独自性のある商品ってなにか、考えてみよう

2015年9月4日

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2015/09/02の目次は以下でした

1 airbnb型のビジネスのポイントはどこか
2 老人ホーム仲介業の将来対策は
3 デザイナーやデザイン会社の選考方法
4 BASEってどうやって儲けるの
5 アクセス数の目標はどのくらいに置くべき?
6 ドロップシッピングは儲からない?

で、先週に「独自性の高い商品ってなに?」っていう質問がありまして回答したのですが、本日はこれの拡大版です。

ネットショップが儲かる時代は終わっています

ここ数年、Amazonや楽天に押されて、テレビCMを打ったり知名度が高いところ以外は、オリジナルドメインのショップの売り上げは非常に厳しくなってます。おそらく8割方はかなり売り上げを落としていると思います。ぶっちゃけ、10年くらい前はレンタルカートでささっと作ったネットショップでも、月に数十万〜100万くらいの売り上げはすぐに作れました。

理由はいくつかありますが、まずは
爆増した競合の数

気の利いた実店舗ならだいたいがネットショップもやっている事が多く、無料だったり価格の安いカートで「とにかく作っちゃおう」ということで運営しているところが多くなった。数的には日本だけで数十万の上くらいはあると思う。この中で自社のショップにたどり着いてもらうのは生半可なことではない。特に商品を並べただけでは「中身がない」と見なされて検索に全くひっかからない。

続いて
急激なスマホ化!

スマホで買い物する場合、Amazonや楽天のアプリで真っ先に検索してしまう。Googleで商品を検索するよりジャンルの絞り込みが楽なので(楽天は検索が糞ひどいけど、Amazonも最近は楽天の出品者が攻めてきてキーワードに関係ない商品が山のように出てくるようになって困っている。これってスパムだと思う)、欲しい物が簡単に見つかるし、価格順に並び替えもできます。Googleでキーワード検索するとこうはいかない。

次に
セキュリティ意識の高まり

また、セキュリティ意識の高まりにより、現在では自分の個人情報やカード情報を無名のショップサイトに入力するのは非常に抵抗がある。よってAmazonなどの「信用ある」モールで買おうとするわけだ。PayPalログインやAmazonログインは今後、こうしたニーズの高まりによりかなり有望でしょう。ただし中小のショップではこうした搭載は技術的、費用的に困難のため、そこそこの資金がないと難しいことは間違いない。

かといってAmazonや楽天に出品すると、手数料がかかるし楽天では多額の広告コストが他にかかる。さらに一番大きいのは

他社と同じ商材だと価格のたたき合いになるだけ

ということです。それと、日本ではまだ売ってない商品を見つけてきてAmazonに出したりすると、競合がチェックしていて、最初は自社しか出してなくてもすぐに見つけてきて同じ商材が出てきます。そうするとたたき合いです。
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実店舗であればそうそう何店も比較できないが、こんな感じで一覧にされると上位の低価格でないと絶対売れないわけですよ。楽天も価格比較ができるので、独自性のない商品だと利益率を徹底的に下げるしかない。消費者は嬉しいけどショップ側は消耗戦です。こんな中でドロップシッピングとか戦えるわけがないです。

独自性の高い商品は利益率も高く取れる。そうすると・・

当たり前ですが、オリジナリティのある商材の場合、価格競争がないので利益率を高く取れます。競う必要がないからですよね。利益率を高く取れるならば、商品の質の向上や、サービスの向上、そして新しい商品の開発に投資できます。食っていくのが精一杯のカツカツで消耗戦を戦っても最後は死ぬだけなんですよ。

基本的にわたしがコンサルに入るときは現状に問題がある場合が多いわけですが、改革を行うためには以下の2点を行うケースが多いです。

お金の無い顧客から、ある顧客への入れ替え
そのための独自性の高い商材やサービスの開発

もちろん、これをどのように広めて知名度を高めていくかが重要なファクターです。ですがそのためにも内容を変えなくてはならないわけですよ。

差別化された独自性の高い商品はどのようにして購入されるか

これを自分の例で説明してみますね。

自分は子供の頃、父親の仕事で新潟県直江津市(いまの上越市)という所に住んでいました。田舎なので夏になると農家のおばちゃんがスイカとか、プリンスメロンを担いで売りに来ます。その中に「モチ」のトウモロコシっていうのがあったのです。穀物には「モチ」と「ウルチ」という種類があって、米にもあるわけで、普通のご飯ついてもモチにはなりませんが、餅米をつくと餅になります。トウモロコシにも「モチ」があるんですな。

で、子供の頃、たまにこれがあると買ってもらって茹でで食べた。もっちもちの食感なんです。これがずっと忘れられなくて、mixi時代には「モチトウモロコシ」のコミュにはいってました。会員数たしか5人くらい。日本ではもうほとんど作ってないとわかりましたが、ここで教えてもらって種を買いましたけど畑がないから撒いてません。www

写真_edited-1
ずっと飾ってありました。
で、先日のこと、「ここまでネットが普及したんだから、どこかで売ってるかもしれない」と思って検索したら、なんと数軒の農家が直売しています。いまがシーズン。日本では10軒くらいの農家しか栽培してないのだそうな・・・・病害虫に弱く、育てるのが大変なのだそう。当然、即購入ですよ。

6本で送料込みでなんと3168円!!

1本当たり500円以上!!!スーパーで1本100円で甘いトウモロコシが買える時代にですよ!!
皮むくとこんな感じ

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まるで葡萄のような色・・・子供の時の記憶が蘇る・・・www
ちなみにウッディコーンとか色だけ茶色のヤツはモチじゃなくてウルチです。

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茹でると色が薄くなります。

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いただいた感想です。たしかにモッチモチの食感です。ですが

ふるさとは、遠きにありて想ふもの

で、ございました。www

このように、独自性があり、他では買えない商品やサービスなら、本当に欲しい客は探し回って高い価格でも買ってくれるのです。なるべく参入障壁が高く、ほかではなかなか真似できないものでないといけないわけ。たとえTPPで競争が激化しても、こういう独自性を打ち出せるところは生き残れるし、そうでないところは負けていきます。農家でなくて一般企業も同じです。要は「顧客はどんなものを求めているのか」という顧客視点という名の想像力を持っているかで勝負は決まっちゃうんですよ。

Amazonでもち麦は売ってた!!

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