パニックになる前に英語も勉強しておこうよ・・・

2011年4月5日

昨日は小学生向け
しかし本日は理系の方ではなくて文系の方向けです。
というか、高校生で大学受験するくらいのレベルなら誰でも分かる感じ
日本の大学進学率は50%を超えていたなぁ、たしか・・
mixi見ていて、「これはネタになる」という日記を発見したので、ぱくらせていただきます。

まず、その前に「日本政府は放射能データを隠している」と騒いでいる方。隠せるわけ無いじゃん。世界中で監視していても政府機関だけじゃなくて個人からNGOまでみんな計測してるんですよ、アホじゃなかろうか。

そして「なんで政府はすべてのデータを公開しないんだ」と声高らかに言う方もいますが、全データを公開したところで多くの方は理解できずに大騒ぎになるという懸念があるからだと思います。だってネットで調べたらいくらでも出てきます。しかし大半の方は、悲しいかな英語が苦手・・・・というか、はなから読む気なし・・・絵だけ見て騒ぐ。漫画しか読まない弊害が・・・

翻訳サイトくらい使っても良いから、騒ぐ前にちゃんと読め!!

ということでちょっと解説してみます。

まずドイツの拡散ソフトの解析
→こちらです

これみますと、

たたた・タイヘーンダーッ!! 日本はおろか韓国まで大汚染だーーーっ、となるわけですが・・・

このページの下に但し書き有り。他はドイツ語でよくわからないがこちらは英語

えーっと。簡単に訳すと・・

重要: このイラストは実際の放射能の拡散の様子ではありません。というのは、本当の発生源での強さがわからないからっす。これは単に原子炉からの架空の排出がどのように広がるかを示しただけです・・・

ん???

なんだよ・・・・これ。
となりました。

こちらはイギリスさんです。
→こちらです

おおーっ!! 関東には来ないが、九州と沖縄が!!!
台湾と中国もヤバイ!!!!

と、思ったあなた、こちらも但し書きが・・・

The colour scale shows a total of five colours. „Area A“ (violet) is meant to mark an area with maximum dose rate of 0,3 μSv/h, which corresponds to the amount of the natural background radiation dose. “Area B” (blue) marks a region with 3 Micro-Sievert per hour. Finally, one arrives in ”Area E” with a maximum dose rate of 3 Milli-Sievert per hour. This dose rate is currently certainly not exceeded in the regional area (25×25 km2 box) around the NPP. Irrespective of the assumed emissions, the maximum value of the model is always used to determine “Area E”. In case the situation around the NPP is changing to the worse, the scale would be adapted.

これ、テキストですので、そのまんま試しにGoogle翻訳にぶっ込んでみます

「カラースケールは、5色の合計を示しています。”エリアA”は(バイオレット)の自然な背景放射量の量に相当する0.3μSv/ hの最大線量率領域をマークするためのものです。”エリアB”(青)マーク1時間に3マイクロシーベルトと地域。最後に、1つは、1時間ごとに3ミリシーベルト、最大線量率と”エリアメール”に到着。この線量率は現在、確かに原子力発電所周辺地域のエリア(25×25平方キロメートルボックス)で超過されていません。想定排出量に関係なく、モデルの最大値は、常に”エリアE”を決定するために使用されています。場合には原子力発電所周辺の状況が適応される悪いことには、スケールに変化している。」

紫は自然な自然にある放射能値の部分だってさ!

最後のあたりはさすが翻訳ソフトでろれつが回っていませんが、大事なところは最後の「This dose rate is currently certainly not exceeded in the regional area (25×25 km2 box) around the NPP.Irrespective of the assumed emissions, the maximum value of the model is always used to determine “Area E”. In case the situation around the NPP is changing to the worse, the scale would be adapted.」というところで、

Google翻訳は

「確かに、この線量率は現在、NPPの周りの地方の領域(25×25km2箱)で超えられていません。 想定された放出の如何にかかわらず、モデルの最大値は、「領域E」を決定するのにいつも使用されます。 スケールはNPPの周りの状況が、より悪く変化したときのために適合させられるでしょう。」

Yahoo!翻訳では
「この線量率は現在偽りの放出のNPP.Irrespectiveのまわりで地域の地域(25×25 km2ボックス)で確かに越えられません、モデルの最大値は常に「面積E」を決定するのに用いられます。 NPPのあたりの状況がより悪いものに変わっている場合に備えて、スケールは構成されるでしょう。」

とまあ、翻訳ソフトでは意味がよく分からないが・・ちゃんと訳すと・・

この放射線量の割合は原子力発電所の周辺25kmエリアでここ最近は超えていません。想定排出量に関係なく、モデルの最大値は常に”エリアE”を決定するように想定しています。原子力発電所周辺の状況がもっとずっと悪化したときに、この数値は適用されます。

ん!?

これも仮定の話で、ずっと悪化したときの計算値ですかい・・・・

昨日と同じく、最後は「無知は罪」という結論に落ち着くわけです。

最近、ほんと思うのですが、学校でした勉強って、無駄なように一見思います。小学校のときの比率の問題や、理科の濃度とか元素記号とか・・・そして英語とか・・・ふだんの生活ではいらないじゃんと思ってサボってきた方も多いと思いますが、ふだんの生活でちゃんと使えましたよ。

ということで、勉強って大切ですよね!

ちなみに4/4までの日本各地の放射線レベル
だいぶん下がってきています。これはあらたに空気中には大きな放出はないってこと

  • 0
    このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
    follow us in feedly
PAGE TOP