永江一石のITマーケティング日記

他人の時間を自分の一方的な都合で拘束することに抵抗がない人たちについて

2016年8月25日

昨日、メールをチェックしてましたら・・・

テレビ出演のオファーがきた話(更新中)
とあるアラ子
スクリーンショット 2016-08-25 8.27.45
ご本人から許可を得て使用してます。続きはnoteで

というのが流れてきました。
リンク先は漫画なのでぜひ見ていただきたいのですが、テレビ局から出演のオファーが来て、意気揚々と出かけていったら担当の人はテレビ局の人じゃなくて、しかも漫画も読んでなくて・・・・という、読んでるこちらも腹が立ってしかたないレベルの話です。テレビ局ってこれだからイヤなんだよね。

で、わたしもテレビ局ではないですが、いろいろ近い経験があります。

1 仕事を依頼したいというので出かけていったら「競合プレゼンに参加してくれ」だった

そんなことしてまで仕事要らないし、こういうところは見積もりが安いほうに高いほうのプランだしてやらせるとか普通だしね

2 呑みましょう、おごりますというメッセが知らない人から

仕事の相談をしたい感満載。飲み代くらいで誤魔化されるかっての。わざわざ飲みに行くのも最高に面倒くさい

3 ご相談したいことがあるというので出かけていったら本当に相談だけだった大企業

大企業でよくこういうことやるよね。

ということで、以前こういうブログを書きました。

「とりあえずお会いしたい」はすべて有料にしたら、仕事の効率がものすごくあがった話

本日も1件、有料のスポットコンサルティングがはいってます。この件はブログの上のメニューに「仕事のご依頼について」というところにも明記してあります。

で、ほかに多い問い合わせとしては

1 当社をブログで取り上げてもらえないか
2 当社の商品を送るのでブログで書いて欲しい

みたいなのも良く来ますが、取り上げるかどうかは自分で決める自由があるわけで、1000円とかそこらのiPhoneケースくれてやるから記事にしろとかおかしすぎる。1については海外からもけっこう来る。で、自分がとりあげようと思わないのにとりあげる場合は、それはネイティブ広告としてタイトルに「PR」とつけて書くこともあるわけで、それもリンクにしてあります。上の方の「広告について」です。

これらを記載してからは、問い合わせの件数がガクべりしました。海外の人は読めないのかまだ来ますけど、日本からもまだ来るのです。

他人の時間を拘束するのに抵抗がない人たち

昨日のことですが、こういうメールが来ました。

突然のご連絡失礼致します。
お世話になります。××の××と申します。
弊社は××のサービスを提供している企業でございます。
https://
この度、サービスをより活発化させようということを狙いページトップの一新を計る予定でございます。そこで今回、ご案内、ご相談のためにご連絡させていただきました。もしよろしければ、一度お伺いさせていただき、お話させていただけませんでしょうか。何卒、よろしくお願いします。
以下、××に関する参考資料です。
省略

これだけ見ますと、なにやら仕事の依頼にも見えますよね?
サイトのリニューアルのコンサルティングかなと自分も思いました。しかし返信したらメルアドが間違っていて戻って来た(呆)のでわざわざURL叩いて相手のサイトに行き、問い合わせフォームから

「ご相談は受けますが、スポットのコンサルティングになりますよ」と回答したところ

弊社としては、私達のサイトを永江様のブログで取り上げてくれないか。ということで今回連絡させていただきました。なので、そういったことは可能なのかということをお伺いしたいのですが、そちらの方はいかがでしょうか。

久々の地雷来た!!!

かなりムッとしたが、「ブログにも書いているとおり、有料ですよ」と言う感じでだいたいの金額の返答をしたところ、驚いた様子で「この度の件につきましては一度保留ということでお願いさせていただきます。」という返事が来たので

二度とメールしてくるな

と、お返事させていただきました。いずれそこのサービスもdisりたくなった気分です。

こうしたメールは企業にとって完全な逆効果

さて、みなさんはこうしたメールを出してアポを取り、忙しいこちらを無償で拘束することをどう思うでしょうか。当たり前の話ですが、他人の時間は有料なのです。間違いなく。

実際には世間には良くある話で、仕事だよ的な話をちらつかせ、プランとかアイデアだけを出させて「ありがとうございました」と引き取らせる話は良く聞きます。「アフィリエイトによる提携のご相談」メールを送ってくる渋谷の会社は有名で、微妙に釣るような文面でブロガーにメールを出してきてわざわざ会社に来させ、言う内容が「当社のサービスを無料で紹介してくれ」だそうな。まさしく

フザケンナ

なのである。昔、Boseの部長が訪ねてきてこれやった話は実名入りでエントリーに書いたが、昔と今が違うのはネットが普及していることである。自分みたいな人間は、こうしたことをされればブログにもソーシャルにも投稿する。今回実社名を出さなかったのは一応大人だからなのだが、自分の中の印象は最悪なので、ことあるごとにネタにするだろうし、なにか事件が勃発すれば「そういえばあの会社、昔こんんなかんじで」くらいは書くだろう。知り合いの投資家から「××って企業のサービスはどうかな」と相談されれば「あんな会社はろくでもないから止めた方がいいですよ」くらいは言う。間違いない。

繰り返すが、他人の時間を拘束するということは、「他人をただ働きさせる」と同義語である。メールで訊けば門前払いされるからとにかく会いに行けば・・・みたいなのは自分の都合でしかない。テレビだって、とあるアラ子さんに対しての対応をしていればこのように漫画に書かれてブーメランで大炎上する。

ひとこでいうなら

この時代、思わせぶりな「釣り」は逆効果

ということになりますかね。

テレビ局のみなさんはこれは読んだ方がいいですよ。

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