じっちゃんの名にかけて、Facebookで大量生産されるクローン架空IDの謎を解いてみた

2013年2月1日

本日、私の企画した電子書籍がiTunes Storeからリリースされました。書いたのはわたしのクライアントさんですが、説得力ありましてわたしも会社の経費で退職金積み立てるべく、保険に入りました(w)。

ご自分で買っていただいてもいいのですが、読んでいただける方には無料でプレゼントするそうですので、このサイトからお申し込みください。
http://www.ehoken.co.jp/
このあとKindleやKoboでも出る予定です。

さて、今週はFacebookのdisりまくりでたくさんのアクセスありがとうございました。Facebookでも相当にシェアされましたが、ひとつの例として、中国人がIDに侵入して登録しているクレジットカードを不正利用するためというのを書きました。

文中にも書きましたが、あくまで↑はひとつの超ヤバイ例で、出会い系業者もここ最近、思い切り活動を開始したようです。出会い系は動きが簡単で、メッセージがばんばん来て、返信すると直接メールくれ(相手はほとんどAUの携帯らしい・・・)、話が進むと出会いサイトに誘導して課金しようとするので分かりやすいです。
これで引っかかるのもいまさら相当アレなので、さらっと書いただけですが、本日、はっと気づいたわけです。

名称未設定-1

なぜ、こんなにたくさん、同性同名で同じ写真の架空IDを作る必要があるのか。マトリックスのエージェントスミスか、それとも知らない間にクローン技術が進んでいたのか・・・。

Facebookの場合、一つのIDから多数のコピペのメッセージを配信すると、ただちにロックされるようです。1年前くらいにスパムメッセージが来たことがあるんですが、見に行くともうIDが消されている。出会い系業者もこれがあるのでFacebookではなかなかスパム打ちまくりがしづらかった。

しかし、同姓同名のIDをまずはたくさん作って、そこから数本ずつ程度のスパムメッセージを出していくくらいなら、そのアルゴリズムに引っかからないわけですよ。一つのIDをせこせこと創り上げても、スパムメッセージを何本か出してロックされては無駄な労力で終わる。しかしこれなら数千のアカウントを創れば数千本のスパムは打てる。フリーのアドレスをたくさん作って登録しまくる。面倒だから写真と名前は流用〜

出会い系はたいていリストラされたオッサンとかが働かされているわけですが、こうしたおっさんらが供給されたAUのスマホを片手に必死にスパムを打ってる哀しい姿が脳裏に浮かびます。プログラムでやってなくて手でやってるんだなぁと思うのは、私に全く架空IDから申請が来ないことでわかります。

それにつけても、Facebook。同姓同名で画像認識で同じ写真の登録を許可しないとか、ブロックが複数からされると自動でアカウント停止とか、いくらでも簡単なやり方があるだろうに、なんでなにもしないのか。本当の謎はここらあたりかもしれません。

 

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