「無症状が他人にうつすわけはない」と主張する反コロナ脳のみなさんに、それもまた違うよとまとめて説明します

2021年6月1日

わたしが主催しています「21世紀を生き残るための「永江 虎の穴塾」では6月度の塾生を募集しています。コロナ禍の間、希望者は毎月30分。わたしと1:1でzoomでブレストができます。ひとりずつ丁寧にやってますよ。※事業・集客コンサルやサイト構築のご依頼も絶賛受け付けております。得意な分野はECサイト構築や商品開発です。実例はこちら

です。まぐまぐ!または、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。関係ないですがついでにInstagramもフォローしていただけると喜びます。

コロナ脳もコロナはただの風邪も両方ともバカ

わたしがいつも言っていることは首尾一貫して

物事はリスクとメリットを精査して判断するべき

ということです。コロナについても同じ。
「コロナは怖い病気だ。とにかく効果が期待できるとか二の次でなんでもすべし。厳しい規制をして倒産増えてもとにかく抑え込まないと未来はない」というコロナ脳も当たり前のようにバカですが、

同様に「コロナなんて単なる風邪だからなにもしなくていい」というのも同程度だと思います。確かに若年層にとってはただの風邪だが日本の人口の1/3は高齢者ですから。高齢者にとっては肺炎球菌と同じ致死率です。

何百回言ったかも忘れたが、日本は過去30年の統計から失業者が160人出ると自殺者が1人増加する。

バブル崩壊のときは自殺増が延べ10万人で行方不明がその数倍。ところがコロナ禍は戦後最大の経済のダメージとなっているのは明らかで、今のままではバブル崩壊を超える。自殺を増やさないためには経済を壊さないしかないわけです。つまり両方に振りきるのはありえず

選択と集中

いう戦略の基本にのっとり、もっとも効果的で限定的なところに集中するのが当たり前です。

ビジネスでも戦争でも最重要な「選択と集中」という考え方を行政はどうして取り入れられないのか


具体的にはわたしは、ウイルス放出量の多くスーパースプレッダーになりやすい高齢者の行動制限と死者の6割を占める高齢者施設へのウイルス封じ込めが決定的だと思いますが専門家も政府もそれを全く理解できないようです。だってみんな戦略の素人さんだもの・・・・・。シンクタンクがだいたい私と同じ事をいうのはデータ分析しているからですよ。

PCR検査をするな。無症状がうつすわけがないというのもバカ

尾身先生もいっているとおり、国民全員にPCR検査なんて馬鹿げているし、コストがかかりすぎる。広島では全員にしようと知事が言い出したが試算したら1人の命が助かるのに2000万円とわかって専門家も反対に回った。2000万掛けて基礎疾患のある高齢者の余命を少し伸ばすのならもっと若い人の治療費に充てた方がマシ。

PCR検査は結果がすぐに出ないのに、オリンピックの観客には1週間以内のPCR検査の陰性証明というのもバカです。そもそもPCR検査は陽性は非常に正確で偽陽性はほとんど出ないが偽陰性は結構出るので証明になりません。さらに1週間前の検査の結果が陰性だとしてもその後の1週間で感染している可能性もある。だったら入り口で全員に抗原検査してもらった方がマシ。空港でもやっています。結果は10分で出る。

しかし、「検査など止めてしまえ」というのもまた、「国民全員に検査しろ」と同じくらいバカです。必要なところにはきっちり検査して、たとえば大学の学生寮やホストクラブなど、高齢者と接触もしないしかかってもほとんど無症状でウイルス放出量の少ない若者には別にしなくてもいいと思うが、高齢者施設や入院施設には毎日、その都度するべきだ。1ヶ月に1回とかアホなことをしているからクラスターが出るのだ。これが選択と集中です。全体の死者の6割が高齢者施設なんだからここを抑え込めば医療崩壊しません。

で、この「検査を止めればいい」という人の多くが、いまだ「無症状に検査するのはおかしい」と言ってるわけです。わたしも昨年の6月くらいまではそう思っていましたが、とっくに新しい情報でアプデしました。Twitterで言われる度に訂正しているのですが面倒なので本日はブログにします。

最後まで無症状と、発症前無症状は別のもの

「無症状など検査する意味はない」とする方は、わたしの主張する「高齢者施設の毎日のスタッフと来訪客の抗原検査」も、そんなことをする意味はない、と思っていることでしょう。

この「無症状など検査する意味はない」と言う方は、そもそも「無症状の陽性は感染者ではない」と思い込んでいるようです。
これは必ずしも正ではありません。

無症状には2種類あるのです。それが

1 最初から最後まで無症状
2 発症前のまだ無症状のとき

です。1は単に遺伝子のかけらが見つかっただけかもしれず、感染したとは言えない可能性もあります。このケースではほとんど他人には感染させません。なので無症状を全員隔離するというのが馬鹿馬鹿しいということになるわけです。

2は実はかなり他人に感染させます。これずインフルエンザとの違いです。

NHKの説明ではこのように

発症2日前の無症状の時にウイルス放出量が最大になる
という説を採用している模様。

感染してから発症までは平均4.7日。最長で2週間(こんなのはめったにない)なので、検査して陽性で無症状だと「症状が出るかもしれないから」ということで最長の2週間も自宅やホテルで待機になるわけです。実際には2週間の潜伏期間などほとんどないのでせいぜい1週間でいいわけですが、お役所仕事ですので念には念をいれます。ww

要するに
とっとと鼻水でも出した方が解放されるのが早い
ということになります。すでに発症から1週間でほとんどの人はウイルスを出さないので解放してもらえるわけ。
だから
熱がちょっと出た → 数日寝たけど医者に行った → PCR検査した → 2日後に陽性判明
だと、陽性と判明したときにはすでに発症から5日くらい経過しているわけで、とっくにウイルス放出量は減少していて他人にうつさなくなっているわけです。この場合はすぐに解放されるはずです。田舎ではまだ偏見か凄いので1ヶ月経ってもひそひそ言われるらしいですが。w

ここまででだいぶん理解して頂いたと思うのですが、
「PCR検査など止めろ」という方はいい方を変えて

無駄なPCR検査など止めて必要なところに徹底的にしろ

趣旨変更していただけると幸いです。

最近面倒くさいのでプロテイングラノーラで朝ご飯が多いのですが、海外製もいろいろ試しましたが日本のがやはり美味しい。お子さんの背を伸ばすには朝からプロテインが良いのですがこれならけっこう食べてくれるんじゃなかなあ。

  • 0
    このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
    follow us in feedly
PAGE TOP