ネットでまともな副業で月10万円以上稼ぐスモールビジネスについて・・第一回

2013年3月13日

昔からではあるが、人気となるブログのエントリーで「ネットの副業で××稼げるか」的なのは鉄板である。最近ではイケダハヤト師がブログで月40〜50万稼いでいるというのがぐるぐる回っている。メルマガの質問にも同様の相談がかなり多く来る。長引く不況でサラリーマンの懐は寂しく、なんとか自由になるお金が欲しいっていう訳だが、かといって詐欺もしくは詐欺まがいの情報商材とかはやりたくない、やるなら人に感謝されてありがとうと言われるのをやりたいという、しごくまともな人のために、本日はメルマガの回答拡大版である。

GoogleのアドセンスやAmazonのアフィリエイトは誰でも考える。どれくらい儲かるかについては設定やサイトの特性にもよるが、このブログで言うとだいたいアドセンスをいい位置に配置して50000〜70000円/月くらいである。右のカラムの一番上に広告が入って下に下げたら40000円/月くらいに落ちた。
アドセンスはページビューに比例するといわれているのだが、月間のPVは上下するが先月は50万PVぴったりくらいであった。そうすると1万PVで10000円くらいなわけだ。もっとも文中にでかでか広告入れまくるとか、アドセンスの報酬が高いジャンルのブログにするとか、これで稼ぐことを考えればやりようはあると思うが、それでも労働に対してはペイしないと思う。自分はオマケ程度と思ってます。Amazonと喧嘩してアソシエイトのアカウントが停止しているわけだが、だいたいあちらは2〜3万円くらいでした。

イケダハヤト師も自分もほとんど毎日更新している。今までの人生経験から自分はけっこう引き出しがあると思うし、書く速度も速い。イケダ師はプロブロガーだから1日中ネタを考えていればいいわけであるが、普通はそうはいかない。ページビューが多い=記事数が多いということだから、アドセンスで儲けるとなると、相当数の記事を毎日続けて書かないといけない。
瞬発的にバズって1日のアクセスが40000人というのは割とあるのだが、毎日ずっとアクセス稼ぐとなると記事数が必要で、サーチエンジンの評価が高まらないといけないわけ。ちなみにこのブログだと1日4000〜5000人くらいがサーチエンジン経由でくる。
1日2時間使って500記事が溜まるためには1000時間。ここまで来ても月間10000PVあるかどうかは運と実力次第だが、仮に月10000円稼げるベースが出来たとしてそこまでのコストを考えると割に合わないでしょ? そのあとも毎日2時間かけて延々ブログを更新するとすると、時給200円に満たない。内職の方がまだいいよ。
アフィリエイトは詐欺まがいの情報商材以外では、自分がブログで書き続けているためのご褒美程度で、これをあてにしてブログを書くのは本末転倒だと自分は思う。だいいちそれではブログを書く意欲を維持できませんよ。自分の場合はとにかく書くのが楽しいから書いてます。アフィリエイトで稼ぐためじゃない。

前置きが長すぎたが、そんなわけで本日はネットのまともな副業で月間10万円を稼ぐ、具体的な方法について解説したいと思います。役に立つか立たないかはあなた次第。

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いくら金が欲しくてもこういう副業はやめてくれ

1 ノーリスクでは何も始まらない

サラリーマンの友人に共通していることがある。全員というわけでは無く、「長い年月サラリーマンをやってきて骨の髄までサラリーマンになってる」タイプに共通していることなのだが、とにかく本当にリスクを嫌う。

「金が無い」「小遣いが欲しい」というが、じゃあ土日で副業すれば? というと土日くらいはゆっくり休みたいという。「なにか副業するにも元手が少しはいるよ」というと「そんな金は無い」という。本当に副業する気なら奥さんを説得して出させればいいのにその気も全く無い。要は「金が無い」だけ言ってるわけです。こういう徹底してリスクを嫌うタイプは、無料ブログでアフリエイトで稼げるとか聞くと、これだと思ってすぐはじめるのだが、数回更新して諦める。ちょっと前のアメブロにはこんな屍が累々としてました。というかアカウントの大半がこれみたいだった。

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NO RISK,NO RETURN!! ですよ。

この点で賛同できない人は、この続き読んでもしかたないのでここで止めて、せっせと懸賞に応募しているのがいいと思う。スモールビジネスでお金を稼げるかどうかという根本的な才能が欠如しているから仕方ないことなのだ。手も動かしたくない、楽して金儲けしたいということばかり考えている皆さんは情報商材屋のいいカモです。

それではどれくらいのリスクを考えればいいのか、ですが・・・。だいたい10〜30万円くらいの元手はあった方が良い。失敗したからといってすべて無くすというのは逆に稀だが、利益を大きくしようと思えば元手が大きい方が有利。そこらあたりは自分の気合いで決定のこと。

2 スモールビジネスは人とは違う視点から生まれる

わたしはEC、つまりネットショップの構築と運営を13年やってきました。構築したりコンサルしたショップは超大企業から個人商店まで含めてだいたい50〜60くらいだと思う。船井総研と同じで「成功体験を他社に転用する」というのが基本なわけだが、正直言うとネットで10万円程度を個人が毎月稼ぐのはそれほど難しくないと思ってます。これが100万を超えるようになるのはかなりの才覚と運がいるが、10万円ならそれほど難しくない。

しかしネットショップで言うと、嘘みたいな話だが、8年くらい前までは適当に作ってもそこそこの売り上げがあった。しかし今では競合店数がめちゃくちゃに増えて、大半の個人経営のショップは売り上げを減らしている感がある。よく「ここ5年でネットの商流は2倍になった」とか言われるが、店数は数十倍くらいになってるんじゃない?
資料を探したけど全体のマーケット推移はあっても店舗数のがなくて困ったが、これは実感値として間違いないところだと思う。店舗の格差が大きくなり、お金と手間をかけて力を入れているショップは伸びているが、個人レベルのところは割り当てを減らしているわけだ。これ実はアフィリエイトでも同じで、6〜7年前はリンク集を作るくらいで月間10万円くらいはさくっと稼げたんですよ、ホントです。誰もやっていなかったからね。

ではどうするのか。答えは簡単で人がやっていない「参入障壁が高い」「気づかない」ところを狙うのです。つまりネットの卸サイトで普通に仕入れられるような、ヤフオクに大量に出ている商材では無くて「探すこと」が難しい商材を狙う。そのパターンを掴めば大きなビジネスは無理だが、月10万〜50万くらいまでならこれでいけます。前置きが長くなりすぎたが、次回ではもっと具体的な実例を挙げて解説したいと思います。

すんごく昔に書いた本。家にまだあるので困ってるのだが読み返したら6割くらいは当たっていました。笑

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