中国人の白タクを締め出す進次郎のライドシェア解禁にプラスのアドバイス

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目に余る中国人の違法白タク


救急車がインバウンド向け「白タク」の路駐で立ち往生 運転手は道を譲らず… 「緑ナンバー」も急増の深い闇

迷惑駐車の車へ近づくと、複数の車の運転席に運転手らしき男性がいた。駐停車禁止エリアであるにもかかわらず、男はスマホをいじるばかりで、車を移動する気配はない。路肩に駐車している車はどれもワンボックス車で、黒のトヨタ・アルファードが多かった。後部座席の窓はスモークフィルムが張られている。
記者は5分以上、救急車が渋滞に巻き込まれてのろのろ進む様子を見ていた。迷惑駐車ドライバーから無視され、緊急車両が進路を確保できない――。目を疑う光景だった。
いま、鎌倉市内に白タクが増えているという。「白タク」とは、金銭の授受を行って旅客(利用者)を運送する「白ナンバー」の車両のこと。無許可のタクシー行為で「違法」だ。鎌倉市の担当者は、「今では日常的に白タクを見かけます。住民は非常に迷惑している」と話す。

この中国人の違法白タクの理由は3つある

1 既得権益に守られたタクシーが全く足りていない

日本版ライドシェアという、タクシー会社が個人を下請けに雇い、採算性の低いところに回すという訳の分からない日本版ライドシェアなるものは、業界の強い既得権益を示すものである。進次郎は政策で「聖域無き規制改革」を挙げており、日本でのライドシェア解禁も政策のひとつだ。海外旅行に行ったことの人たちには想像も付かないと思うが欧米でもアジアでもタクシーよりライドシェアが一番です。ぼったくりができないし、呼ぶのは簡単だし現地語の必要もない。ベトナムではGrabをフルに使いました。

さて、日本版ライドシェアであるが、国交省の最新資料では登録ドライバー数(累計):9,518人(2025年8月17日時点)導入地域 141地域、稼働台数 累計177,225台、運行回数累計958,898回。となっていて、計算するとまともに稼働しているとは思えない。ざっくり計算してタクシー全体の稼働時間のだいたい0.05〜0.14%程度である。無いに等しい。根拠
羽田など酷いときには万博の米国館なみの大行列で、少々高くても白タクを使う気持ちが理解できないこともない。

2 儲かるからやる

ざっくり調べると、中国語アプリ経由(皇包車・WeChatコミュニティ等)で手配される“中文対応のアルファード等”は、実勢が「空港定額(9,500〜16,500円)〜日貸し6〜12万円/台」クラスに分布。これは日本の合法ハイヤー/チャーター相場と変わらないらしい。資料

日チャーター(アルファード/ハイエース等)
東京:1時間あたり 5,000〜12,000円(10時間制で5万〜12万円/台の帯)。複数社横断の比較。
追加・超過:6,000円/時
台湾ドル建ての中国語サイトでも、東京1日12,000〜18,000TWD(概算約6万〜9万円)

3 日本に住んでいなくても中国人は日本の免許に切り変えられた

もともと就労ビザがないと日本では働けないのだが中国のアプリを通じての課金なら日本で働いていることにならない。ノマドやりながらリモートで世界を旅しても不法就労で逮捕されないのと同じだ。
しかしこちらは警視庁が動きました。

「外免切替」 観光客などの短期滞在者には認めない方針 警察庁

警察庁は「外免切替」について国籍にかかわらず、原則として住民票の写しで申請者の住所を確認し、観光客などの短期滞在者には認めない方針を固めました。
警察庁が15の国と地域を対象に「外免切替」の制度を調査したところ、日本のように観光客にも認めているところはなかったということで、「観光客が日本で運転する際には『外免切替』ではなく、ジュネーブ条約に基づく国際免許証の取得などを求める」としています。また、手続きの際に日本の交通ルールの理解度を確認する「知識確認」については現在の10問から50問に増やしたうえで、90%以上の正答率を必要とし、車に乗車して行われる「技能確認」も採点を厳格化するということです。

この発表だとジュネーブ条約にはいっていない中国やベトナムの人は日本で免許を取り直さないと運転できなくなる。
やるとすると日本に住民票をもっている中国人が日本の免許を新規取得してやるしかない。中国のアプリ経由なら就労ビザは要らないが、永住権持っているような人はやらないです。逮捕されたら永住権はなくなるし強制送還です。
が、すでに切り替えした人はどうなるのかは不明です。

本格的ライドシェアの導入でこう変わる

永江案です。まずUberでもGrabでもよいが、ライドシェアは開放する。

・日本でライドシェアをやりたい人は筆記のみのライドシェア免許を取得してマイナンバー免許のみとする。

つまりマイナンバーの無い人はライドシェアのドライバーができない。また日本語のみのライドシェア免許(筆記のみ)を取得しないとならないので、認知症の人やマグレで免許が取れた馬鹿は省かれる。この時点で日本語の読み書きができないと振り落とされる。外国人でも就労ビザがあり、日本の免許が取得できればOK。

これで一気にタクシーが増えるのでそもそも白タクのニーズは相当小さくなる。サラリーマンの副業としても一般化するだろう。遠回りのぼったくりもできなくなります。

考えられる経済効果

日本の配車・ライドハイリング市場は2024年時点で約USD 107億(約1.6兆円)との推計があります。フル解禁で参入・稼働が広がれば、長期的には年率14%前後の伸び余地があるという民間予測もあります。
仮に「完全解禁」で潜在副業ドライバーの可処分時間が10~20%分市場に上乗せされると、都市部ピーク時の配車待ち時間が数分レベルで短縮、運賃の変動幅も抑えやすくなる余地があります。

サラリーマンの副業も簡単になり、収入が増える。タクシードライバーは激減しており

年齢もこうだから本来はライドシェアを解禁しないと立ちゆかないのである。

ライドシェアができても困るのはタクシー会社だけかというと、ベトナムでもタクシー会社もアプリで登録していて個人がプロかを選択できる。それで淘汰されるならそれまで。私ならトヨタのタクシーが好きだから変わらずタクシー会社を呼ぶ。

まとめるとライドシェア解禁で

・タクシーの台数が増えてみんなが便利になる
・副業が簡単にできるのでサラリーマンの収入増
・違法白タクのニーズがなくなるので激減する

となるので、進次郎首相は米の放出くらいの勢いで進めてください。

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