自分の身を守りたければ、まずはFacebookのオバカ友人を整理すべし

2012年4月24日

サーバ移転のため、更新がしばらくできませんでした。もう書きたいものが溜まっちゃって・・。でもって有料メルマガの会員が思ったより集まったため、スペックの高いカゴヤの301という専用サーバのコースに移動しました。処理が早いので表示速度が計測値で以前のサーバの約半分くらいになりました。本日の13時にDNSを切り替えたので、まだこのページがNot Foundになってる方はあなたのプロバイダのネームサーバの更新が遅いんです。って・・見えてない人にこんなこと言っても意味ないが。

さてメルマガ第1号は月曜日には配信。初回は1 小さな学習塾が大手に対抗するためには 2 アフリエイトサイトはどうしたら儲かるか 3 販売サイトにスマホ対応は必要か 4 スマホ向けアプリ開発は儲かるか の4つのご質問にお答えしました。配信後でも申し込むと最新版が送られるようです。読みたい方はいまからぜひ。(広告モードおわり)

で、本日は・・・以前から何回も書いていたあの件。Facebookの登録者が増えるにつれてさらに被害が拡大中。最近もこんな仰天事実が起きています。

「知らない人に勝手にめちゃくちゃ友人申請しまくっていた!!」

さらには

「知らない子持ちの×1の方に誕生日に花を贈っていたらしく、♡のお礼メッセージが来た。ヤバイ!!」
※子持ちの×1の方、すみません。でも若い女の子だとそもそも返信来ないので事実をそのまま書きました。創ってないのです。

という、笑えるのか笑えないのか分からないものまであった。が、両名とも自分ではアプリなんてやってなかった。ココがミソ!!
悪友があなたのアカウントを知らないうちに乗っ取って、勝手に友人申請出しまくっていたという可能性も0ではありませんが、これらの大半はおそらくはFacebookの友人がスパムアプリに感染したのが原因と思われます。知らない人から友人申請が来る場合、相手が感染してしまって出してる場合もあるわけですから承認したら自分も感染ですわ w

自分はアプリなんてやってないから安全?? 全く関係ないのです。最近の邪悪アプリは、友人がやるだけで自分の情報をブッコ抜いているのです。発見されたのは氷山の一角で、実は多数の同様のものも存在すると考えられます。アプリの友人との共有範囲を全く無しにしていたのにやられていたケースもあり、どうやってるのかは不明。まあ架空IDがアナログで手で個人情報抜けば友人まで公開にしているメルアドとかは取れますからね。

以前、「緊急警報!! 昨日からFacebookに恥ずかしすぎるエロウイルスが爆増中」というエントリで書いたのは、とあるエロ系Facebookページにいいねを押すと、ナニもしなくても自分はおろか、友人のウォールにまでエロ画像を投稿してくるわ、知らない間に友人欄にエロ架空IDの友達まで作ってしまうという恐ろしいヤツだったが、中国語と英語が中心で、日本人を狙ったものではなかった。

しかし、いま全盛なのが、「日本人まとめて個人情報ブッコ抜き」型のスパムアプリなのだ。

Facebook素人がやりまくるカンテイアプリ。これを装った「あなたの名前は何を意味する?」という有名なスパムアプリがあります。このアプリは本人の情報だけでなく、友人の好みや位置情報までブッコ抜きます。そしてこれと同じ作者では無いかと言われている「僕の友達について」はさらに上を行き、やった本人のメルアドはおろか、写真や位置情報、友人の好きなものからほぼ全て、盗めるものはなんでもブッコ抜いていきます。おそらくブッコ抜いたメルアドは個人情報は売られたり、悪用されたりしているはずです。このアプリの設置先はウイルスソフトで警告が出ましたが、次々にサーバを変えては回避しているようです。


登録するとこれだけの情報をブッコ抜くわけで、普通は許可しないのですが、分からない人はやっちゃうんだよね・・・

いままでは自分さえ気をつけていれば良かった。しかし今はそうではない。Facebookで友人になっている1人が「馬鹿カンテイマニア」だとすると、必ず面白そうなのには手を出すだろう。そうするとスパムアプリは馬鹿をハブにして凄い勢いで周囲の個人情報をブッコ抜き回っていく。対処方法としては「アプリをブロック」という風に言われるが、招待が来ないとブロックするわけにもいかないので、その間は抜かれまくりでしょう。つまりブロックは感染した自分が心を入れ替えて真人間に戻るのには役に立つが、事前に自分の情報を友人経由で抜かれることには役に立たない!!(はず?)

こうしたスパムアプリを広めていくのは簡単で、感染した架空IDをたくさん作って友人申請しまくって広げていけばいい。悪人さんたちは当然、もうやっているでしょう。Facebookにはいまだに架空もしくは実在の人物を装った系、怪しげな情報商材系詐欺師のIDの友人をたくさんぶら下げて友人数数千人という方がけっこういる。自分は感染しても自業自得だが、他の友人全部の個人情報がブッコ抜かれるわけで、こうなると

Facebookでは馬鹿は立派な犯罪

と、いうことになる。

こうした極悪系スパムアプリから身を守るには、上記のように「アプリをやらない」「アプリをブロック」では全く不十分である。重要なのは「個人情報を抜こうとしている奴らがわんさかいる」ということで、アプリだけ気にしていればいいという問題でもないからだ。しかもどんどん新しいスパムアプリや手段が登場している今、自分を守る手立てはひとつしかない

1 カンテイ&アプリ大好き馬鹿友人は、たとえ仲が良くても切る
※切るのがイヤならこのブログ読ませて心を入れ替えさせる

2 知らない人と友人になりまくるヤツは切る

千人以上の友人がいる場合、架空IDが1人も付いていなかった例を私はほとんど知りません。ということは、異様に多い友人を持っている人は友人管理の脇がめちゃくちゃに甘く、スパムアプリに感染する比率が非常に高いということになる。友人が異様に多くてその中に架空っぽいIDのがいる人とは絶対に友人にならない。なっていたら速攻で切る。

3 友人を整理して会ってない人、よく知らない人は全員切る

4 基本的なことですが、変なリンク踏んだか!! と思ったら速攻でパスワード変更

※Facebookで就活のために友人を500人から一気に1500人にしたとテレビで語ってた学生がいたと噂ですが、いまやリテラシー高い会社なら絶対に採用しないと思うので念のため。

IBMのセキュリティの専門家の守屋さんのFacebook本がオススメ

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