格安スマホが全く安くならない人たちの傾向と対策(LINE電話教えてあげてよ)

2015年8月24日

土曜日の夜に運転していたら、突然右の視界にピカピカっと光が見え、そのまま暗いところでも光っている。これはいよいよ覚醒したかな、これからは霊能力者だと思ったら(冗談ですよ)飛蚊症も発生したので、これが噂の光視症だと気づく(笑)。日曜に眼科にいったらやはりそうで、加齢による眼底の剥離で、眼底検査したけど心配なかった。
念のためググったら、同じ症状で「霊が見える」って書いてるのが一杯いた。座敷童の旅館に泊まって「光が見えた」って言う場合は眼科へゴー。

以前、こういうエントリー書きました。

格安スマホのテレビCMまで出始めて、これはもう大惨事の香り

この通りのことが現実に起きているとのことです。

「格安スマホ」の月額料金は本当に安い? ユーザー満足度は低調

株式会社ネオマーケティングが「格安スマホ」所有者1000名を対象に2015年7月29日~7月31日で、格安スマホの利用実態についてインターネットリサーチを実施した。結果は以下の通り。
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「あまり変わらない」と回答した14.5%に、「高くなった」(4.5%)、「少し高くなった」(9.9%)の計14.4%を合わせた約3割の人は、期待したほどの「料金」のメリットを得られなかったようだ。

キャリアと比較するとサービスは圧倒的に劣る。
(キャリアの通信料が高いのは、なにかというとキャリアの窓口で相談するリテラシー低めの大勢のみなさんのコストが乗っていることもあるわけで、キャリアの料金体系に「サポートはメールのみでいいので価格を安く」というプランを追加するといいのにと前から思ってます)
で、回線速度は当たり前だがキャリアを小分けして売ってるのでキャリアより遅いのは当たり前。この条件なのに、なんと3割が安くならなかった。これではまさしく

ふんだりけったり

なのである。が、理由は明確です。こういう人たちは音声通話を格安スマホでしてるからですね。

MVNOの会社が悪いかというとそうではない。3割の「よく内容を知らないまま、説明も見ず、安いからという思い込みで契約した人たち」が悪いのです。格安スマホのMVNOの音声通話は無料通話分がなく従量課金だから、音声通話を従来通り使えばめちゃくちゃ高くなって当たり前。

docomoは現在カケホーダイのプランしかないので、音声通話はいくらかけても基本料金内で収まる。auも電話かけ放題プラン、SoftBankもスマ放題は基本かけ放題(以前からのデータ通信重視のプランも継続できる)で、音声通話については間違いなくキャリアのほうが安い。

MVNOが安いのはデータ通信のみ

なわけです。ですので、プッシュホンで音声通話をしまくる人は、格安スマホに変えても全く安くならないどころか、非常に高くなるのである。当たり前だ。自分はキャリアの契約はSoftBank1本だけでほかの3回線はMVNOです。これが全部キャリアと仮定すると1万円弱は安くなっているわけですがデータ通信しかしないのでこういうメリットになっているに過ぎない。そうなんです。データ通信をメインにする人は、MVNOだとめっちゃ安くなるのです。MVNOには最近ではLTE使い放題のパッケージまで出てきた。↓



速度は使ってないのでわからないけど、Surface 3みたいなPCユースにはいいと思うし、テザリングで使ってもWiMAXで3日縛り喰らうよりいいかもしれない。少なくともキャリアにはデータ通信使い放題という料金体系はないので・・

老舗のb-mobileにもありました。

SIMの価格はこれだけど毎月の支払いは2780円。しかしAmazonの評価では
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こちらは高速どころか超低速で速度計測もできないレベルと酷評・・・・なんでこんなサービスするんだろう・・

どうすれば格安スマホは本当に格安になるか

答えは簡単で音声通話をしなきゃいいだけの話である。

去年の調査だが

LINEのチャット利用は9割、無料通話利用は7割

で、LINEで無料通話しない人は3割になる。知っててしないのか、知らないのかは不明です。自分の友人周りでもdocomoユーザーはカケホーダイだから電話を普通にかけてくるが、自分はSoftBankの旧料金体系なので自分からは絶対にかけない。基本的に向こうからかけてもらう。www
音声通話はLINEまたはハングアウトです。最近では技術が進歩してほとんど差が分からないくらいになってますよ。

どうしても電話番号にかけなくてはいけないときは非通知覚悟でLINE電話または、ハングアウトダイアラーです。MVNOの各サービス元もこうした電話アプリを用意しているのだが、単に「安い」という理由だけで格安スマホを買う人たちは、たぶん意味が分からないんだと思う。SIMを差し込んだらSMSでダイアラーのダウンロードURLを送り、「音声通話を安くするには電話ではなくてこちらをご利用ください」というメッセージを出せば良いと思います。

データ通信はほとんどしないで音声通話をメインにするなら、いわゆる格安スマホではなくてY!mobileにしておいたほうがまだ安い。1GBのデータ通信だと通話し放題で月2980円。



ただし月間1GBのデータ通信だと、LINEでやりとりがせいぜいで、YouTubeなんて見ようものならあっという間に使い切ってSoftBank系に共通する強烈な速度制限で全くなにもできなくなる。マップはおろか、検索さえもほとんどできないのでガラケーとほぼ同じなんである。

なので、よく分からない人が格安スマホに変えると言う場合、以下のアドバイスをしてあげてくれればよろし

1 通話はLINEの無料通話で
2 電話番号に掛けたいときはLINE電話で
※いろいろあるけどLINE電話が一番親和性高そう。ハングアウトとか絶対無理っぽいし・・

LINEの無料通話とLINE電話を混同してる人が1274万5200万人くらいはいるだろうと勝手に推測しております。だって周囲に聞いても使ったことある人いないんだもん!!
LINEの無料通話はLINEの友人同士のサービスですが、LINE電話は

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ここにいます。世界中どこでもダイヤルで電話番号に電話ができます。

ただし、無料ではございません。
最初にコールクレジットを買うのです。スタンプ買ってるなら買えるだろ。1クレジットが1円です。
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日本国内へは固定電話1分3円 携帯へは1分14円!!!
アメリカへは固定電話も携帯も1分1円!!!

さらにはお店に掛けるときはそのお店がLINE@やってるのと無料になるのだ。いぇい。ただ相手がdocomoの場合のみ、番号が出ずに非通知になるのだ。そんくらいはしかたないでしょ。

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