いまは販売サービスのブラック企業より、建設業のほうが絶対オススメの理由

2014年9月8日

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ブラック企業論議が活発です。

「ブラック企業大賞2014」はヤマダ電機が「大賞」。たかの友梨、すき家にも部門賞

ノミネートされた企業は11社。東京都議会は企業じゃ無いだろ・・・
・大庄 (居酒屋チェーン「日本海庄や」)
・JR西日本
・ヤマダ電機
・A-1 Pictures
・正智深谷高等学校、株式会社 イスト
・たかの友梨ビューティークリニック
・ゼンショーホールディングス(すき家)
・タマホーム
・東京都議会
・リコー
・秋田書店

ヤマダ電機、過酷ノルマや長時間残業で店長の自殺相次ぐ~架空売り上げも発覚か

フロア責任者や店長が、店員全員がつけているインカムを通して「今日の自分の売上額、言ってみろ」「そのお客落とせなかったら、転職候補な」などと暴言を吹き込んでいるとも。

これは行きたくなくなる!!自殺者も多く出ているとの由。創業者は日本の富豪のベストテンに入ってますよ。

非常に不思議なのは、なんでちょっとググればその企業のブラックぶりがワシワシと出てくるのに、そんなところに就職するのかなってことだ。企業の評判や働いている人の実際の声が見られるサービスはキャリコネなどいくつもあり、実際に給料はいくらなのか、働いている人の評価はどうなのかとか普通に調べられる。たかの友梨の不二ビューティだって過去に誇大広告などで行政指導を受けており、企業モラルとしてはかなり危ないと想像ができるはずだ。今回の件だって仙台労働基準監督署が行政指導・是正勧告をしたことから始まっている。
自分が考えるに「ブラック企業に就職してしまう人は、情報収集力が非常に低く、名前だけで選択してしまうクラスタ」だという一面があると思う。リテラシーが低いので食い物にされている一面があるわけですよ。

普通の頭で考えてみたらわかる。日本の上場企業の平均賃金はほぼ公開されているが、ワースト50社のうち、販売サービス業は7割を占める。ワースト20位迄は年収は200万円台!その中でもさらに「安売り・低価格勝負」の販売・サービスはどうやって利益を出すのかと言えば、原価の切り詰めには限界があるわけで、社員やスタッフをこき使って労働効率を上げるのが一番なのはわかりきっているじゃないの。でも販売サービス系のブラック企業に入る人はわからないんだね。

将来自分も店を持ちたい。だから待遇や労働条件が悪くても修行するつもりで・・というのならまだわかる。しかし給料も安い、将来はせいぜい店長でそれも自殺者が出てる・・そんな会社に就職したって将来は真っ暗じゃないのかな

いまこそ建築業界が熱い

自分は工学部建築学科出身である。クライアントにも不動産とか求人関係が複数社ある。そこで最近聞いたことだが・・・

ビルなどの建築コストはここ1年で30%以上も上昇した

ということなのだ。円高による建築資材の高騰ももちろんあるが、人件費の高騰が半端ないらしい!!
大震災の復興からスタートし、景気の上昇により、建築ラッシュが続いている。古くなった道路やビルの立て替えや補修も非常にある。そして今度はリニアモーターカーである。仮に大阪まで一気に開通させるとすると工事費は10兆円とかいわれている!!もうすぐ着工が始まり、2027年に開通予定だから、10年以上をかけての大事業。そして8年後には東京オリンピックだ。一般住宅じゃなくてビルとか道路とかの分野がいい。一般住宅はこれから人口が減るわけでニーズは縮小するし。

