民進党にはマーケティングセンスが足りないというか、無い!!

2017年4月20日

民進・結党以来最低の支持率6・6% 無党派層の支持戻らず 共産にも奪われ
産経新聞 4月15日(土)~4月16日(日)実施

という素晴らしいニュースが飛び込んできました。元のデータ見ますと

となっていて、さもありなんという感じではあるが、いや、ちょっと待て。これはゴリッゴリの右曲がりのフジサンケイだ。朝日も赤旗も相当なもんだが、ここの世論調査も相当なもんで、受動喫煙についての世論調査では世間と全く真逆の報道をしてくれた。丸呑みしてはいけないのだ。

どうして新聞によって世論調査の結果が非常に異なるのか。まず考えられるのは自社が望む回答に導くための設問にすること。たとえば受動喫煙の世論調査では「年間15000人の方が受動喫煙でなくなっているのですが」という前提をつけるだけで、多くの人はそんなことは知らないから回答が大きくぶれる。↑の調査では意図的に受動喫煙にはみんな反対してないという世論を作りたかったのが見える。また、電話で聞く母数がたったの1000人で、回答率など詳細を一切公表しないのでちょっと・・・。普通に考えると回答したのは400〜500人?

これはどの新聞でも同じなのだが、もう1点、見逃せないことがある。ここのエントリーではしっかりと調べて書いたが、設問の設定と共にもうひとつ見逃せないことがある。たとえばあなたに

「赤旗ですが調査にご協力ください」

と、突然に家の固定電話にかかってきたらどうするだろう。共産党支持者は5%前後、つまり20人にひとりしかいないから、大半の人は「共産党がなんの用だ?」と驚き、「け・・けっこうです」とか慌てふためいて電話を切る。w 間違いない。

「朝日新聞の調査にご協力ください」という電話でも右寄りの人は「お前らに協力なんてできるか」と言って切る人多いだろうし(朝日新聞の電話リサーチの回答率は読売よりずっと低いのは↑のエントリー見て)、逆に「産経に協力して」の電話はリベラルよりの人は「フザケンナ」といって切る。「日経新聞の調査です」という電話なら、うちのオカンとかは「わからん、わからん、他の人に聞いてー」といって最初から答えない。これは間違いない。

よって、朝日の調査はどうしても左に寄り、産経の調査は右に寄り、日経の調査は経済に詳しい人に寄る。という説をブログに書いたら、各新聞社やリサーチの専門家から「鋭い。たぶんあたり」って言われました。イェイ。

よって民進党の支持率を朝日新聞で見てみると

◆今、どの政党を支持していますか。政党名でお答えください。〈4月15、16日実施〉有効回答1029人。回答率48%。
自民39(37)▽民進7(8)▽公明3(3)▽共産3(4)▽維新1(1)▽自由0(0)▽社民1(0)▽日本のこころ0(0)▽その他の政党1(1)▽支持する政党はない38(36)▽答えない・分からない7(10)

産経 8.4% → 6.6%
朝日 8% → 7%

と、それみたことか的に産経のほうが民進党の支持率は低くでているものの、めでたいことに両方共に民進党の支持率は下がっているのであった。しかし産経では共産の支持は伸びているが、朝日では落ちている。謎だ。同じ時期の調査なのに・・・よって産経新聞の「民進党の支持が共産に流れた」説は、ブレブレであてになりません。左寄りの朝日新聞が「自民以外、みんな支持率落とした」と発表してるわけでして・・・

で、一番みんなが抵抗なく回答しそうなのがNHK。受信料払ってない人以外は、電話が来ても受けるでしょう。で、NHKの調査ですと

民進党 7.6% → 6.7%

やっぱ下がってて万歳。
しかもNHKは今年の4月から固定電話に加えて携帯電話にもかけるようにしたそうだから、若い層にも到達してるはず。4月の調査では電話した相手が2,219人、回答した人が1,233人、回答率が55.6%と、私企業である新聞社や民放よりずっと母数が大きく回答率も高く、信用できそうです。受信料払ってて良かった。
で、NHK調査では、自民が大きく上げて、公明が下げ、民進と維新も下げてる。。自由党と社民党は誤差。ww

民進党はマーケティングがわかってない

前置きが長いのだが、どうして泥船が沈みそうなのに、民進党は沈むに任せているのだろう。
最近、自分作のギャグで一番受けたのが、
「安倍さんは自分の奥さんもコントロールできないのかっていうな。村田さんだって蓮舫をコントロールできないんだぞ」というのでしたが、別の村田さんもパクリの女王の奥さんをコントロールできなかったようなので似たり寄ったりでした。w 全国の村田さんがいい迷惑。

