ウェラブルデバイス普及のためにはイベントが有効でしょ

2015年5月5日

Apple Watchが売れてると宣伝されてるけどまだ予約は数百万の下。累計のiOSの販売台数は10億台で、アメリカの有名アナリストはApple Watchは億単位まで売れると予言している。何度も書いてるけど、んな訳ないだろ、と思うんですよ。

iPhoneはここ3ヶ月で7500万台(iPadは1000万台くらい)売れてまして、単純計算すると年3億個。Apple Watchが年1000万個売れてもiPhoneを新しく買った人の30人に1人しか買わないことになる。Appleユーザーの30人に1人くらいは熱狂的なファンはいるだろうからそれくらいは売れるでしょ。しかしApple規模の企業で「ヒット商品」と言えるのは海外アナリストの言うとおり「億単位」になってから。数百万個では「まだ全然」のレベルでしょう。

それはさておき、他のメーカーもウェラブルデバイスを相当に出してきたものの、めちゃくちゃ売れまくってると言えるのはない(Apple Watchはあれほどメディアが取り上げてるので数百万個は当たり前)。スマホと違い、単純な道具ではないので用途や好みによって細分化されていくからです。みんながみんなG-Shockばっかり付けていたらおかしいでしょ。

で、どこのメーカーさんも多額の開発費をかけて回収に頭を悩ませているわけですが、ウェラブルデバイスの場合、単純な広告やネットでの告知の他に、イベントというものでアピールできることを忘れているのではないか。あ、イベントといってもAppleのような予約開始とかそういうセールスイベントではないので念のため

リップカールGPSチャレンジ

わたくしめがサーフィン時に愛用しているリップカールのSERCH GPSの大会シリーズがすでに始まっている。

SERACH GPS チャレンジ開催のご案内

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わたくしのSERCH GPS
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その日の記録が残される他、1本ごとのスピードや距離までログに残る
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ソーシャルの機能もあるので自分がフォローしたりフォローした相手がどこのポイントにはいり、どんな波乗りをしたかもみんな分かるわけですよ。

この大会は四国から九州まで各地のポイントをサーキット式に巡って開催される。参加者にはSERCH GPSが1時間貸与されて、その時間中に記録されたトップスピードと最高距離で競うわけです。地域大会の各上位と全国のトータルの上位には賞品が出る。試乗会みたいなものだが競わせるところがオモシロス。ちなみにスピードは経験上ポイントにめちゃくちゃ左右される。台風でも来ない限り千葉と宮崎が固いでしょ

ほかにウェラブルデバイスの大会はないか調べてみる

以前も紹介したけど全く話題にならない
SONY Smart B-Trainer スマートスポーツギア 16GB トレーニングデバイス ブラック SSE-BTR1-B

ランニングの時に音楽を聴きながらデータを取ってくれ、その日の記録が全部残せる。

スクリーンショット 2015-05-05 10.09.53
非常に覚えにくいネーミング(全く覚えられない)で相当に損してますが、いくらググってもこれを使った大会とかイベントが全く出てこない。リップカールと同様に自分の設定スピードを事前申告してもらってそれに一番近い人が優勝とか、いくらでもやりようはあると思う。

しかしこうしたウェラブルデバイスの大会があるのか、いろいろググっても全く出てこない。出てくるのは

走りながらトマトが補給できるデバイス『ウェアラブルトマト』開発プロジェクト始動!〜東京マラソン2015で7万個のトマトを提供 トマトでランナーの抗酸化力をアップ 〜

【東京マラソン15】食べられるウェアラブルデバイス「ウェアラブルバナナ」も登場

食いもんばっかやんけ!!!

なぜ既存のウェラブルデバイスはイマイチなのか

ここで大胆なわたしの推測で決めつけてみたいと思うんですが、いいですか?

