このブログを見たって言うと、絶対に普通は飲めない幻の酒が飲めるというのはどうでしょうか。

2011年12月10日

実は今まで、飲食系のサイトは手がけたことがなかったのですが、今週ひとつオープン。一緒にバリに行ったこともある波乗り仲間の沖縄のお店のサイトをプロデュースしました。

はっきりいって、わたし、けっこう酒好きです・・・(-_-)

http://okinawa-tone.jp/

まったくそんな風には見えないと思いますが、これもWordpressで作っています。単にhtmlファイルで作るのと比較にならないくらいのSEO効果があるし、更新がお店自身で管理画面からできるので、とっても楽だし更新しやすい。ただ、やはり素人ではここまで作り込むのは無理ですので、我々の出番になるわけですが。自分のサイトもという方は、お気軽にお問い合わせください的な・・・(営業モード)

で、ここのお店のネット戦略の方向性を店主の荒川さんと詰めました。フツーにサイト作るだけでは意味が無い。現在でもかなり繁盛しているお店なので、この際、いままでとまったく違うことやろうと2人で考えました。

Facebookページも作ってありますが、いままでブログでも書いたようにFacebookはおっさんがメインのSNS。ということは、安い、美味いだけではだめで、酒にうるさいおっさん方に、「すげー」と言われる品揃えをしようということになりました。

で。沖縄と言えば泡盛。みなさん「古酒」(クースー)って知ってますか? 蒸留酒はたいてい、何年も保存すると熟成が進んで素晴らしい酒になっていきます。ウイスキーの×年ものとか、ありますよね?

昔の沖縄では娘が生まれると泡盛をカメに入れて地中に埋め、嫁に行くときに掘り出して飲んだのです。当然、20年ものくらいになってるわけで、透明な泡盛が琥珀色になり、それはそれは凄いことになっていたらしいです。「らしい」というのは、実は太平洋戦争の時に米軍の艦砲射撃や爆撃で、クースーの大半は破壊されてしまったのです。しかし、このクースーを現代に復刻しようという動きがあり、いろいろな工夫がされています。が、なんせ熟成させるのは気が遠くなるほどの年月がかかるわけですよ。

どうせやるならクースー扱ってよ。と気軽に命令したのですが、それからが大変。荒川さんには、沖縄中を回って探し出してきました。以下は彼の報告です。

「金武には観音寺というお寺ががあり境内には長さ270m、地下30mの鍾乳洞があり古くから龍神信仰発祥の地として敬われてきました。戦時中も奇跡的に焼失をまぬがれたそうです。古酒蔵がつくられたのは1988年。この1983年製造の28年古酒は古酒蔵ができる前に蔵元の人達の手で大切に貯蔵された古酒です。長い泡盛の歴史の中で、同ラベルに製造年数を表記した最初の古酒で、1983年から10年後、1993年泡盛鑑評会において沖縄県知事賞を受賞してるそうです。1本1本にシリアル番号が入っています!!金武の鍾乳洞で長期貯蔵されている古酒があると聞き現地まで行って購入しました。瓶につめるのも少量ずつで今年最後の一本とのことでした。」

こんな感じで鍾乳洞で28年熟成・・

に・・・・にじゅうはちねん?!

詳細はココ 

の・・・の・・・・・飲みたーーーーい!!!
※ホント、マジで・・・仕事抜きで・・・(T_T) 

価格的にはぶったまげるようなプライスだし、ものすごく貴重なので当然メニューには載りません。要はお店の看板なわけですが、なんと、「このブログを見た!」というと、一杯だけショットでオーダーできる権利を発行してくれることになりました。

年末年始に沖縄旅行に行かれる方、サポートセンターが沖縄にあってしょっちゅう出張で行かれている某企業の方、関係ないけど沖縄にはしょっちゅう行くという方、ぜひぜひチャレンジしてみてください。

空気に触れしばらくすると甘く 華やかな香りが漂ってくるそうです・・泣

さらに泡盛マイスターの資格を取るべく、がんばってるそうです、荒川さん
時間作って沖縄行くから、私の分、絶対に取っておいてよね。お願いだよ

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