楽天がケンコーコム買収!! 楽天に出店している同業数千(万)社は平気なのか?

2012年5月17日

知らない間に楽天さんが大人買いしまくってました。
Pinterestをどうやって楽天のサービスと連携させるのかはちょっと?ですが、ケンコーコムについては業界に物凄い激震が走ったことでしょう・・・と思いましたけど、私のクライアントで出店しているところがあるので震度6くらいは来ているかと思いましたが、訳が分かっていませんでした。えっ、みんなそう??

楽天については、ウザイくらい来るメルマガが有名ですが、商品を買うと、もれなくドサドサといろんなメルマが来ます。Gmailで確実に迷惑メールに入るところを見ると、どれだけたくさんの人がスパム指定しているのかという感じです。

わたしの 27インチのモニタでも縦で1/3しか入りません。どれだけ出してるんだ的な・・・・

で、先のことは分かりませんが、ケンコーコムを買収したということで、「楽天ドラッグ」「楽天ヘルスケア」あたりに名前が変わったりすると、昔、楽天ブックスが始まったときと同じように、ケンコーコムの競合となる店舗で買った客にもそちらのメルマガが送られるわけですよね? 楽天からのお知らせっていう形で。

ちなみに「美容サプリ」のジャンルだけで1835店舗あり、トップはケンコーコム。「美容コスメ」で5000以上あるから、楽天の出展社にケンコーコムの競合は1万くらいはあるかも・・。でもって今後は・・・

モールのサービスの母体の楽天自体が
このお客さん達の競合になるわけだな

自分たちが楽天に高い広告費を払ったりアフリエイトのコストを払って集めた顧客リストに、楽天さんは自由に楽天からのメルマガを出せます。楽天さんの言葉を借りると「楽天で買い物されたお客さんは楽天の客であって個々の店舗の客ではない」わけですから、最近では、買い物した人のメールアドレスさえ教えて貰えません。でもケンコーコム=楽天なら、楽天のお客さんに自由にメルマガ出していいのです。
(上記の言い分はしかし、かなりおかしいと思う。もしそうなら、楽天が各店にFacebookページを始めさせてコマースをやらせた場合は、そこで得た客は楽天に来た客では無い=楽天の客では無い訳で、個別の出店社に顧客データを渡すべき)

出店している方達が払う出店料やマージンが、競合であるケンコーコム(楽天ドラッグになるかは分からないけど)に入り、自分たちが集めたお客さん達にバリバリと営業かけるわけで、まあ言うなれば数千の同業他社さん達は「鵜飼いの鵜」。いい方悪いが搾取する側とされる側、地主と小作人。本国と植民地。かといって楽天出てショップ作っても客呼ぶのが大変で全く売れないことも多く、出るに出られない状況。つまり羊飼いに最後は食われることは分かっていても、1人では生きていけない羊みたいなものです。

自分的にはたとえ小さな畑でもいいから、小作人じゃ無くて自分で畑持ってる方がいいな、と思うんですけどね。

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