WEBから実店舗への集客は本当にできるのか、具体的な実証例です(秘)

2012年8月2日

わたし、月315円の有料メルマガというのを5月くらいからやってまして、質問をいただいてそれに答える形を取ってます。でもって最も多い質問の一つが「実店舗へ顧客を誘導するのにWEBはどう使えばいいか」っていう系統です。

はっきり言って飲食店等ではぐるなびや食べログは今や必須。かといって他店もみんなやってるのでこれやれば客がいっぱい来るかというとそんなことはないです。お金さえ払えば誰でもできるこれらのサービスは、敷居が低くて他と差が出ません。誰でもできるもので差が出るわけないのですよ。オリンピックに出るにはフツーの人と同じことしているだけでは全然ダメというのと同じです。

ましてや飲食店以外の小売店やサービス業の一般店舗では、食べログみたいな強力な比較サイトも無いわけで、これでナニもしないで「景気が悪い」ってぼやいていても意味ないわけです。

金があるなら金使え
金が無いなら頭を使え
頭も無いなら手を使え

ということわざは無いですが(笑)、今、勝手に作りました。以前、ブログでも紹介した茅ヶ崎の釣り船屋さんの例を取って、ちょこっと具体的に説明しましょう。ただし上っ面だけですので、実際にはこの100倍くらいあるわけですが・・・

こちらがその釣り船屋さんです。海釣りの人口は10年くらい前をピークに大減少。もともと建設業とかにファンが多かったのだが、景気の低迷で一番あおりを食った業界でもあり、現在では高年齢化ともにどこの船宿もアップアップです。廃業しているところも多いと聞きます。その上、釣った魚を料理できない人種が増えてるのも要因の一つ。

しかし海釣りしているのがじじいばかりかと言えばそんなことはなく、若い人でも料理が趣味の人もいれば、山ガールの次は釣りガールと言われているように、やってる人たちはやってるのです。だからネットで集客したいのなら、ネットに親和性が高い人たちを狙って集客するわけです。(ココ大事なのでメモ)

最初に、従来とは全く顧客層が変わっていくということをお伝えして、「いわゆる今までの船宿」とは違うサービスをネット上で実現しようということにしました。ソーシャルを最大限に活用しようということもその一環です。

で、結果。3/1のサイトオープンでいきなりの結果かが出ました。

過去5年間の3月度の顧客数の推移です。
初月から飛ばしまくり

3月から7月までも伸びていき、

残念ながら、7月はタイミング悪くて週末に海が荒れて出船できない日が続きまして動員数を下げましたが、順調に伸びています。
顧客数が増えれば資金的に余裕ができます。そこで新店舗を建造して、シャワー室や、釣った魚をおろして持ち帰ることのできる調理場も建造することになりました。いままでの釣り客とは全く異なる層に対して大変身を遂げていくわけです。彦摩呂風に言えば「釣り船のニューウェイブやぁ」みたいな感じですな。

つまり、私がコンサルしたのは、単にWEBの表現だけでは無くて、業態自体を変えることでした。これがネットに親和性が高い人たちに受け入れられたわけです。ちなみに待合室は「禁煙」にしてもらいました。 車で来られないお客さんは、船頭さんたちが駅まで車でお迎えに行きます。ビバ! サービス業。

で、肝心のサイト運営ですが、平均してブログ更新だけで1日3時間以上はかかっているようです。お客さんの動画を撮影して編集し、「一俊丸チャンネル」に続々アップ。アクセス数は日に日に増加して、現在では1日2000人近く見に来ます。でもってWebmasterツールで見ますと

Googleのパンダアップデート直後、一瞬下がったので心配しましたが、たぶん調整のようだったようで、パンダアップデート以前の2倍のクエリ数。つまり2倍、検索結果に出るようになったというわけです。「役に立つサイト」としてGoogleの評価が上がったと考えていいでしょう。

まさしく、「努力は報われる」「かけた時間の分だけ見返りがある」といういい事例です。 お客さんにとっても、格闘シーンをデジカメや動画で撮って貰えるというのは嬉しいサービスですし、入れ食いタイムにはTwitterで「現在××が入れ食いです、キター」みたいなのがリアルタイムで流れたりもするので、平日から釣りしたくてむずむずしっぱなしでしょう。

正直、ここに書いたのは上っ面だけで、本当はもっと隠された努力とか工夫とか、SEO的な改善とかいろいろあるわけですが、現実的なことを言うと、ここまでちゃんとやるべきことができるところはあまりないです(実はそれでもまだ私の要求している60%くらいなんですけど w)。

不景気を乗り越える最大の武器は「手を動かす」ことではないかと思います。頭はこちらが動かしますので仕事の依頼もお待ちしてます(営業モード)。ただ、いまは手一杯なので新規の仕事は1〜2ヶ月後になりますが・・。

釣りがしたくなったらまずはこれ読んでみてください

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