ショップや会社のブログのダメな書き方まとめと、いい書き方のヒント

2013年10月3日

昨日のエントリーは、ページビュー56000、訪問者数41150人で、なかなかの盛況でした。マジな内容でこれだけアクセスがあるのは久しぶりです。しかし9月から確かにロングテールのスモールキーワードでの訪問が厚くなっており、なんか今までとは違う手応えがあり、1日の訪問者数が一挙に階段を数段上がった感じで増えてまして戸惑っております。
どんなキーワードで来てるのかさくっと書きますと「半沢直樹系各種」「docomo iPhone」「ロリポップ」「ジェットスター」「Nokia Lumia 1020」「Windows Phone8」「fc2ブログ」「パタゴニア」「副業」「海ほたる」などのビッグキーワードのほか、「与沢翼」(爆笑)「zenback」「デキストリン」など。1回書いただけのエントリーで何年も上位に来るものもあります。その代表が「ジェットスター」ですね。www どんだけ役に立ってるんだ的な・・・

これです https://www.landerblue.co.jp/blog/?p=1796

昨日も書いたように

○訪問者の役にたつ
○何度も来たいと思う
○みんなに知らせたいと思う

が、Google様が評価する3点セットだと書きましたが、これは別にGoogle様だけではなく、普通の人も同じなわけで、Google様の評価はそれを代弁しているに過ぎない。アクセスが取れるコンテンツの基本は

自分が書きたい物では無くて、訪問者が読みたい物を書く

ということ。必要なのは想像力。顧客視点に立って考えられる力です。バズりたいのであれば、こういう内容を書けばよろしい。ひっじょーに簡単です。しかし実際に「書け」と言われてもナニも出てこない。これも事実です。どうしてか。

個人のブログであれば、極端な話、自分は匿名にして傷つかないように保ちつつ、誰かを叩いていればそこそこアクセスがある。そういうブログは世の中にはまとめサイト含めてたくさんある。しかし会社やショップでそれをやったら大炎上。アクセスは来ても仕事にはマイナス。また、個人なら得意なことばかり書いていればいいのだが、会社ではそうはいかないのが難点です。

そんなわけでだいたい手抜きのショップとか零細企業のブログはこんな感じになります。

◆新商品とか入荷のお知らせ

もちろんこれを浸透させるのが目的なわけだが、よほどのファンとか、マニアックでレアもののショップでもなければ、毎日毎日これではゲップです。たまに書いてこそ意味があるが、いつもこれでは全然ダメ。第一こんな商魂オンリーでアクセスが来るわけない。だったらみんなメルマガとって必死に読むわ。

○買う気満々以外の訪問者の役にたたない(セール情報は役に立つ)
○何度も来たいと思わない
○みんなに全然知らせたくない

◆スタッフの内輪話

今日の昼ご飯とか誰それが来たとか、スタッフの今日の服装とか、そういう「見る人にとってどーでもいい内輪ウケ」は最初からアクセスなんて考えておらず、社長から仕事を振られて「書きゃいいんでしょ、書きゃ」で運用されているサイトで多く見受けられる。とくにアメブロとか外部ブログで運用しているような適当なところではこの傾向が激しく見受けられます。まあアメブロでビジネスのブログをやる時点で意味無しで終わってるわけなので当たり前と言えば当たり前。だいたい商用使用は規定で禁止されてますぜ。

○全く訪問者の役にたたない
○二度と来たいと思わない・・社員がタレント並みにめちゃくちゃ可愛い場合は別
○みんなに全然知らせたくない

◆自社のビジネスモデルに全く関係のない話

洋服屋なのにアニメの話を延々と書く・・・みたいなケースがこれ。これは一概には×とは言えない。しかし諸刃の剣です。
仮にこれでバズれば、バックリンクやソーシャルでの評価が高まり、ドメインの力が増す。いっぱいアクセスが取れるようになれば商売ネタを混ぜてもサイトの力自体が強まってるから検索上位に上がりやすい。わたしのブログで本業と関係無い「半沢直樹」でバズって、そのあと本業系の投稿をしても上位に出るのと同じ訳です。

が、バズらない場合が悲惨。商売と関係無い話で埋まると、本来の客は引く。というか引きまくる。「なにやってんだ、ここ」になります。洋服屋でアニメばかりなら商売替えしてコスプレ専門店になるしかない(なったら逆に凄い)。したがってこの手はたまには使えるが毎回は無理。

