仕事ができるかどうかは一点だけで決まる

2016年1月14日

イケダハヤト師と思い切りかぶってると思われるキャラの・・

手書きの手紙で依頼する人は「仕事ができない人」 社会学者・古市憲寿氏の持論に驚きの声

というのを読みまして・・・すみません、この人がどういう人かよく知りませんでした。調べたら

2003年(平成15年)、埼玉県立越谷北高等学校を卒業、慶應義塾大学環境情報学部に入学(AO入試)。
2005年(平成17年)から2006年(平成18年)まで、ノルウェーのオスロ大学に交換留学。
2007年(平成19年)、慶應義塾大学環境情報学部を卒業、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻相関社会科学コース修士課程に入学。同コース修了。
現在、同博士課程に在籍中。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)
2012年(平成24年)、野田内閣の内閣府国家戦略室「フロンティア分科会」部会委員
2013年(平成25年)、安倍内閣の「経済財政動向等についての集中点検会合」委員[4]
2013年(平成25年) 内閣官房行政改革推進本部事務局「国・行政のあり方に関する懇談会」メンバー
2014年(平成26年) 内閣官房「クールジャパン推進会議」メンバー
2015年(平成27年)伊勢志摩サミットロゴマーク選考会審査委員

社会に出て仕事した経験あるの??

と思いましたが、本書いたり大学の研究員とか政府の委員でも仕事といえば仕事だよね。ということでそれはいいです。すまん、疑って。ww
ただ、この前にも「ハーフは劣化しやすい」という発言で炎上したとか・・これとかは

アングロサクソンは我々より成熟が早いけど老化も早いように見える。我々は若い時は童顔で損するけど年食うと若く見えていいわ

くらいにしておけば波風立たなかったのになと思われます。この発言の時は周囲が相当ムッとしたのに本人は全く気がついてないということでしたので、この特徴はむしろ「仕事ができない人」に分類されるのではと思った次第ですが、それはそれで良いです。ちなみにわたしも会議などで周囲をムッとさせる発言をしますが、意図的にやっておりまして、反応を見て「こういう反応をしているからこの人はこうだな」とか考えます。割と腹黒いのです。

それはさておき、上の記事見ると発言に対しての反応で

「合理主義を追求するのは悪いとは思わないが無礼じゃ意味がない」
「日本の情緒は何処行ったんだろう、と」

というのがありましたが、この反応も相当に外していると思います。古市くんが言ってるのは「仕事ができるか、できないか」という評価軸で、「礼儀正しいかどうか」の評価軸じゃないからです。礼儀正しくても仕事ができない人もいれば、礼儀知らずでも仕事はできる人は存在します。そういう人は「礼儀が不要な業界」にたくさんいます。IT業界とかね。ww

わたしが考える仕事ができる人とできない人

わたしの中の評価軸で、仕事ができるかできないかというのは一点しかないです。最初に書いちゃいますが

自分の頭で考えられるか
言われたことしかしないか

ということです。学歴に関係ないです。過去に東大出てても言われたことしかできない人には何度も会いました。そこそこの会社のオーナーで、学歴は無くても常にいろいろなことに興味を持って、頭をフル回転している人もいました。

IMG_3498のコピー

自分の頭で考えるということは、いろいろなことに興味があり、相手はどう思うかということを想像できる人です。手書きの手紙を書くのであれば、手書きの手紙が来たら感動する人に出すのであれば仕事ができる人です。それを古市くんに出すから「仕事ができない人」なわけです。つまり

手書きの手紙を書く人が仕事ができないということではない

わけですね。この点、古市くんは「自分に電話や手書きの手紙で仕事を頼む人は仕事ができない人」と言えば良かっただけなのです。手書きの手紙に感動する系統の人は実際にかなり存在しますから(自分は感動しないけどな。あとやっぱり突然の電話はイヤだ ww)。

ではどうして、仕事のできない人は古市くんに「手書きの手紙」や「電話」で仕事を依頼してしまうのか。それはおそらく上司や先輩に「仕事の依頼には手書きの手紙を出すと効果的だ」と教えられ、なんの疑問も持たずに相手の特性を考えずにその手法を採ってるからです。つまり「言われるままにやっていて自分の頭で考えてない」わけです。

相手にアプローチするときには、どういう戦略を採れば一番効果的かを考えて、その仮説を立てて、テストしてみて、反応見て手法を変えてみる。あ、これはマーケティングの基本だ。
つまり仕事ができる人って、それが高利貸しであっても、マッチ売りであっても、テキ屋であっても、飛び込みセールスであっても、常に自分の頭で「もっとも効果的な戦法」を考えられる人だと思うんですよ。

わたしがコンサルしていて思うのは、「アドバイスのままで1ミリも工夫がない。またはアドバイスしても半分くらいしか実行できない」人は成功しません。成功するタイプはこちらのアドバイスを自分なりに解釈して、それに上乗せして工夫する人なんですよ。

ところで先日、溜まっていた大量の紙の書類を処分したんですが・・・これ買いました。家庭用のシュレッダー。音も静かで昔のオフィス用とは比較にならない。ぶっちゃけ感動物です。わたしに紙を送ってきてもこの餌食になりますのでよろ。

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