初心者のためのSIMフリー携帯の基礎知識

2014年9月22日

iPhone6 PlusのWifiが不安定でめちゃ遅くて速度計測不能になったり、瞬断したりするのでWi-Fi切って使ってます。ネットにも怨嗟の声がたくさん上がっていてひどすぎます。ほかにもいろんなバグが噴出。自分もいくつか見つけた。「Appleはいつもそう」とか援護する人もいるが、昔のAppleと今のAppleじゃ企業規模もエンジニアの数も違う。同じでいいわけないと思う。トヨタだってアメリカ進出したときは不具合いっぱいあったらしいけど、いまじゃそんなの殆ど無いでしょ(たまにでかいのはある・・ww)
Android4.4もバグあったけど
こんなにはなかった。というか、誰でも使えばすぐ分かるバグはなかった。これはもうバグを承知でリリースしているか、またはバグに気づいてなかった(そんなわけないとは思う・・)。どうでもいいけどWi-Fiのバグ修正が終わるまでにパケット使い切ったらどうしてくれるんだ的な。

さて、今朝ほどはハフポスト見ていたらこんなの見つけた。

より旅が快適に!SIMフリーの携帯を海外で購入する方法とは

内容的には・・・ちょっと古い!!自分が10年くらい前にやった方法です。
書いているのは専門家ではないので仕方が無いが、事実誤認もある。そしてそれは、TwitterとかFacebookでSIMフリー携帯について語ると必ず言われる誤解でもあった。NewsPicksでも同じ誤解をコメントしている人もいた。よって本日はSIMフリーキャリア約10年のわたくしが、初心者のためにちょこっと語らせて頂きます。

わたしのSIMフリー歴について

ガラケー(この場合は日本製のじゃないのもあるからフィーチャーフォンだけどガラケーにしとく)の時代に、海外で使用するためにNokiaとシーメンスのSIMフリー携帯買いました。写真探してきた。確かこんな感じの。アジアで3000円くらいで買えたような記憶があるけどすぐに壊れるので閉口しました。

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あと、SoftBankになる前のボーダフォンの時のガラケーはなんとSIMフリーだったのです。インドネシアのお土産にとても喜ばれました。メーカー勤務の友人から中古をもらって持っていきました。現地ではめちゃ高く取引されてましたよ。

スマホの時代になってからは、2011年にイーモバイルから出たHuaweiのSIMフリーの買いました。Android2.3でぬたぬた動いた。このときのレポート書いてました。まだ3年前なんだな・・テザリング用に買ったのです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

7月に出たばかりのSIMフリーのスマホPocket Wifi S II を使ってみる。

アプリを5〜6個いれるだけで満タンになっちゃうし、社長は元人民解放軍だしということで、使うのはすぐ諦めて、BlackberryBoldを買ってSIMロックを外したのを2台。続いて香港のSIMフリーのiPhone3GS、4を買い、続けて昨年日本のAppleストアで5s、先週に6 Plusを買いました。要するにSIMフリーの携帯はいままで10台くらい買ったわけです。用途は海外用と、とりあえず当時はb-mobileしかなかったMVNOのSIMを使ってテザリングしたかったわけですよ。ここからが本題です。

日本でSIMフリー携帯買うと高いって・・・それはない

たぶんSIMフリー携帯というとほとんどの人がiPhoneを思い浮かべる。iPhoneは日本で高いんじゃなくて世界中どこでも高い。特に中国では高いよ〜並行品が40万円だから。www

しかし、iPhoneじゃないSIMフリーの携帯は実は日本ではとっても安いのである。ハフポストの記事には「現地で200〜300ドル」とあったが、そんな価格で中華スマホ買ったらアホウです。

●docomoはiPhone以外のSIMロックは3240円で解除してくれる

一番安いのはこれ。友人から使わなくなったdocomoの携帯かスマホをもらってください。ドコモショップにいくとロック解除してくれます。その場で5分です。ただしあまりに古いのはダメ。できる機種一覧はこれ

あなたが孤独で友人がいない場合は、ハードオフとかで中古の対応機種を買って解除してもらう。カンボジアで中華フォン買うよりよほど壊れません。
新品だって安いです。だいたいアジアの発展途上国は輸入税も高いし、現地で人気もあるから高いんです。Amazonで「SIMフリー スマートフォン」で検索してください
一番安いのはコレでした。3年前のでAndroid2.3なんで推して知るべしだが、海外でちょこっと使う程度なら十分でしょ。

前にブログに書いた日本のメーカーのフリーテル(中身は中国製)

ちょい上のグレード

アジアの途上国の露店で3万円のスマホ買う人の気が知れません。壊れてもサポートないんだよ。フリーテルとかdocomoのなら修理できるでしょ。「日本でSIMフリーのスマホは高いから」というのはあなたが知らないだけなんです。実は日本の市場って携帯電話とかは非常に安く買える。だって価格競争が厳しいんだもん。発展途上国はめちゃ高い。家にもう使わなくなって捨ててあるBlackberryBoldが3個もあるのだが、これだってそこそこの値段で売ってます。

海外の露天で携帯買っちゃいけない理由


ハフポストの記事では

そして何より、SIMフリーの携帯電話をひとつ持っているだけで、これから世界中どこへ行っても現地の電話番号をすぐに持つ事が出来るという安心感と楽しみができます。次の旅ではSIMフリーの携帯電話と共に楽しむのはいかがでしょうか?

