Google+は本当に新しいSNSなんですか?

2011年7月19日

話題のGoogle+。招待してもらったのでいろいろ試してみました。

GoogleのSNSといえば、2004年スタートのorkutがあります。mixiはこれを参考に
一ヶ月後にプレオープンしたわけですが、 いや、まじでorkutはSNSの「墓場」です。自分が登録したのが2006年ですが、現在ユーザー数一億人ですが、いまだにβ版。mixiもずっとβ版とタイトル表示されていたのもこの影響だと思うんですが、いまや大半がブラジリアンとインド人。2億人の人口のブラジル人のうち、1/4が登録的な凄いことになってます。しかし現在は全然増えてない。だってポルトガル語がわからないとなにもしようがないから。

ブラジル人って地球の反対側でほとんど接するチャンスがない。浜松に行くとたくさんいるけどあれは「日系ブラジル人」だから「日系ハワイアン」みたいに日本人と価値観をある程度共有してくれているし、ある意味、昔の日本人みたいなところもあると思うけど、本当のネイティブのブラジリアンの皆様はマジで凄いです。オーストラリアにいったときにルームメイトで一番いやがられるのがブラジリアンと言われていたが、めちゃくちゃ騒いでうるさいらしい(オージーよりうるさいんだから凄い)。そしてナンパ命!! よくいえば陽気。悪く言えば「マナーってなに?」状態です。人の掲示板に「英語オンリー」って書いてあっても無視してポルトガル語でスパム書き込み。とにかくスパムメールの数が半端じゃない。日本語と英語しかわからないって書いてあっても全く関係ない。日本人の女の子だったら死ぬほど友達申請が来ると思う。でもポルトガル語だから読めないけどね。とまあ、そんなこんなでスタートがアメリカだったのにいまやアメリカ人でさえ全体の2%というすごいことになりました。この時点でGoogleはコミュニケーションツールには弱いのではないかと思っていた。SNSはじめこうしたサービスにはしっかりした管理体制が欠かせないのだが、そういう会社ではないんじゃないの? と思ってました。AppleだってPingをリリースしたときはかなり騒がれたが、使ってる人、いるの?!

で、Google+

我々一般平民は「Google様は凄い」というイメージで洗脳されており、「Google様のやることに間違いはない」と思いがちであるが、意外と地味に失敗してるのもけっこうある。古くはディレクトリ検索(ほぼ瀕死で放置プレイ)。Googleショッピングも、買ったことある人、本当にいるんかい的に感じる。これ、今気づいたが、Googleが成功してきたのは独創的なコンテンツで、他社のサービスを追い越せという感じのものはパッとしてないんじゃないか。仮に自分がGoogleに入社したとしたら、やっぱりまだどこもやってない新しいものを作りたい。××が成功しているからおまえやってみろ的に言われたら、どうも自分は本流から外されちゃったかな、と感じるような気がする。そしていまやGoogleはデパート。かたやAmazonやFacebookは専門店みたいなもの。Googleの2010年の売り上げは276億ドル、 Facebookは2011年で40.5億ドルといわれているからスーパーの全部門に対し、専門店だけでこれだけ健闘しているわけである。で、Amazonはどうかなと思ったら、なんと年間ベースだとGoogleの1.5倍くらいあるんだね。利益率は低いけど・・・。Googleショッピングに力が入らないのもわかるわ・・・。Amazonに勝てるわけないし・・。

で、さっそくGoogle+にログインしてみると・・・あまりにもがらんとしていて何もないことに気づく。

http://www.findpeopleonplus.com/statistics
で見ると、現状で登録者数94.8万人。しかし男性73.7%、職業なんてエンジニアとデベロッパーとデザイナーで60%以上。物凄い偏り方。試しに自分のアドレス帳から検索かけたら・・・登録してるのはほりえもんだけだ(笑)。で、彼を友人サークルに追加したけど収監中だから何も出てこない(笑)。悲しい・・・。

すでにGoogle+やってる方のレビューを見ると「サークルが新しい」とあるが、サークルという間はmixiでいえばマイミクのグループ分けと意味的には同じで、Facebookにはないけど、Facebookは勝手に人様の友人を分類して、よく交流している友人を上に上げてくる。こっちのほうが進んでいるんじゃないか? とさえ思う。行動分析が取れているわけでGoogle+のサークルと同じ物をある自動化して実装するのも簡単な気がする。というか、してくるんじゃないの?

で、現在のところのGoogle+の印象ですが・・・

「まさかこれで終わりじゃないよね?」であります。Googleだから話題になってるけど、これを中国のベンチャーが作ったらボロクソだろう。Googleのリソースの上に成り立っているので使えるが、SNSというと微妙な感じで、ブラウザの「ホームページ」にして使うとGmailもニュースも検索もできていいかな、的な気がする。
餅は餅屋、SNS一筋のFacebookにはまだ全く及ばないし、mixiにだって大半の機能は実装されている。そしてなにより、ユーザーインターフェースが全くクールじゃない。そしてなにより、実は自分はFacebookの依存度が高くなってmixiはほとんどなにもしなくなった。この上もうひとつSNSを使うかといえば、よほど優れた物でない限り「ノー」と答えるだろう。mixiよりFacebookのほうが優れているので移行してしまったが、現状ではGoogle+はFacebookからもmixiからも移行する人は少ないと思われる。華々しく日本上陸したMy Spaceの二の舞になるとまずは予言してみたり・・。

まあ、きっと隠し球とか、いまのき機能の1/5くらいの公開で、さらに充実してくる可能性もあるが、現状でははっきり「目玉」と言える物がありません。



現在のインターフェース。が全然楽しそうじゃない!!
SNSに必要なのはこの「楽しげ」なインターフェースだと思うのだが、Googleって一番苦手なんじゃないかな、と思ったりする。
理詰めでは人間は動かないよ(と、Google様に上目線で言ってみたり)

 

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