SoftBankの無料牛丼に並ぶたくさんの人たちと我々の違いについて

2017年1月6日

実は昨日から、わたしのKindle本が月変わりセールで35%オフになりました。
この間出た面白編と対応するビジネス編です。すっごい文章量なので読むのに時間はかかりますが、227円なのでぜひこのチャンスに。

さて、水曜日にメルマガを配信したんですが、noteは2017年版のマガジンに移行してますので、年間購読される方はこちらからお願いします。1号ずつ買うと108円×55回なので、3980円のマガジンのほうが絶対にお得。新しいのが出ると自動で追加されますよ。

で、一昨日のメルマガに書いた内容が、自分でもなかなか面白いので本日は拡大版にしてお届けしたいと思います。クビをぶんぶんと縦に振りながらお読みください。


「高須先生と同じく、自分は飯食うのに絶対並ばない。無料だからって吉野屋とかドーナツ屋に並ぶなんて蓮舫が首相になるくらいあり得ない。震災がきたら炊き出しに並べないので餓死する予定」
とわたしがFacebookに投稿したことについてのご質問です。

私も並んでしまう意味が全くわからないのですが、300円程度がタダになるだけで並んでしまう消費者心理を紐解ければ集客に活かせるのでは、と考えています。しかし、全くわからず「タダだからって集まるバーゲンハンターを集客する必要はない」と思考停止してしまいます。ひょっとしたら、何か実際の有益な集客に活かせるヒントが眠っている気がして仕方ありません。あんなに大勢の人を実際に動かしているわけですから。永江さんの見解をお聞かせください。

わたしは絶対に並びませんが、牛丼屋の長蛇の列はこの目で見ました。この並んでいる人たちには大きく分けて2種類あると思います。

話のネタに派

世の中の行列の多くはこれのはず。代表が新型iPhone発売時のAppleストアでの行列。うまくいけばテレビにもでられるし、「Apple大好きな自分」が体内で醸成されて自己満足度100%!!!

しかしこちらは「金を払うため」に並んでいるわけで、ただでものがもらえるから並んでいるわけじゃありません。もちろんAppleストアに並んでいる中にも「行列が大好き」というみなさんはいると思うので、こういう人たちは牛丼に並ぶかもしれませんな。

金がないのか??それとも・・・

iPhone6の発売日には、中国で転売ヤーにアルバイトで路上生活者が駆り出されて大量に並びましたが、あの人らはただで牛丼を頂けるなら何時間でも並ぶと思われるが、そもそもスマホは持ってないだろう。今回の疑問は

そもそもSoftBankと契約したスマホを
持っている人たちがなぜ並ぶ??

ということなわけです。本当に極貧ならスマホ自体持ってないだろうし、利用料金も滞納しちゃってるだろうから「食うに困ってる」訳ではないと思います。しかしもちろん裕福ではなさげ。

わたしはというと100%並ばない。もちろん誰も並んでない状況があれば話のネタに食うかもしれないが、吉野家に入るときは昔から「特盛り+タマゴ+おしんこ+味噌汁」で並は頼んだことない。むかーし、リクルート時代に某有名コピーライターさんと一緒に吉野家に入り、氏が牛丼と牛皿を頼んで牛丼にさらに牛皿をかけているのをみて「カッコいい。自分も将来ああなりたい」っていった同僚がいたが、それを実践している。ww 立ち食い蕎麦屋では天ぷら+タマゴだし、ラーメン屋では何でも乗せだ。つまり「素」の並は食べないのを男の矜持としている。なんというレベルの低い矜持!!

そんな自分だから、並一杯もらうのに数時間並ぶとかあり得ないわけだが、ここで「お金」にたいする価値観の大きな差があると思うわけです。何度も書いているのだが

お金はもらうもの?

または

稼ぐもの?

の認識の差です。

どういうことかと申しますと、
【1】「金は稼ぐもの」と考えている人は、380円のものをもらうのに2時間並ぶのは採算が合わないと感じる。この2時間があれば他のいろいろなことができる。ひょっとしたら新しいビジネスを思いつくかもしれないし、ソースコードの1本も書けるかもしれない。メルカリに3点くらい出品できるかもしれない。そしたら380円どころじゃないほど儲かる。本が一冊読めるかもしれない。2時間を「待つ」だけに使うことが非常にもったいないわけ。

ところが
【2】「金はもらうもの」と考えている人にとっては、2時間なにもしなくてもどうせ一円にもならないが、並べばとにかく380円分はもらえるわけだから、とにかく並ぶ。2時間テレビ見ているだけでは1円にもならないが、並べば380円は得をする。学生とか小遣いもバイト代も限られている中で、380円も惜しい。素敵な奥さんタイプか。自分なら1円2円の生活切り詰めるより働くわ。

どうです、この分類方法。当たってませんか?
まあ10年も経ったら、1と2の生活レベルはかなり開いていそうだが、人の人生だからほっておけ、ですな。

そんなにお金が無いのにどうしてSoftBank?

さて、一番不思議なのは、380円の牛丼に並ぶほどお金がないのに、どうしてSoftBankを使ってるのかと言うことだ。

2015年9月以降に買ったiPhoneなら、半年待つとSIMロックを解除してくれる。モデルで言うとiPhone6s以降です。ショップだと3000円かかるけど、マイSoftBankからだと無料。やり方はこちら
もちろん2年縛りなら回線自体を解約したら解約手数料は取られるが、データ定額ミニ2GBでも月3500円くらいは払っているのが、DMMモバイルあたりにしておけば月1280円だ。毎月の差額は2000円以上。牛丼なら毎月6杯食える。iPhone6s以前の機種ならSoftBank回線のMVNOのHitスマホならSIMロック解除しないで使えるでしょ。月3GBで1980円だった。

格安SIMサービスの利用率は14.7%、契約プランは音声プランが53.8%、データプランが46.2%

あれだけコマーシャルを流しているのに、まだたったの14.7%。しかもその多くは自分のようにメイン機はキャリア、サブ機やタブレットなどで格安SIMという人のはずで、メイン機が1台でそれを格安SIMにしている人は決して多くない。MMD研究所の調査では格安スマホに切り替えない最大の理由は「なんか不安だから」みたいな感じ・・・・アホですか・・・

不安なら調べろ!!!

調べるのも面倒。だったら多少高くてもこのままでいいやと思いながら300円の牛丼やドーナツやアイスに並ぶ。そんな「情弱は搾取される」が具現化しているシーンを金曜日には見られるわけですな。

池上先生の宗教本。なんて月替わりセールで399円だ、もってけドロボー。牛丼とほぼ同じ価格だぞ。

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