男の美味いカマスの干物作りについて語ろう

2017年1月8日

本日は3連休の中日でマジでどうでもいい話です。

知ってる人は知ってるが、昔、自分はバスプロという釣りのプロであった。ここ15年くらいは釣りはあまりしてなかったが、今年頭くらいからまた再開している。主にサーフィンにいって夜明け前とか、サーフィン後にちょろっとやったりしているわけだが・・・。はっきりいって

今年1年で買った釣り具の金額、半端ない。ロッドも10本くらい買った。一番高いのはこれだ。

釣り具もサーフボードやゴルフクラブと同じで、安いのと高いのでは明確な差があるの。入門用の安いのでは全くもって釣れないです。感度も精度も低いから。コストだけ考えたらアジ1匹釣るのに数千円はかかってる感じなので、明確に馬鹿です。しかし、道具を買う楽しみ、いろいろ研究する楽しみで半分くらいは元を取れて、あとは釣る楽しみと食べる楽しみでチャラになります。

さて本日は食べたら美味しいカマスがいま旬を迎え、でかいカマスを釣って、干物にして一杯飲んでるわたしが飲みながら書いています。

そうだ、デカカマスを釣ろう

カマスって夏によく釣れる水カマスと、いま釣れる大型の本カマスがおりまして、味が全然違うのよ。いまの本カマスは最大40㎝くらいもあって脂がジュージューにのってます。塩焼きでも刺身でもイケるが、自分はうす塩の一夜干しが大好きです。

実は東京湾内でも釣れるのだが、狙って数を釣るのであれば、伊豆大島、下田、館山あたりが固い。だいたい間違いなく釣れる。伊豆大島は9月に行ったときに朝の1時間で何十も釣れたので釣れない人たちにあげてよろこばれた。夏のカマスはあんま美味くないの。ww

で、おそらくカマスは釣るのは一番楽な魚のジャンルに入る。群れているし、ガツガツしているのでけっこう簡単に釣れるのです。とはいえ、群れがいないとスカりますけどね。

釣れる時間帯は夜明けから1時間くらい。夕方〜日没からしばらくあたり。日中はほとんど釣れない。よって暗いうちに現地について明るくなったと同時に爆釣れして陽が上がると終了のパターンです。

準備について

まず一番大事なのは、寒さ対策です。とにかく寒風吹きすさぶ夜明けの防波堤に何時間もいないといけないわけで、UNIQLOのぺらぺらのダウンくらいだと即死します。フード付きの冬山用のダウンがベストで、どこのメーカーでもいいので「もっとも暖かな」タイプを買ってください。下に着るには実はこれが安いけどベストでした。

裏がフリース。ただしサイズがでかいので普段は上はLの自分でもMです。3色買ってしまいました。これとヒートテックとダウンの3枚で0度くらいでは全く平気。

下は防風のパンツをはいてください。下はヒートテックのウルトラフォームでOK。

タックルは面倒なので雑誌かムックでも読んでください。
初心者はこんなとこで。

ルアーはコレが1番カマスが釣れます。中国製で安い!!

伊豆大島でも下田でも千葉でもこれでカマス爆釣しました。他の人もびっくりするくらい。
これくらい釣れたら食い切れないので撤収。

干物を作るために必要なもの

まずは小出刃がいります。セラミックの万能包丁とかでは魚は下ろせません。

毎回研ぐ必要があるので砥石も

研ぎ方はググってくれ。

それとこちら

これがないとカラスとか猫にやられますぜ。

さて釣ったカマスを氷に浸けて持ち帰ったら、開いて綺麗にします。男が干物を作るなら必ず背開きです。侍は腹開きにしないのだ。血のりとかはらわたとかエラを綺麗にとって洗います。とくに美味しくしたければ古い歯ブラシで血糊を綺麗にする。

で、これを海水くらいの塩水に浸ける。市販のものは腐敗を恐れて塩が濃いのですが、自分で作る場合はさっと浸けるくらいでよい。そしてこれを干物かごに入れて干す。これ、一番でかいのはバナナくらいの太さです。

実は干物作りはいまの時期が最高。空気は乾いているし、気温が低いので腐らない。魚には脂が乗っている。もう最高っす。いまから焼いて日本酒飲みます。
冷凍しておくとけっこうもちますぜ。冷凍庫パンパンになっています。

わたしの本、月替わりセールで50位くらいに上がってきました。暇な方はぜひ

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