世界で一番成功したウェラブルデバイスはなにか・・・といえばGoProではないかと思うんです。それまで「手に持つ」ということが当たり前だったムービーカメラを「体に装着する」という機能を加え、大成功。いま流行のドローンもほとんどがGoProを装着してますし、高機能のはテレビの撮影にも使われているし、いまは単なるカメラではなくて、Wi-Fiにも対応している。

で、なんでこんなにGoProがヒットしたのかというと、作ったニック・ウッドマンがバリバリのサーファーで、自分が欲しい物を作ったからですよ。資金は自分のVWバンの外側に付けていたビーズとシェルベルトを売って作ったという伝説があるわけですが、「自分が欲しい物を創った」からこそ、10年で上場するまでいった。

しかしいまのウェラブルデバイスはどうかというと・・・iPhoneは確かにジョブズが自分で欲しくて創ったように見えるが、Apple Watchは(全くオシャレに興味が無さそうな)ティム・クックが欲しくて創ったようには見えない。
Samsungやほかのスマホメーカーの商品にしても、自分が欲しくて創ったのなら、それを使ったイベントやプロモーションがすぐ思いつくんだろうが、「単に仕事で開発してる」からなにも思いつかないように見えるのはわたしの気のせいでしょうか。

少なくともリップカールもサーフィン系の会社だし社員はみんなサーファーだろうから、SERCH GPSは「こうやって使いたい」というアイデアがすぐ浮かぶからイベントもできる。でもほかのメーカーさんはどうなんだろう・・・「こうやって使いたい」というシーンが思いつかないなら、そんな商品は売れるわけが無い。パソコンやスマホみたいに「必要だから使う」というシロモノではないからだ。

わたしが絶対売れると思うけど市場にないウェラブルデバイス

ここからは余談
何度か書いたけど、創れば間違いなく売れると思うのが、手首に装着型、薄くて邪魔にならない防水のブレスレット型ムービー&デジタルカメラです。実はカシオが15年前にこんなモノを出していた。リリースはこちら

casio2

28,000画素のモノクロじゃ売れるわけも無いと思うがいまでもeBayではコレクターズアイテムとしてけっこうな値段が付いている。いまならもっと薄くて軽くて写りがよくて200メートル防水のだって作れるはずだ。でも市場にない。

Amazonには1万円以下で中国製の腕時計型カメラがたくさん出ているが(eBayだと10ドルくらい)、評価をみたら1のオンパレードでまともに動かない。www しかし腕時計型のビデオはこんなパチメーカーでも作れるんだから、SONYやカシオならすぐできそうなものだ。

1 時計なんていらない。すでに着けたい人は着けてる。余計な機能を付けると重くなるだけ。
2 必要なのはビデオと静止画のみ
3 モニター画面も不要・・・GoProもない
4 防水は絶対必要
5 データはBluetoothかWi-Fiで取り出す
6 右手でも左手でも使えるようにカメラレンズの向きが変えられること
  ※左に時計と二重付けか右手にするかを自分で決める

ランニングしているときに撮影したい物があったら撮る。サーフィンやウインドサーフィンしながら撮る。スポーツしながら撮る。ロッククライミングや自転車で走りながらでも撮れる。子供や犬と遊びながらシャッターチャンスに撮る。
GoProは腕に付けるとこんなになって馬鹿みたい

サーフィンでチューブにはいるようなシーンでは実はこうした棒を付けて口にくわえてパドリングし、テイクオフと同時に自撮りしているんですが、こんなのできるのはプロだけだよ!!
AFHGM-001_life5

板に台座を付けて固定すると全く動きが出ないから最初は喜んで撮るけどすぐにがっかりする。自分の腕に付いていれば口にくわえなくてもいいでしょ。

外観的にイメージするのはこういうの

自分があと10歳若けりゃKickstarterでクラウドファンディングとかやるかもしれないが、そんな元気がないのでどこかのメーカーさんお願いします。詳細はご相談ください。www 自分が欲しい物なんで〜

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