と、あるんですが、これは間違ってます。途上国で買った格安電話は、どこへ行っても使えるってことはありません。まず日本で使えません。技適とかそういう意味じゃ無くてつながらないのです。

海外で使う携帯電話の適合要素で重要なのは簡単に言うと2点です。ひとつは世代でひとつは周波数。このほかに通信システムというのがあるけど日本ではauだけCDMA2000とかで、東南アジアではdocomoとソフトバンク方式がメインなんで、そのへんは渡航先を調べること。ここ、細かいこと書けるほど専門家ではないし、面白くないのではしょります。間違った説明していたら指摘お願いします。
まず通信世代が問題なのです。GっていうのはジェネレーションのGだよ、知ってた?
docomoで言うと

4G/LTE 第4世代
3G/FOMA 第3世代
2G/GSM/MOVAデジタル 第2世代 EDGE/2.75世代
1G/MOVAアナログ 第1世代

このうち、日本では3Gと4GですでにMOVAはサービス終了しています。ところが発展途上国はまだ2〜2.75世代で、都市圏のみ3Gがやっと少しという程度です。ハフポストの記事を書かれた方が買った3000円のヤツはおそらくGSM、つまり第2世代ですので日本では使えません。現地の安い携帯はその国のGSMの周波数だけに対応している場合があります。それで安くしてる。

逆に言うと日本のdocomoの携帯のSIMロックを外して海外に持って行っても、docomoのFOMAのみの携帯は3Gしか拾いませんので途上国では使える範囲がやたら狭いです(docomoの携帯をSIMフリーにして海外で使うときにはこのページをチェック)。逆に日本に観光に来たアジアの人が現地のSIMフリーのGSM端末を持ってきても使えないのです。海外で安い携帯買って、日本のMVNOの音声SIMいれて使おうってやってみたらGSMオンリーだったとかけっこうありそう。

これに加えて「周波数」があります。自分が行った国ではタイが特殊な周波数の3Gで、対応しているのはiPhoneとGalaxyだけでした。昨年からAISというキャリアがやっと互換性のある2,100MHz帯の3Gを始めたばかりです。こういう国では周波数に対応していないとGSMしか掴めないことになります。

あと、日本語化されてない安い携帯も多いです。中国語と英語と現地語だけみたいなのが普通です。英語ぺらぺらなら別にイイですけど。

渡航先で使えるSIMフリーの携帯を調べるには

世界中で一番汎用性の高いSIMフリー携帯はといえば、価格は高いですが間違いなくiPhoneです。北米の1機種を除いてほぼすべての周波数に対応。iPhone6は
GSM/EDGE 850/900/1800/1900; CDMA EV-DO Rev. A and Rev. B 800/1700/1900/2100; UMTS/HSPA+/DC-HSDPA 850/900/1700/1900/2100; LTE 1/2/3/4/5/8/13/17/19/20/25/26/28/29
に対応しているはずです。(eBayではみんなこう書いてる)

次に、iPhoneには世界中の携帯キャリアでiPhoneを扱っているところのAPNデータが入っているらしく、そういうキャリアの現地SIMを入れるだけで電波を掴みます。でもAndroidはAPNを設定しないとダメ。ショップでやってくれる場合もありますが、自分でやらないといけないときもある。
海外渡航先にSIMフリーの携帯を持っていくときは以下をググらないといけない。けっこう日本人がブログやレポート書いてます。

1 現地のキャリアを調べ、一番つながるのはどこかを確認
2 そのキャリアの周波数を調べる
3 自分のSIMフリー携帯が適合しているか調べる
4 適合していればサイトでAPNを控えておく
5 パケ死しないように料金システムを控える(スマホははじめからデータ通信パックのにするほうがよい。安いSIMだとSMSでコースの切り替えが必要)

ということをしないといけないのです。面倒な人はiPhone一択ということになります。iPhoneのSIMフリーが高い理由がこれでおわかりですよね。または現地で使い捨ての携帯を買う。この場合は他で使うとか考えないことです。

1年半経過したので変わってることもあると思うけど、海外旅行にはこれが役に立ちます

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