スマートウォッチがもっと普及するための「無いと困る」キラー機能とアプリにつきまして。

2016年11月24日

最近、急にInstagramに広告が多出するようになった。それはビジネスモデルだからいいのだが、どうにもこうにも審査が甘すぎて、インチキセミナーとか詐欺的商法、糞アフィリエーターなどのインチキ広告が満載。かつてはFacebookも偽ブランドやマルチの広告がたくさん出ていたが、通報によって駆除された。Instagramは20代女子がメインで社会経験が乏しく、騙されやすい。対応をせかすためにも危ない広告を見かけたらもんなで通報すべしです。

さて、スマートウォッチに対する不満を整理してみる

さて、今朝は、最近いろいろ書いてますスマートウォッチ。わたくし、仕事でもないのに身銭でスマートウォッチを買い続けてはや3年です。
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しかし、現状の認識はこんな感じ。昨日Facebookに投稿した。

スマートウォッチは、 GarminやRipcurlなどの独自OS物は、そもそもこういうアプリを使いたいからという思想で最初から設計されているから使いやすいのは間違いない。ワープロと同じだ。ただし拡張性がないから過渡的なデバイスになる。

ところがAndroid WearもApple Watchも「入れ物作ったからあとは勝手に」で、万歩計くらいの機能しかデフォルトにない。「スマホの通知ができるから便利」って、ユーザーに「通知して欲しい」というニーズがあるのか。少なくとも自分にはないからバッテリーの無駄遣いなので切った。Androidはまだデバイスメーカーが専用アプリ開発して自社製品に載せられるからましだが、Nixonでもまだまだ使い物にはほど遠い。NixonのMissionアプリはほとんど機能が無いに等しい。

スマホかPCなら元々のマーケットが大きいから入れ物だけでいいが、ユーザーが多くないデバイスはそれだと普及しない。ゲーム機だって任天堂もソニーも最初に自社ゲームを出してきたから普及した。AppleもGoogleも「このアプリ使いたいからスマートウォッチ買う」くらいのものを自社で出してこないと本格的に普及しないと思うんです。PCだって同じで、はじめに使いたいソフトがあるから買うわけで、本体買ってからソフトは何入れようかなんて奴はいないでしょ。スマホもデフォルトでメールとはブラウザという、スマホならではのが入ってる。VHSビデオだって「エロ」というソフトがあったから世界中で売れた。

大事なのはハードではなくてソフト!

Apple Watchのテレビコマーシャルでサーフィンのシーンがあるが、海では時計の機能しかないんですよ!着けて入るわけない。2000円ので十分だ。
スマートウォッチのキラーアプリの必須条件は、スマートウォッチでしか実現できないものでないとダメ。スマホを持っていけないか、開けない状況でつかう。スマホでいいのにわざわざスマートウォッチ買うのは私とか好き者だけです。

なぜスマホはここまで急速に普及したのか

スマホが登場する前。モバイルノートを持っていてもWi-Fiを探して回らないと大事なメールもチェック出来なかった。ソーシャルの投稿もレスも同じだった。その後Wi-Fiルーターが出てきたが、運用にはかなりお金がかかった。2011年の9月にポケットWi-Fiを買ったエントリー書いてるけど、あれからまだたったの5年です。

iPhone3Gが出た時は飛びついて買った。当時は日本では買った人は少なかったが、これでメールチェックが外出中でもできると思うと嬉しかった。ただ、当時のソーシャルのメインはmixiで、スマホのアプリ対策がかなり遅れたのがFacebookにやられた原因じゃないかと思う。iPhone3Gの小さい画面のスマホのフルブラウザでは文字チェックがやたら面倒だった。

仮にスマホがドンガラの入れ物だけで、万歩計しかはいってなかったら果たして普及したのか。するわけなかったでしょ。iPhoneもAndroidもメールをチェックしたり、ブラウザもはいっていたし、ショートメールも対応していた。だから「外出中にもPCの6割くらいの機能を使いたい」という欲求が満足されたし、いまやスマホは手放せないものになったわけです。

ではいまのApple WatchやAndroid Wearはどうかというと、別になくても平気なわけです。


本田さん、普段はスマートウォッチ使ってないじゃんかよう・・。一緒に飲んだ時に確認したぞ。もっとかっちょいいメカニカルなブランドの着けてたくせにぃ。つまり本田さんにとってスマートウォッチは「なくてはならないもの」「手放せないもの」じゃないってことざんしょ。