で、民進党が支持を落としている理由は

「代案を出さずに反対ばかりしている」
「とにかく安倍さんを失脚させることばかりに熱中」
「政権政党だったときに推し進めた政策に反対する矛盾」
「イデオロギーに関係なく共産党と手を組んだ」

と、もうめちゃくちゃたくさんあるのですが、自分はもっと根本的なこと、つまり「コンセプトワーク」にあると思うのです。つまり「国民はどんな政党を欲しているか」というニーズがわかってなくて、方法論と目的を履き間違えている。

まず、国民は「自民党が最高」と思っているのかですが、自分は「他がひどくて自民党がまだマシだから我慢する」だと思うんですよ。

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こういうの見ますとね。競争する相手がいなくて一人勝ちだと調子付くやつは必ず出るって事ですよ。受動喫煙防止法に頑強に抵抗する自民党議員団とか、都議会自民党のみなさんを見ますとね、「緊張が無くなった政治家って勝手なことするよね」というのをヒシヒシ感じます。昔の自民一党独裁(笑)のときはいろんな疑獄事件もあったけども、民主党と拮抗するようになってから、森友の件でもわかったように賄賂とかもらうの絶対無理って感じになりました。政権失ってからかなりまともになった。まだまだな点はあるけどね。

でね。国民が求めているのは「自民党に任せっきりではなくて、自民がまた腐ったときに入れ替えできる政党。まあ、アメリカの二大政党みたいな感じなんだが、要するに保守系がもう一党欲しいわけです。自民がゴリゴリ保守なら、ゆるふわ保守ね、共和党みたいな。極左とかは5%くらいの国民しかいらないの。NHKの調査だと今の民進と共産と自由党、社民合わせて11%しかいないんですよ。どう考えても「支持政党なし」の38.3%狙うのが筋でしょう。

で、そもそも旧民主党が政権を獲ったときは「二大政党制」みたいな感じでゆるふわな既得権益を脱する保守という感じで受け取られと思うのだが、言ってたことがけっこうホラに近かったり、代表の人格に問題があったりとかで手痛い失敗になってしまった。要するに政権獲りたかっただけで獲った後のことは考えてなかったのがバレた。
問題はここからで、政権失ったらもともと右も左もごたまぜの政党だったので、なんとか安倍政権を引きずり落として復権だ、というところから目的と手段を取り間違えてしまった。他人の悪口をいって自分を良く見せるって小学生か!!

目的・・・・政権を再び獲る
手段・・・・自民党のアラを探して引きずり落とす

という、行き当たりばったりの戦略を採ったために、目的が「自民党のアラを探して揶揄する」ということにすり替わってしまった。自民党の政策にすべて反対しないといけないから、昔の社会党みたいな左派路線に走り、「原発反対」「消費税反対」「安保法案反対」みたいな「反対専門政党」になってしまったわけです。

本来であれば

目的・・・・政権を再び獲る
手段・・・・自民党より良い法案を出して勝負する

というのが筋なわけで、自民党が出してくる法案にもいいものもあれば変なのもあるとすると、いいものには賛成し、悪いものは「ここを直せ」と指摘する。さらには自民党が思いもよらなかった良い法案を出す。自民も自分の法案にも賛成してもらえればこっちにも賛成せざるを得ない。そのうち国民は「1回失敗したけど、鳩もジャバザハットもいなくなったし、いまの民進はかなり良くなったのかな」と見る目が変わってくるはずです。

つまり、消費者(この場合は有権者)が求めてる政党になれば、自然と物は売れる、いや、票は入るわけで、復権も夢ではなかったはずなのに、「自民を揶揄する」ことが目的となったいま、社会党がほぼ消滅した道を歩むのは間違いありません。国民の5%の左のみなさんは、ぶれない共産党で十分。右になったり左になったりの民進党なんていらないのです。つまり需要と供給という言葉から勉強し直した方が良いです。一時、維新がその需要を取りかけたが、内部分裂と劣悪議員が目立ってまたも低迷中です。橋下さんの口も災いしました。

しかしながらここまでやるには、そもそも国会は立法府ですから、「いい法案を出せる」という能力が必要なわけで、それができない人を公認するのが間違ってます。これは自民党も同じですよ。「当選できるのがいい議員」ではなくて「国民の利益になるいい法案を出せる人がいい議員」です

さて、いい気候になってきました。焼酎のソーダ割りが美味い季節です。前に種子島の甘露を紹介したと思いますが、こちらの黒甘露は甘露よりもさっぱりしていてキレます。レビュー見たらどうもわたしのブログ見て買った人がいるようです・・・ww マジでオススメです。

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