起業して成功したいなら、失敗を恐れないためにこの本を読もう

2014年7月28日

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

それは、去年末のことでありました。
ホリエモンドットコムの立ち上げの打ち合わせのあと、ホリエモンの会社のTさんから「堀江さんから依頼されたんですけど永江さんに相談したい人がいるんですが、紹介してもよろしいですか」と言われました。

そのあと調布のバリ料理屋(ここしか空いてなかった。ww)で打ち合わせしたのですが、そのときにTさんと来られたのが元エスグラントの杉本さんです。そう、かの有名な28歳で会社を上場させ、そのあとリーマンショックの煽りを食って400億の負債を抱えて倒産した、有名なエスグラントです。ちょっと驚きました。話してみたら非常に面白い。現在はなんとリスタートして別の会社を立ち上げ、なんと連結売り上げ159億円まで来ている。

イケイケで行ったあとで破綻する人はけっこういるけど、再起する人は少ない。実は不肖私めも資本金3億ちょっとまで増資して上場を目指したけど、ITバブル崩壊で行き詰まってしまい、ライブドアにM&Aされたわけです。昔の社員に「またやりましょう」とか言われることもあるのですが、もう会社を大きくしたりはこりごりです。地道でいいです。杉本さんは若いからできたわけではない。そんな簡単なものじゃないのだ。

で、相談というのが「いままで身を潜めて仕事をしていた。今考えている新規事業を立ち上げたいがどうしたらいいか」ということだった。わたしの回答はひと言

本を書いて全部洗いざらい公開しなさい

でありました。破綻のあとネットやゴシップ誌であることないこと書きまくられて叩かれまくった杉本さんとしてはかなり悩んだらしいが、数日後「決心しました」という回答が来て、そこからは早かった。ホリエモンの「ゼロ」のダイヤモンド社の編集の方と再三のミーティングを重ね、ゴーサインが出た。執筆のパートナーとしてはわたしの友人でキャリア豊富な寄本さんをアサイン。二人で何週間もこもってついに書き上げたわけです。タイトルは「30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由」になった。

IT企業の社長連も中にたくさん出てくる。ホリエモン、サイバーの藤田さんはじめグリーの田中さん、楽天球団の立花さんなど続々と実名で登場してくる。それぞれがプライベートではどんな人たちなのか、よくわかる。サイバーの藤田さんのストーリーはちょい泣ける。www サイバーエージェントの社員は必読ですな〜

ぶっちゃけ
おもろい!!

そんなわけで、かなり売れてるそうです。これから起業したい方、事業が行き詰まって泣きそうな方、どん底から情報商材以外で這い上がりたい方 www、などに超オススメです
個人的には辛酸をなめたところから這い上がる部分を繰り返し読んでほしいです。

IT系の方にもおすすめなのでKindle同時発売必須としたので紙とKindle、どちらでも読めます
現在Kindleのビジネスジャンルで23位でした。

  • 0
    このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
    follow us in feedly
PAGE TOP