貧乏だから車に乗るのに無保険で、事故ったらバッくれるのが許されるの?

2019年9月17日

交通事故「お金は支払えない」加害者が開き直り 被害者「大赤字。心が折れます」悔しさ語る


女性は飲酒した上で居眠り

男性は事故後、女性の親族と話しましたが「お金は一切支払えない」という旨を伝えられたそうです。警察が事故後に呼んだレッカー代の5万円とぺしゃんこになった軽自動車代はどうなるのか。男性は40万円を支払うように打診していますが、女性側は「お金がない」とし、いまだ話はまとまっていません。男性は弁護士にも相談していますが、「相手方への請求に関して交渉や訴訟をしても、弁護士費用を上乗せした金額なんて払えないのではないか。お金が返ってくる保証がないまま、さらにお金を支払うことが怖い」と迷っています

泥酔できるくらい飲酒する金はあっても損害賠償のお金は一文も払えないと! DQN一家です。

(保険代理店に聞いて訂正しました)しかしこの事故では酒気帯びではなくて飲酒で泥酔だから、たとえこの女が任意保険に入っていたとしても(女側の被害の)保険は下りません。免責になります。ただし被害者側の人身、物損共に出ます。まさに最低最悪のDQN一家ですな。裁判起こして差し押さえした方がいいですよ。

で、過去のことを思い出してツイート


凄くバズってます。中には保険に入らないのが悪いのではない。貧乏な人がいる社会がいけないのだとか言ってくる左巻きもいましたが、任意保険でも自分の車の補償はなくても他人の損害を補償する対物だけなら飲み代1回分です。つまり最初からこの女は他人に迷惑かけてもバッくれるつもりだった。

ちなみにソニー損保で免許取り立て「事故マシマシ」の20代で年間7000キロ以下の走行ならこんな感じ

月5000円ちょい。年を追って無事故だとどんどん掛け金は下がります。これが一番高いケースですね。

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で、Twitterでのレスを見て、分かってない人がけっこういるのに驚く。クルマは登記の時に強制的に自賠責保険にはいらないといけない。これは「対人」だけであって物損はでない。しかし自賠責もたったコレしか出ない

傷害 120万円(治療費/休業補償/慰謝料)
死亡時 3,000万円(逸失利益/治療費/慰謝料/葬儀費用)
後遺障害時 4,000万円(逸失利益/治療費)

重傷で3ヶ月会社を休めば120万円どころじゃないし、働き盛りのお父さんが事故で亡くなれば億単位の補償は判決で出ている。が、自賠責では死亡でたったの3000万円しか補償されない。もう最低限どころではない。だからクルマに居眠り運転して衝突しても出ないし(任意保険にはいっていても酔っ払い運転だと補償されません!!)、他人の車を全損させたり、ひとんちに突っ込んで全壊させても自賠責保険はでない。

お金ないから払えないぜ、ハハ

ということになるわけです。こうなったら弁護士を雇うか、弁護士特約を自分の任意保険に付けておいて徹底的に争い、相手の給料や財産を差し押さえたりするしかないわけですが、ほとんどのケースでは泣き寝入りの訳です。

もう。どんどん被害者が出てくる。実際、自分の知人にも

●バイクで走行中に逆送してきた新車のマークIIに激突。目が覚めたら1週間後。自分が悪いことにされていて必死に目撃者を探して警察に申し立てて逆転したものの、相手はドカチンで無保険。バイク全損だが金がないといって開き直って払わない(新車でマークIIを買ってるのに)。結局自分の任意保険の「無保険車被害」から補償をしてもらった。

●踏切で夜間待っていたら横道を猛スピードで無灯火で走ってきたセダンに土手っ腹にかまされた。こちらは上部なので車は大破したが相手は全損。なんと相手はずっと無免許のドカチンで、当然無保険。そのまま病院に運ばれたところに奥さんがやってきて「うちの主人を帰して(生きてるけど)」と泣きわめいたが警官に「ご主人は無免許なので逮捕します」と言われてきょとん・・・結局こちらも金がないの一点張りで自分の任意保険の無保険車被害を使いました。

と言うのがいて人ごとではない。結局、こういう無保険の奴らは

事故ったら金がないで逃げれば良い

と考えているわけで、はっきりいって反社会的な思考の持ち主です。

地域によって大きく異なる自動車保険の加入率

任意保険の加入率は7割くらいと思っている人が多いが、実は共済のにはいっているひともいるので実際はこれくらいです。三井ダイレクトさんのサイトの説明です。

「対人賠償(対人賠償保険、対人賠償共済)」の加入率は、自動車保険と自動車共済を合計すると87.8%です。自動車共済の加入率のもととなる数値は、JA共済、全自共、交協連、全労済から、損害保険料率算出機構に対して報告があったもので、それ以外の共済は含まれていないことを考慮すると、90%に近い数の車が自動車保険もしくは自動車共済に加入していると推定されます。

1割のドライバーがDQN

ということになります。
任意保険加入率の高い意識高い県ランキングは
1 富山県 92.0%
2 香川県 91.6%
3 石川県 91.1%
3 愛知県 91.1%

になり、逆に
DQN県は
1 沖縄県 77.4%
2 鹿児島県 81.7%
3 山梨県 83.6%
4 宮崎県 83.9%
5 茨城県 84.2%

となりまして、いまだ成人式で大騒ぎして警官が出動する沖縄は、日本でもっとも所得が少ないこともあるのか4台に1台が無保険車。おちおちレンタカーも運転できません。

これはもう、法改正しかない

近年、携帯のながら運転の規制が厳しくなり、煽り運転も同様の今、なんでいまだにこんなことになっているかというと

昭和三十年法律第九十七号
自動車損害賠償保障法
第一条 この法律は、自動車の運行によつて人の生命又は身体が害された場合における損害賠償を保障する制度を確立することにより、被害者の保護を図り、あわせて自動車運送の健全な発達に資することを目的とする

ということで非常に古い法律でいまのご時世にまったく合ってないわけです。平成二十九年六月二日公布(平成二十九年法律第四十五号)に改正されてますが、なんで根本的に自賠責以外に「対人無制限、対物保険」を義務づけしないのか。憲法改正よりこっちが先だろう。被害者が多数いるんだぞ。特に高齢ドライバーの事故が増加している今、判断力が鈍っている年金暮らしの高齢者がたまにしか乗らないからと任意保険にはいらないケースは多いと思う。飲酒運転で他人の財産を損傷したときは保険では免責ででないからもれなく刑務所に入って貰って働いてかえす。

NHKから別に守って頂かなくても良いけど

無保険車から国民を守る党

は絶対に必要だろう。野党もこの法案なら簡単に出せる。議員のスキャンダルよりまずはこの「自動車損害賠償保障法改正法案」を出して欲しい。次の国会あたりですぐに出すんだ、いいな。わかったな!!

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