スタートアップの皆さんに贈る言葉

2016年6月14日

みなさん、こんにちは。早朝のAppleのカンファレンスWWDCはいかがでした?
MacOSにはSiriがビルトインされるそうなんですが、正直わたくし、iPhoneのSiriは出たばっかりの頃に、遊び半分で数回使っただけ。MicrosoftのCortanaも使ったことないです。アシスタントいりません。自分でググります。

で、Siriに開発の人員のリソースをたくさん割くなら、もっとOSを安定させてバグを無くして欲しい。Mailの返信のバグはずっと前に指摘して修正してもらったけどまた元に戻ったままだし、なにかの拍子にやたらメモリ食って重くなる的な挙動あたりをなんとかしてもらえないだろうか。吸引力の落ちない掃除機でダイソンが世界制覇したように、PC本来の性能を追求するのが筋なんじゃないかと思うんだよね。

んで、本日は、起業したばかりの皆さまに、アドバイスを一点だけしてみようかと突然思った次第。これ、自分も起業するときにもらったアドバイスで、肝に銘じてやりました。実際めちゃくちゃ役に立った。最初に書くけど

どんなに忙しくても仕事は断るな!!

です。
「あれ!?永江さん、いつも仕事を選んでいるって書いてるじゃん」というあなた・・・わたしはいいんです、わたしは。起業してから何十年も経ってるわけだし。でも自分もサイト制作の仕事はほとんど断らないんですよ(コンサルはやってからだめだこりゃと断るケースはある・・)。単価が安くてもね。理由はあとで書く。

なぜ仕事を断ってはいけないか

起業した当初、誰でもけっこう仕事を持っています。というか仕事をもって起業するケースが大半だからです。中には「なんとかなるだろ」と何も仕事を持たずに起業する人もいるかもしれませんが、だいたい食い詰めてサラリーマンに戻ります。

最初の数年は、仕事の回し方もイマイチだし、どれくらいの許容量が自分にあるかもわからないから、受けすぎて徹夜が続いて苦しいこともあります。しかしこのように時に限って・・

××さん〜仕事があるんだけど、できるかな

みたいな打診が来たりするわけです。仕事が詰まってキーーーーっとなってる時はつい

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ぱくたそにええ感じのあった・・ww

すみません、いまパツパツで来月終わりまで空きません

みたいに言ってしまうんですが、これはダメです。ダメの典型です。
顧客視点、つまり発注者の立場に立って考えてみましょう。

「××君は、起業したばかりで仕事が回ってるか心配だ。よし、ちょうど良いのがひとつあるぞ。ひとつ出してみようか」みたいな感じで打診したら「パツパツで来月まで空きません」とか回答が来たら・・・・
まあ、そりゃ良かったなと思うかもしれませんが、ハシゴ外された感が半端ない。次に出す気にもならない。だってまた「いま忙しくてパツパツなんですよ〜」とか言われたら馬鹿馬鹿しいからです。

自分も会社経営していて同様の事が何度もあり、そういう場合はどうするかっていうとそのまま仕事は出してない。数年して「仕事ありませんかね」とか言われたこともあるが、スタートアップの時なら試しに仕事を出すというスキームもあるが、何年か経過したら試しに出すというのはもうない。慣れているところとやるわけです。

仕事がパツパツなのにどうやって受けるのか

問題はココです。そんなこと言っても物理的に受けられないんだから・・・と思う人が大半でしょう。はっきり言うぞ「お前に友人はおらんのか」です。

自分が仕事を受けられないのなら、知り合いに回すのです。ただし、仕事のできないヤツに回すとあとで自分の信用も無くすから、ちゃんとやってくれる人限定です。で、発注元には「自分自身はいまできないのでこちらでコントロールしますので、外注に出してもいいですか」と断ってもいいし、なにも言わなくてもいい。
間で全く抜かなくてもいいし、5〜10%くらいなら抜いてもいい。ただし丸投げしてるのに半分とか抜くとあとで友人にバレたときに信用無くすので、明朗会計が好ましい。つまり紹介時に「10%だけもらってもいいかな」みたいに話すのです。

こうして「来た仕事は全て受ける」という風にしておくと、「××君のところはどんなに苦しくてもうちの仕事を受けてくれる」というフラッグがたち、それからも仕事が来るようになります。仕事が絶え間なく来るという未来は絶対にないので、こうして信用を得ておくわけですよ。

で、わたしにも時々「予算がないんですけど・・・」みたいな依頼が来ます。私自身はあまりに低予算の構築は死んでしまうのでやらないのですが、こういうケースでは「デザイナーではないので凝ったデザインはできないけど機能的には必要十分のを作れますよ」といって身内で手が空いてそうな人に丸投げします。中抜きもしません。

自分的にはこうやってまだまだ食えない人たちに仕事を回しておくと、いざというときに「永江さんのタメなら死ねます!!」みたいなスタッフを囲い込むことがでくるのです。ムッフッフ。悪だな・・悪・・・

Kindleの今月のセールで1巻目が99円だった手塚治虫先生のコレ、買ったんですが・・・もうめちゃくちゃに淫靡で近親相姦とかアメリカ占領時のGHQの横暴とか陰謀とか、凄い内容に驚いた・・・映画化してもいけるんじゃないかな。これ。手塚生スゴス!!

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