなればひょっとしたら消費税もうあげなくて済むじゃんになるかもしけないので、我々はどんどんキャッシュレスに進行し、導入してない店には

現金だけなら他の店に行く

といってプレッシャーかけると良いのです。
そもそも納税は国民の義務。納税しないのは犯罪なのです。キャッシュレスをどんどん広めるのは我々にとっても税収が増えるからプラスなのだ。サラリーマンは100%捕捉されるからがっちり税金や保険料を取られるが、脱税している人たちはその社会保障に乗っかってきているわけ。そんなわけでわたしはキャッシュレス万歳だし、中小零細にも網を広げられるQRコード決済に万歳なのです。

  • 0
    このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
    follow us in feedly
PAGE TOP