最近のTVドラマってば、設定がアレ過ぎて腹立ち日記

2012年11月28日

ほとんどドラマは見ない私ですが、ついつい先日、キムタクの「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~」というのをチラ見してしまい、胸くそ悪くてたまりませんでした。

テレビドラマってそんなもんだ、という声はもちろんあるでしょうが、それにしてもヒドイ!! 乱心しましたので、マジ突っ込みしてみようと思います。ドラマにマジ突っ込みするほうもアレなことは重々承知の上での狼藉です。

あらすじ

無事に権利を譲渡して屋台を手放した金田一は、手に入れた金は自分がもらうと模合と彩矢に宣言。そして統一郎に会いに行った金田一は、魔法瓶事業を止めたことで閉鎖されている工場を借りたいと申し出る。金田一は屋台の権利譲渡で得た金で、自分たちで魔法瓶を作って販売しようと考えていた。


1 魔法瓶メーカーが家電メーカーに転進する

ふざけてるとしか思えない前提にまず、吹く。魔法瓶メーカーが総合家電メーカーにいきなり転進?! ソニーも松下も大赤字で、サンヨーは松下に吸収されてシャープなんて風前の灯火のこの時代に、総合家電メーカー??? 個人ファンド(草刈正雄)が融資するんだが、作家はファンドの意味が分かってないと思う。銀行じゃ無いんだが。しかも個人ファンドで数千億調達できるわけないし・・・投資の意味がわかってないのでは?

  作家は新聞読んでないのか??!! 

フジテレビだって報道くらいあるわけで、上層部からこんな社会常識に相反している設定にクレームは出ないのか? 研究開発も工場もなにもなくて1から家電メーカー。荒唐無稽と言うよりそもそも設定にならない。

2 500万円で世界一の魔法瓶を町工場で2週間で開発から製品にしている

魔法瓶メーカーが長年技術開発してできなかった究極の魔法瓶をたった2週間で、しかも500万円の資金で完成させる。ここまでは馬鹿らしいで済むが、2週間後には製品が完成していてそれを納品している。

  いつ、生産ラインを作って製造したの??

普通、メーカーっていうのは試作品から製造に至るまで、型を作ったりラインを作るのにかなりの時間がかかる。開発終わって翌日には製品が出来てるって・・。しかも開発者しか出てこないのに誰が作ってるんだ!?いつのまにか、印刷された箱まで出来てるぞ、おい。

3 6万円もする製品を家電量販店とスーパーに営業に行く

出来た製品は原価が高すぎて6万円の定価でないと売れない。そういうニーズもあるからこれはいいとして、6万円の魔法瓶の営業に、スーパーとか家電量販店を回るか?? 「もう回るところが無い」って、それだけで主人公は極めつけの無能です。普通は三越みたいな高級デパート回ったり、医療系回ったり、南極越冬隊(笑)や自衛隊など、コストに関係無く「保温できるならいくら払ってもかまわない」というところをあたるんじゃない?あまりのセンスの無さに卒倒しそう。

たかが30分見ただけだが、テレビの制作側がいかに「物作り」や「流通」というものを下に見て、なめくさってるのが分かった。メーカー勤務の人が見たら、みんなかなり不愉快だったんじゃないか。視聴者の共感が持てないからテレビドラマの視聴率が下がりっぱなしなんだよ。

で、ふと思い出したが、フジテレビはたしかちょい前にも小栗旬の主演で「リッチマン、プアウーマン」というのをやっていた。これも何の因果か30分だけ見てしまった。時価総額3000億円のITベンチャーの元社長って設定で、どれどれと思ったわけだが、会社を乗っ取られてあらたに立ち上げた会社の新ビジネスが、アパレルの販売で3Dで着せ替え人形のように洋服をチェックできる「画期的な素晴らしいシステム」・・

 10年以上前に同じようなのがたくさん出て、ニーズ無くてみんな無くなったんすけど

これもIT系の人にひと言聞いたら笑われるようなレベルです。設定があまりに馬鹿臭いと、内容に共感できない。よって「馬鹿しか感動しない」ものにならざるを得ない。だからテレビがダメになってるんじゃ無いかなぁ・・・こんなことならホリエモンに買ってもらった方が良かったぞ、フジテレビ。

テレビがみんなダメになってるという訳じゃ無い。日本のがダメなのだ。とくに「働く」「企業」「頑張る」という部分が全くダメっぽい。昔のドラマだと「おしん」とか「細腕繁盛記」みたいに、頑張ればきっと成功するよっていうのがかなりあったのだが、いまは「適当にチャラけているほうが楽でいいよ」臭がぷんぷんです。

たとえば韓流ドラマでは「 華麗なる遺産」は、外食産業が舞台なのだが、実際の店舗を撮影に使用していて、セントラルキッチンも出てくる。かなりリアリティがあり、主人公に共感できる部分も多く、これを見ると「頑張って自分も働くぞ」と思う気にさせてくれる。仕事に疲れたときにコレを見るとかなりテンションがあがるのでお薦め。mixiの西村さんもぜひ。

アメリカドラマでも、アグリーベティとかはファッション雑誌の編集部が舞台だけど、厳しい舞台裏とかがよく表現されていて、「わたしも頑張るぞ」という気になる。

日本経済の復活のためにも、やる気のない、適当に台本書いたようなテレビドラマは害毒にしかならない。わざと日本人を馬鹿にしようとしているのではないかと思うくらいだ。まさかどっかの国の戦略じゃないよね?? 反日ドラマで自国民を洗脳し、こちらのテレビでは馬鹿ドラマで愚民化するという戦略・・

  • 0
    このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 99
    follow us in feedly
PAGE TOP