永江一石のITマーケティング日記

自分の本当の価値や資産に気づいていない地方にひと言言いたい

2017年10月20日

地方の高齢化と人口大減少が顕著になり、秋田県とか人口半減まで秒読みで、秋田市内に6年ぶりにマンションができたって秋田の新聞に出るくらいで、東京に住んでいると想像できない。

4月1日現在の秋田県の人口が100万人を割ったことが12日、各市町村への取材に基づく秋田魁新報社の独自集計で分かった。県が先月下旬に発表した3月1日現在の100万4310人から4667人減り、99万9643人となった。県人口が90万人台となるのは1930年以来87年ぶり。56年の134万9936人をピークに減少基調に入り、近年は毎年1万3千人程度の減少が続いていた。

出典
つまり秋田県の人口は1930年レベルになってるのです。

これは首都圏とか超有名な観光地をもつ地域は除いて、全国共通の悩みでもある。いまのままでは地方からどんどん人が減って税収も無くなり、ゴーストタウンと高齢者が亡くなって荒れ果てた田園やぼろ屋ばかりになる。ゴースト商店街ならぬゴースト村、ゴースト町になりつつあって、自分のサーフィンに行く房総あたりでも農家の空き家率が半端ない。火事にもなってる。

この危機をなんとか打破しようと「地方再生」を掲げて地方は頑張ってる(全然頑張ってないところもたくさんある)わけだが、正直、頭の切れる人材は首都圏に出てしまい、残ってる朴訥で素朴なみなさんは、実直に働くことは得意でも、マーケティングのセンスもないし戦略的な動きもできない。で、どん詰まりになってる。自分の生まれ故郷の新潟の某市など、これだけふるさと納税で稼いでる地方自治体があるのに市長が「モノで釣るのは本位でない」みたいなことをいって頑としてやらないという。

もので釣らないで成功している自治体があることもしらない

単なる不勉強、または無知でしかないと思うんです。これが首長だとかなり厳しい。昔からのしがらみでずっと同じ首長で、全く進歩が無くて衰退しているばかりの市町村も多いと思うのだが、住民も自業自得だと思います。自分でゆっくり死んでいくことを選択してることに気づいていない。

モッタイナイことに気づかない地方自治体

ひとつの例があります。
自分は種子島が好きで年に何回も行ってるのだが、離島便が取れない時は鹿児島港から高速船で行くわけです。空港から鹿児島市内まではけっこうあるので高速バスで移動するとその景色に目を見張ることになる。

Instagramに投稿しました。

1950年代かっ!!!

いやあ、日本広しといえども、こんな景観が残ってる街並みはほとんど見たことがない。小樽だって見る陰もない。まさにビンテージルックなわけ。
自分が市長なら「50年代の街」として「三丁目の夕日」の続編の撮影場所として誘致したり、戦後の街並みの撮影にはクルマさえ揃えれば実写でいける。
この景観を活かして「ビンテージ祭」とか「50年代カーニバル」とかなんでもできるじゃないか。

で、鹿児島の市長ってどういうひとなのかなというと、
昭和49年4月 鹿児島市勤務
平成11年4月 鹿児島市財政部長
平成13年4月 鹿児島市総務部長
平成16年4月 鹿児島市総務局長
平成16年12月 鹿児島市長(1期目)
平成20年12月 鹿児島市長(2期目)
平成24年12月 鹿児島市長(3期目)
平成28年12月 鹿児島市長(4期目)
もうずっと鹿児島一筋・・・・・

この景観がどれくらいレアでどれくらい価値があるものか、分からないと思うんですよ。

西鄕どんはそれほど人気にならないと思う

実は今、鹿児島では来年のNHKの大河ドラマで「西鄕どん」やるので、これで観光客がどっとくると思ってます。が、正直、多少は来るだろうが、それほどブームにはならないと思うんですよ。

幕末のヒーロー、坂本龍馬

クールだけど情熱的。しかも剣の達人

勝海舟

両方ともイケメン!!!!

西鄕隆盛・・・・・

コメント回避!!!!

ルックスは別にしても、西鄕どんがなにしたひとなのか、幕末マニアでも無い限りみんな知らないのが難。坂本龍馬は明治維新の立役者だが、西鄕どんは明治維新のあと、「征韓論」を主張して、武力で韓国(朝鮮)を制圧すべしみたいなのであった。ラストサムライでは西鄕どんがモデルというが、全然違うのである。

実際には西鄕どんは自分が韓国に出向き、自らテロによって殺されてそれで日本軍が侵攻するみたいなのを想定していたが、元の仲間たちは「いまは明治政府はできたばかりでそんなことしている場合ではナイ。国力と軍備を増強して外圧に備えるべき」という主張で対立。西鄕どんは部下を引き連れて鹿児島に戻り、クーデターを起こすものの、軍備を増強した政府軍に大敗して敗走するのである。薩摩人は西鄕どんがクーデター起こしたときには1人として負けると思っていなかったらしい。田舎なんです・・・・。

つまり、「平和が大事」「他国の侵略とかひどい」という現在の価値観には全く合わない。NHKが西鄕どんを放送したら韓国がまたさわぐんじゃないか的な人なのです。NHKがどんな内容で放送するのかしらないが、果たして女子が西鄕レスになるかと思うと、どうもそんな感じがしない。薩摩人が西鄕どんに抱く感情と、江戸っ子が抱く感情は違うわけですね。江戸っ子は大きな顔して江戸に乗り込んできた田舎の薩摩の兵隊に対していい感情ないもんな。浅田次郎の小説読んでください。

なにをいいたいのかというと、瞬間風速にすぎないNHKのドラマに期待するより、そもそも自分の自治体が持っている本当の資産に気づけよということなんです。でないと本当に終わっちゃうよと。ずっとその地方にいる人にはそれがわからない。だからUターン組をもっと重用した方がいいと思うわけです。田舎だとUターン組は「チャラチャラしやがって」みたいにいわれがちだが、都会で頑張ってる出身者をヘッドハントして引っ張ってくるくらいのやる気が無いと、せっかくいいものがあってもダメだと思うんですよねぇ・・・・

これは、西鄕どんが贔屓の著者が「そんなひとじゃなーい」という主張の本です。

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