愛を込めて「ググレカス」。ITリテラシーはGoogleの検索方法の熟知から

2014年4月4日

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VRIの調査に依りますと、日本のスマホ普及率は50%を超えたそうな。ただしこれは15~69歳のPCインターネットユーザー 21,776サンプルが対象なので、全国民においての比率では無くて、あくまでもネットにつながってる人の中での比率。寝たきり老人とか授乳中の赤い皆さんははいってないので念のため。「日本人の2人に1人がスマホ持ってる」とか言うと笑われます。

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さて、その中でも、若い年代層、特に女性の比率が高くてすでに80%以上がスマホだ。知ったかぶりで「みんながスマホなのに自分だけガラケーなのはかっこ悪いと思って女子はスマホになる」とかいいがちだが、いまの男子はめちゃ草食化しており(このエントリーにも書いたけど20代男子の58%が「草食系」「どちらかといえば草食」と認識)、学業や就職の場でも女性上位の傾向が顕著に出てきているから、もしかしたら女子のほうが情報収集とか就職活動に本気なのでスマホ率が高いのかもしれない(適当)。

個人的な見解で言うと、「スマホいいじゃんだけで買う層」と「目的があって買う層」は日本では明確に二極分化していているように思う。前者の代表がいわゆるマイルドヤンキーでしょうか・・。スマホは買うけどよく意味が分かってないのでバカッターやってしまったりするわけです。

で、いつも書いてる「ITリテラシー」ということですが、ITリテラシーとはパソコンが使えるかどうかだけはない。仕事で1日中パソコンに向かって経理の入力してたってITリテラシーが低い人は一杯いる。使う目的が重要なわけだ。

リテラシーをWikiで調べると「「何らかの表現されたものを適切に理解・解釈・分析・記述し、改めて表現する意味」と見事に解説されている。つまりITリテラシーとは、パソコンが使えるとは関係無く、ネットを使って理解や解釈や分析を高める能力のことといえるだろう。単なる入力作業は当たり前だけど含まれないよね。
で、ここによく使われる言葉に

ググレカス

というのがある。カスがあるからヒドイ言葉に見えるが、「ググれ」だけなら別にいいでしょう。自分で調べればすぐにわかることを調べない。というか調べられない。そもそも「検索の仕方とかコツ」を知らない感じなのだ。

スマホを買っても販売店では検索の仕方は教えてくれない。もちろん学校でも教えてくれない。へたしたらGoogleさえ知らない人だっているでしょ、マジで。スマホを買ってもゲームとLINEしかやらないという若年層とかね。きちんとググれる人は、ネット経験が長く、いろいろ自分で調べてたどり着いたわけですが、スマホを買ったばかりの人はそんなこと知るよしも無い。

Googleには実は、意外と知らないググり方のポイントがある。自分のブログもリアルタイムで見ていると、よくもまあこんな検索文字列入れてたどり着いたな、というのがけっこうある。「docomo 携帯止めたのにメール遅れる」とか(笑)
さらには自分のメルマガの質問も調べればすぐ出てくることが来たりする。お金を頂いているので代わりに調べて回答します。実は自分も知らないことは検索して回答してるのです(爆)

しかしだ、よくNGOの人とかがいうでしょ

「食料が無い貧困地域に食料だけ配っても一時しのぎにしかならない。どうやってお金を稼ぐかという道筋を付けてこそ本当の援助だ」と。

そんなわけでググり方のポイントを改めて

まあ、だいたいここ読めば全部書いてあるのだが
https://support.google.com/websearch/?hl=ja#topic=3378866

特にここらあたりは役立ちます
https://support.google.com/websearch/answer/191139?hl=ja&ref_topic=4386022

こんなことも知らない人が多い気がする

調べているトピックの検索結果が広範囲に及ぶ場合は、元の検索キーワードに別の単語を追加することで、簡単に検索を絞り込むことができます。次に例を示します:たとえば、今から数か月の間にトライアスロンに参加することを考えているとします。そこで「トライアスロン」と検索してみます。すると、今後のレースから初心者向けのトレーニング プログラムまで、さまざまな情報が表示されます。まずは、スプリント トライアスロンから始めるつもりなので、その競技に関連する情報がもっと必要です。検索結果ページの一番下までスクロールしていた場合でも、一番上にわざわざスクロールして戻らなくても、検索キーワードを変更できます。 ただ「スプリント」と入力するだけで、「トライアスロン スプリント」の検索結果が表示されます。

除きたいキーワードの直前にマイナス記号”-”をつけて検索すると、そのキーワードを除外した結果がでるとか、知らないのかな・・あとは根本的なんだが、大事なキーワードは前にするとか、半角以上ずつ開けて関係キーワード入れるとか、コツがたくさんあるわけで・・。

さらに、実はいろんなアプリをいれなくても、Googleの検索だけでできてしまうことがたくさんあります。
まずはGoogle様の解説 http://www.google.co.jp/help/features.html

Google の通貨換算機能を使用するには、Google 検索ボックスに換算する通貨を入力するだけです。結果ページに換算結果が表示されます。 例 100米ドルを円に

みたいな感じです。電卓にもなるし、ヤマトの配送確認もわざわざヤマトのWEBにいかなくてもできるし、マジでGoogleさえあればネット界は渡っていける。

【追記】
「ググレカス」と言われて「ググレカスってなんだろ」とググってみると1位がアンサイクロペディア。これみて本気にしたらどうすんだ。www

800px-ググレカス相関図

ショウサイ・キボンテーヌに宰相ググレカス www 良くできてます

100えんのKindle本見つけてきました。読んでないですが・・(自分は必要ないので)

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