子供新党ともうひとつ、新党「サラリーマンの風」、こい

2019年7月10日

本日はメルマガとnoteの日。noteは単体だと108円ですが年間のマガジンだと3980円なのでかなりお得になります。マガジンがオススメです。w

 1 コンビニに多種のタバコが陳列されている理由
 2 学童クラブでのいじめ問題の解決策
 3 「最低賃金の引き上げ」についての考察
 4 今後少額カンパ制度は普及するか
 5 起業時、個人事業主 or 法人どちらが良い?
 6 中小零細企業の節税対策について

です。まぐまぐ!または、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。関係ないですがついでにInstagramもフォローしていただけると喜びます。

先日、このエントリーを書きました。かなりの反響がありました。要は「子供重視の政党創って」という話

糖質制限してるのにパンケーキ屋かよ的に投票する政党がない。だれかこういう政党創ってください


そして昨日、コレを書きましたらまたまた反響あり。電子マネーを普及させて飲食・風俗業の脱税をなくそう。

わたしはSuicaよりQR決済推しです。その理由は日本の将来のためです。w

そこで本日は、マジでコレが出てきたら絶対投票する新政党のアイデアです。その名も

サラリーマンの風

本当は「サラリーマン新党」というのがいいんですが、80年代にこの名の政党がありましたがグタグタになって解散しております。不吉なので「サラリーマンの風」にしました。

この党の設立は1983年とまだ少子高齢化の前ですのでいまみたいに状況が切迫してなかった。それなのに数議席を獲得したんだから、世の中のニーズはあるのです。給与所得控除の増額は勝ち取りましたが、結局は大きくアピールできなかったのはそういう時代だからですね。この党は「サラリーマンは源泉徴収により所得税などの税金を自動的に天引きされている。また、必要経費が認められないのは不公平だ」という主張でした。それは正しいのですが「だからサラリーマンから取るのを減らせ」では税収が減るだけなので世論的には認められなかった面もある。

しかし、だ。いまは単身の年収300万のサラリーマンは、税金と社会保険料で60万くらいも天引きされる。グラフにするとこんな感じ。赤い部分が社会保険料です

所得税より社会保険料がキツい!!!
※年収が増えると逆転しますけどね

しかも会社も、このサラリーマンと同額の社会保険料を納めてるのである。そしてそれは個人事業主などの国民年金に充当されている。おかしいだろ。その金もサラリーマンが頑張って働いたものだ。これでは社会福祉のただ乗りである。

さて、給与所得者はどれくらいいるのかというと、またまたガベージニュースからお借りしますが

ちなみに会社経営者もほとんどは給料制なのでこちらにはいります。おおよそ5800万です。

で、日本の就業者数は6500万人くらいだから、うち700万人は給料制ではない自営業、農家、漁師、みたいな人になるわけです。で、昔からトーゴーサン、トーゴーサンピンとか言われているように、給与所得者に比べて個人商店、農家、漁師などは現金で貰うことが多いため、税金の捕捉率が非常に低い。

サラリーマン10割、自営業5割、農家や漁師3割!!

というふうに昔から言われておるのだ。要するにサラリーマンはがっつり取られているが、売上をちゃんと申告しないで脱税している人の社会保障まで負担させられている。これはなにがなんでも不公平だろう。昔は所得税だったがいまは社会保険料です。


国民年金保険料がこんなに上がってるのに、収入を8割も低く申告していたらマジで腹立つ。

昨日、某大手新聞社の記者さんと話したら、商店も酷いが農家は酷い。取材すると売り上げ金額を答えなかったり、「少なく書いておいて」という人多数だそう。最近では通販でめちゃくちゃ稼いでいる漁師さんや農家もいるが、都会とは違い、ほとんど税務署がはいらない。慣習的に見逃されてる感じだそうです。

農家は農協からの振り込みかと思ったら、フルーツ狩りや直販所、飲食店への卸しなどは現金が多い。また公務員は兼業が禁止されているのですが、農業だけはオーケーでガッツリそっちで儲けるとか、このすごく詳しかった。

新党「サラリーマンの風」としては

税務署員を倍増して
払ってない奴らから納税させる

というのを党是に掲げます。水商売、飲食店、土建業、個人商店、農業、漁業など、脱税率の高いと考えられる業種を軒並みあたる。「アソコは儲かってる」という通告窓口も充実させる。

サラリーマンの税金下げろはこれだけ少子高齢化で社会保険料が切迫しているいま、一番取りやすいところを甘くするわけがない。であれば、払っていないところからしっかり取り立てて貰う。いくら自民党が地方の第一次産業の支持が強いといっても、この流れに反対すると

脱税という犯罪をかばうのか

という具合になるので表立っては反対できない。しかし、商店会や農協、土建屋団体、パチンコ、飲食業団体などの支援は絶対受けられないのでまさしく、

都会 VS 田舎
サラリーマン VS 自営

の闘争になります。しかし脱税を取り立てればひょっとしたら消費税上げなくてもいいくらい税収が増えるかもしれない。社会保険料もあげなくていいかも。世の中にはどれくらいの脱税があるか、誰か試算しているかと思ったけどググっても出てきません。もしかしたらこれこそが

埋蔵金!!!!

になるのかもしれない。

いままでの政党は少なからず利益団体の支援を受けているのでなかなか難しい。後援会長が個人商店だったりするからね。だからこそ全国の5800万人の支援を受けて「サラリーマンの風」が登場すれば、いまならけっこうな浮動票を取れると思います。これこそ参院選の全国比例区向きだと今頃思いました。

第1章 使い込みという脱税
第2章 行列ができるラーメン店の脱税
第3章 住職の罰当たりな脱税
第4章 裏リベートという脱税手法
第5章 調査官は今もあなたを見張っている
第6章 隠し口座が見つかる
第7章 カリスマ・ホストの巧妙な脱税
第8章 領収書を偽造すれば脱税できるのか?
第9章 どんな善人でも脱税する
という本。すげー

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