ブランディングにお金かけるより、エボラ出血熱ワクチンの開発すれば?

2014年8月10日

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さきほどネットサーフしていましたら・・ハフポストに

エボラ出血熱、なぜ大手製薬会社は治療薬開発に本腰を入れないのか?

いうのが出てた。

感染が拡大する中で、大手製薬会社は傍観している。専門家らが8月5日にハフポストUS版に述べたところによると、エボラ出血熱は、あまり裕福でない、比較的少数の人々がかかる病気であり、利益優先の企業にとってはそれほど大きな投資対効果が得られない、というのが主な理由だという。テキサス大学医学部ガルベストン校の研究室で、エボラ出血熱の治療法を研究しているトーマス・ガイスバート教授は、エボラ出血熱は現在話題にはなっているが、実際の患者数は比較的少ないと指摘する。同教授によると、エボラ出血熱の現時点の患者数は、マラリアやガンなどの患者数に比べればごくわずかなのだという。「患者数が少ない病気の治療薬を売ろうとする製薬会社などないのです」ガイスバート教授はエボラ治療の現状をこう嘆いている。

でもさ、製薬会社も大学も、ブランディングというものが大事で、テレビCMとかめちゃくちゃお金掛けているじゃないの。明治大学とか早稲田大学もブランディングに相当の手間とコストをかけ、人気をあげることによって今の私立上位校の地位を得た。中京大学なんて真央ちゃんのためにスケートリンクまで作ったじゃん?

いま、エボラ出血熱のワクチンを作れば、ワクチン自体の売り上げはたいしたことないから、製薬というビジネスモデルでは儲からない。でも「人類をエボラの脅威から救った」ということでノーベル賞だって狙えるでしょ。上の記事見たら、今回のテストワクチンを開発したのはベンチャー系のバイオテクノロジーの小さな企業が協力しあってということで10人くらいの会社もあるとか。

いま、中国がアフリカに進出して、植民地のごとく振る舞っている。大量の援助や軍備を売りつけ、アフリカでの地位を築いている。で、日本はどんどんアフリカでの基盤を失っているという。
いま日本政府が各大学に資金を出して、日本の製薬会社やバイオテクノロジーの技術を結集して、世界に先駆けてエボラ出血熱のワクチンを作って供給すれば、なにに使われるかわからない、下手したら現地の官僚にネコババされるODAなんかよりずっと世界的に日本という国についてブランディングできるんじゃないかと思いました。STAP細胞で急落した日本の科学の信用も取り戻せるかもしれない。大学や企業なら応募者倍増で、しかも優秀なのが「ここで働きたい」「ここで勉強したい」ってくるでしょ。

そういう意味では安倍さんが、こういうときにこそリーダーシップを発揮して、日本国内のスタッフに声を掛けて緊急予算を組めばいいのに。数十億円規模ならすぐ出せるし、やりたい研究者はたくさんいるんじゃないかな。だってノーベル賞のチャンスですよ。自分が研究者なら絶対やりたりたいもんな。

とりあえず石破さんあたりが言い出してくれ

NHKがエボラ感染熱のノンフィクション本だしてたけど、物凄いプレミアムが付いていて笑えるほどです。復刊しなさい!!

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