そもそも「SEO」でものなんか売れませんけども

2010年9月20日

SEOブームなのか?

ショップやってると、毎日のように営業電話とかメールで「SEOやらせてください」というのが来る。が、基本的にこういうのは相手にしないに限ります。なんでかというと、そもそもSEOなんかでモノは売れません。SEOは結果であって本来の手段ではないから。ものが売れていて集客ができていれば順位なんて自然に上がるのです。

中学で習ったはず。「逆は必ずしも真ではないが、対偶のみが真」
いいサイトを上に出そう、が正しいとして検索エンジンは設計している、つまりコレが正しいとすると

【逆】上にでるなら、いいサイトである・・・・・必ずしも正しくない

【対偶】上にでなければ、いいサイトではない・・必ず正しい

ほらね。変でしょ。

SEO、つまりSearch Engine Optimizationは、日本語では「サーチエンジン最適化」です。一言で言うと検索エンジンの少しでも上位にでるようにするということなんだが、本来の意味がだんだんねじ曲がり、上位にでれば売れると理解されている(というか、理解させられている)。これは、「逆」なので必ず正しい訳じゃないのですよ。こんなんで売れると考えるのは、広告出したら売れると考えるに等しい。

検索エンジンのロボットと呼ばれるプログラムは、毎日のようにWEB上を巡回して、サイトの価値判断をしている。公開されていないが「更新頻度が高い」「ページ数が増えている」という判断基準に則っている(らしい)。「有力サイトからリンクされている」というのもある(らしい)。が、この基準は日々更新されていて、どんどん変わっている。
誰が考えても更新頻度が高くてページが増えているのがアクティブなサイトなわけだが、以前自分もブログを自動更新させて勝手にどんどん意味のないページを増やしていくプログラム組めばいいじゃんと考えた。でも、専門家に聞くと、googleの検索エンジンはどんどん進化していて、そんなのは簡単に見破るという。内容までも把握するようになってるらしい。googleの技術は凄いのだ。

検索エンジンの基本姿勢は「小細工使って上位にでようとするサイトを見破り、本当にいいのを上位にする」という、至極もっともな精神に基づいている。誰が考えても当たり前なのだが、「いいサイト」はきちんと更新されていて、どんどんページが増えて、アクセスも増えて、みんなが凄いといってリンクを貼ってくれるのが普通なので、そういうサイトなら自然にポイントが上がっていくようになっている。そしてそういうサイトなら当然のようにものも売れているはずだ。なのでサイトも更新しないし、商品増えないのにSEOやっても無駄なんである。本末転倒とはこのことだ。

(SEO都市伝説)

1 相互リンク、三角リンクは意味なし

「こちらはすでにリンクしたので相互リンクしてください」というメールは、サイト運営しているとイヤというほど来る。昔の本とか読んで、いまだに相互リンクすると上位表示されると信じているらしい。確かに7-8年前は自分もこういう手法を薦めたが、こんなんはとっくになんの意味もなくなっている。これを誤魔化すためにA →B →C →Aと迂回してリンクする手法も編み出されたが、すぐにばれてしまって検索エンジンは評価から外しているのだ。だいたいディレクトリの検索エンジンなんていまや誰も使ってない時代に、リンクページ作ってそこからいったい何人来るの、って感じ。こんなのに時間を費やすほど馬鹿馬鹿しいことはない。
もっとも、「相互」ではなくて「一方的に」リンクされているのは評価されるらしい。なのでこういう依頼メールが来たら放っておくことです。相手は損だがこちらは得。仕方ないですよ。

2 隠しリンクとか隠し文字などの小細工は逆効果

ネット創世記のころは、たとえば白バックに白文字でページにキーワードを仕込んだりとかをよくやった。しかしいまでは逆に「こんなことをするのはやましいことがあるからだ」とばかりに、マイナス評価になるらしい。すごく利口なんです、検索エンジンのロボットは。下手な小細工は逆効果になるということを肝に銘じたほうが良いのです。こんなことするなら本来の仕事をしたほうがいいです。

隠しリンクや隠しテキストやってるとgoogleから削除されてしまう実例
http://bit.ly/c9kjzw

話を本来に戻すと・・・
サイトでものが売れないのなら、まずは販売している商品自体に問題があるのです。市場に必要とされていないか、もしくは視点がずれているか、とにかくユーザー視点に欠けている。そしてもの自体に問題がないのなら、次はサイトに問題がある。つもり更新頻度が低くてページ数が全く増えなければ、検索順位はドンドン下がる。たとえお金を払って一万人のブロガーに紹介記事を書いてもらったとしても、一時は上がるけれどもすぐにまた下がる。そして更新頻度が低いサイトはユーザーの再訪問率が低いからそもそも売れない。
そもそも現在では検索エンジンは同じドメインでは上位2つまでしか表示されないから、楽天やYahoo!ショッピングや、無料のおちゃのこネットは強い競合がいる限り、どうやっても検索エンジンにはでない。オリジナルドメインを取得しないままだと検索からくる客は全く期待できない。最低限の投資をしないと結果は付いてこない。

ものを売りたいなら、路面店もネットも同じです。店が良くないのにチラシや広告打っても人は来ないし、来ても二度と来ない。そもそも店を完全にして、商品も絶対売れるモノを揃えれば、自然に人は集まり、検索エンジンにも上位表示されるようになります。コレが正しい姿だと思います。

変化球や隠し球より、ストレート勝負

どんなビジネスにも言えることなんですが・・・

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