○本来のターゲットの役にたたない。関係無い人の役にはたつかも。
○本来のターゲットはもう来ないと思われ
○本来のターゲットはみんなに全然知らせたくないがそうで無い人は知らせたいかも


写真_edited-1

であれば、どういう運用がいいのか、実際にコンサルする場合にはタイトルの付け方から投稿時間、アクセスログの見方から文章のチェックまでうるさいほどやりますが、実は書く内容は業態によって全く違うので詳細は書けないし、ひとつの事例書くだけで1回分です。よってポイントを書きます。

1 一番自社や自社のサービスを愛している人が書く

これが基本です。なんども書いてますが、「愛」が無い人にはソーシャルやブログは無理。給料もらってるのでその分だけ働くという人間は言われたことしかやりませんのでこういう仕事には向いていません。代理店に丸投げなんて意味なし。本田宗一郎氏の自伝を読むとどれだけバイクを愛していたかわかるし、松下幸之助氏も日清の創業者の安藤百福氏も同じです。著名経営者の自伝がなんで面白いかというと、めちゃくちゃに自社とか自社の製品を愛しているからで、仮に創業時のホンダみたいな企業があって本田宗一郎氏みたいな人がブログを書けばめっちゃバズります。間違いない。俺も毎日読む。

となると、必然的に担当は経営者または責任者になります。デザイナーや開発担当など仕事にプライドを持っている人で無いとダメ。そういうと「自分は忙しくて書けない」という経営者もいますが、そういう人は会社を愛してないんだな、と見限ることにしています。

2 誰が書いているかを明白にしてキャラクターを立てる

よくあるのが「持ち回り制」というヤツ。一見いいように見えますが、これこそ無責任の典型となります。誰も自分が責任を負わなくていいものに本気で向かいません。誰が書いているかわからないものは責任の所在も明らかではありません。大企業なら個人が顔となるのは問題もあるのでこの限りでは無いのですが、楽天でも「店長のキャラクターを立ててください」と必ず言われるはず。ブログも同じです。訪問者はどこの誰が書いているかもわからない物には興味を持ちません。

3 情報収集を本気の本気でやる

自社サービスと関係あるキーワードでテレビ番組を録画しまくったり、エゴサーチで情報を収集したり、参考にすべきものはRSSリーダーで毎日チェックするなど情報収集ができる人でないときついです。ITリテラシーの高い低いは、パソコン使えるとかそういうことじゃないのです。パソコンは普通に使える経理のおばさんでもめっちゃリテラシーが低い人はいますよね。リテラシーの高さは「正確な情報の収集力と理解力」だと思います。好奇心が強い人ほど面白いブログが書ける。それはつまり他人の好奇心を理解できるからですな。しかしここは訓練でパワーアップすることが可能です。

4 いつでもどこでも顧客視点を肌身離さず

前出のとおり、基本は「自分が書きたいものを書く」ではなくて「訪問者が見たい物を書く」です。しかしそれには想像力が必要。特にB to Cビジネスの経験が無い人はこれが苦手。ついつい顧客視点を忘れてしまう。飯食ってても、風呂入ってても、トイレに入っていても「あっ、これを書けば喜んでもらえる」というネタを思いついたらすぐスマホのメモ帳。わたしもやってます。あなたもやってください。

以上、昨日の続きですが、いかがでしょうか。
実は半沢直樹の原作を読んでいて、どこかで読んだことある世界観だなと思いまして、一昨日に山崎豊子さんの訃報を聞きまして、ああっ、これは「沈まぬ太陽」だと思い出しました。ずいぶん昔に読んだのですが、電子版を全5巻購入し2日で一気に読みました。頭中は半沢モードなのでめちゃくちゃ面白く感じる。大和田常務の100倍くらいあくどいヤツが何十人も出てきて、まともなのは主人公と数人くらい。メガバンクより日本航空のほうがずっと悪人だらけだったのかといまさらながらに・・・でもって4巻読んだら精神的にめちゃ疲れました。たしかホリエモンも前に誉めていたと思うが、自分は収監されたらこんな本は絶対読めないわ。めちゃ落ち込むと思います。

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