スマートウォッチがなくてはならないものになるために

さて、ここまで書いてきましたが、Appleの人とかGoogleの人は聞く気はないだろうがとりあえず大枚はたいたユーザーとして書く。
不肖私が提案するマーケティングの考え方です。
まず、スマートウオッチがスマートフォンと違う点(有利な点)について整理することが必要です。
考えられるのは2点しかない

1 スマホを持っていけない(出せない)場所に持って行ける
2 肌に密着している

です。1については「激しい運動」「ウオータースポーツ」という使用用途が考えられる。となると、いちばんニーズがあるのは「カメラ」だと思うわけです。いままで何度もエントリーに書いた。

スマートウオッチ+カメラ

GoProをはじめとするウェラブルデバイスは、「セルフィ(自撮り)」と、「視線」用に設計されている。しかし「視線」というのは実際には車のドライブレコーダーみたいなもので、プロ級の人が装着すればそれなりのが撮れるが、素人だとドライブレコーダーと変わらず、延々と退屈な動画になる。実際には使えたもんじゃないです。

で。「セルフィ」だが、実際にはこちらもプロでない限り、あとで自分の動画を見て愕然とする羽目になる。意外とニーズがあるのが「他撮り」で、友人を撮りたいわけなのだが、GoProなどはあまりに広角すぎて他人は撮っても豆粒です。かなり寄らないと写真になりません。 GoProで撮って貰った私の写真。2メートルくらい横からなんですが。

Some day Osaki photo by junior #japan #surfing #morning #gopro #takeoff

Isseki Nagaeさん(@isseki_nagae)が投稿した写真 –


要するに現状のウェラブルカメラでは一緒にサーフィンしたりスノーボードしている友人は撮りづらいわけです。他撮りをしようとしてウェラブルカメラ買ってできないことに気づいて埃をかぶってるユーザーも多いはず。自分もそうだ!!

そんなわけで、100メートル防水のNixon Missonに(超広角でない)カメラがついていれば、海や山で他撮りすることができ、波情報や雪情報みたいにスマホで見れば十分なものをわざわざ時計に送って自慢することもなかった(しかもスタンドアローンでは更新もできない)。GoProのマーケットをかなり食ったはずだと思うとモッタイナイです。
ちなみにCMRKっていうAppleWatchのベルトにカメラが内蔵されていていつでも撮影できるヤツは予約しました。防水じゃないのが残念ですが、これでランニング中に思い立ったら動画が撮れます。AppleWatchがモニターとなります。自分が欲しかったのはコレだ。
こんな弱小メーカーにも作れるんだから、Appleや他社メーカーは防水のをお願いします。
powerful-polished-precise

次に「肌に密着している」というのは、スマホにはないスマートウォッチの特性です。だから心拍数を計測できる。
だからこういうキラーアプリも作れるわけですよ。

2 心拍数を利用した使えるアプリ

1 好みの異性がいたら心拍数の変化でそれを捉え、相手も同様に心拍数が上がったら、互いに通知するアプリ。スマートウオッチが勝手に相互告白してくれるぞ、おい!!!
引っ込み思案でも彼女、彼氏が作れる・・・・・。かなりヒットするんではないか。このアプリ使いたくてスマートウォッチ買うヤツもいるだろ、たぶん・・・

2 あがり症対策アプリ。心拍数の急な上昇を察知すると、心を落ち着かせる振動(誰か研究してよ)とかを発振して、落ち着くように対処してくれる。これができたら世界中のあがり症が涙する!!

3 体温センサーは必須だろうが!!

で、さらにスマートウオッチには「体温センサー」を装備してもらいたい。これはスマホにはできないからだ。
体温センサーはこんなやすっちいのにも搭載されているから、普通にできるでしょう。

これで

1 発熱察知アプリ

※風邪の引きかけがすぐわかる。また、熱が引いたかもね
これで運動中の脱水症状とかも計測できるぞ。もちろん低体温症にも!!

2 妊活アプリ

妊活女子向けで、体温計測していまが必中というアラートを出す。どうしてもの必要感あるし!
いまが必中というアラートは旦那のスマホにも送られ、旦那はその日は飲まずに速攻で帰る。ww

など、いくらでもできるではないか!!!
スマートウォッチがちゃんと浸透するには

スマホではできない機能を装備

がキモなのです。スマホの子機としてではなく、「これがないと困る」という機能がついてこそ、それを使うユーザーが増える。ドンガラ創ったからあとはデペロッパー頼むよということだとだめなことくらいわからんか。

で、巨匠スティーブン・キングが凄いと言っていたシャーリィ・ジャクスンの短編集がKindleの日替わりセールに登場。もちろん速攻でゲットした。

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