空前の建設ラッシュがこれから10年以上続くのに、実際の建築に従事する労働者が足りない。単純労働者は法律改正で積極的に外国人労働者をいれるしかないが、特に足りないのが現場監督や塗装、鉄筋、鳶などの施工の専門家、重機運転などの専門職だ。「人さえいればいくらでも仕事が来る」状況なので、物凄い引っ張り合いになっているらしい。他社のほうが給料が高いので転職するといわわれば「いてくれればもっと出す」という感じですと。それが建設コストの30%アップにつながっているわけです。仮にこの業界にいるのに給料が全然上がらないと悩んでいるのであれば経営が良くない訳なので転職した方がいいです。

ところがいまの日本の若者は、B to Cの名前が通った企業に就職したがる。そしてなんとなく綺麗な仕事をやりたがる。ガテン系の建設、土建は人気が無い。見習いで耐えるのもダメらしい。しかし、どう考えてもすき家やヤマダ電機で働くより、建設業に進んだ方が収入は多いし、めちゃくちゃな残業も、「売り上げ足りないからお前がカードで買え」もないし、将来の独立も可能性が高い。少なくともこれから10年は間違いない。その後はどうする? そんなんどの業種だって同じでしょ。ビル建設の高所鳶(クレーンとか操縦する人)なんて、いまは給料凄いらしいよ。女性もいるよ。塗装や鉄筋工はスペシャリストの世界だから、親方になれば尊敬される。左遷される悲哀を感じることもない。

実は宇宙ステーションのエンジニアだって、船外の機器類の操作を行うエンジニアと、デスクワークのエンジニアに分かれている。ミッションスペシャリストといい、スペースシャトルの運用全般を担当し、船外活動(宇宙遊泳)やロボットアームの操作、打上げ帰還時の操縦手の補佐などを担当する宇宙飛行士で、若田光一さんや野口聡一がコレにあたる。ビル建設でいう職人さんや重機の運転手さんに相当するのだ。
このマンガが面白いよ。名作です。全巻電子書籍で持ってます。主人公の吾郎は高層ビルの最上階でクレーンの操作をする高所鳶だが、NASAに派遣されミッションスペシャリストになって天才的な手腕を発揮するという設定。近未来の設定だが携帯がガラケー www 今見ると面白い。

まあ、リアリティはMOONLIGHT MILEに勝るとも劣らないほど無いが、サラリーマン金太郎も熱いよね

テレビドラマにもなったこちらも、新卒で入った証券会社をすぐ辞めて最後に選ぶのは建築です。

なにを言いたいのかと言えば、大企業に就職すればそれでいいという風潮はそろそろやめにしないということです。「フリーター、家を買う」の中でも父親は最初、息子が建設業に進むことに反対する。大半の世間の親は「子供が有名な会社に就職する」ということに誇りを持つので、息子が「ヤマダ電機に受かったけど自分は建設現場で働きたい」と言えば反対するでしょう。汗と埃にまみれて働くのがイヤだというひともいるでしょう。しかし10年後(というか今すぐもだけど)、どちらが稼いでいるかを想像する見識を持って欲しい。販売サービスで働いたところで次の転職についてのスキルが付くわけでもキャリアが増えるわけでも無い。派遣で工場で組み立て工として働くのに将来はあるのか。はっきりいうけど

いまは建設業への就職が勝ち組

売り手市場に飛び込まなくてどうする。ただし、ポイントは単なるドカチンにはならないこと。ここは外国人労働者に取って代わられることが確実だから。スペシャリストになるべきなのだ。重機の操作をはじめ、塗装や鉄筋、高所鳶などのスペシャリストになれば、グローバルに活躍することもできる。給料がいいからって遊んでないで、勉強して免許を取りまくってスペシャリストになれば10年後は間違いない。

店頭でこき使われて消耗するより、同じブルーカラーでも特別なスペシャリストのブルーカラーになろうってことです。まあこのブログの読者にはこの層はほとんどないと思うんだけど、周囲で転職の相談されたりしたときには「これからは建設業いいよ」くらいは言ってくださいね。自分もなんとかこの系統の手伝いをしたいと思っていろいろアイデアを出している昨今です。

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