ビジネスにつながる、いちばんコスパが高い行動

2017年2月1日

本日はメルマガとnoteの日。

1 わたしがサイトに掲示板を設置しない理由
2 履歴書作成代行サービスの客層をセグメントするには
3 管理栄養士の妻のブランディング方法
4 飲食店のWeb集客方法について
5 BtoBにソーシャルマーケティングは有効か
6 料亭に勤務する母の定年後の働き方へのアドバイス

です。まぐまぐ!またはBLOGOS、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。関係ないですがついでにInstagramもフォローしていただけると喜びます。はじめて1年でまっとうにフォロワー数4000人超えました。(フォロー数161)。30%くらいの秘訣はブログにも書いてますが、残りはクライアントだけに教えてます。w

さて本日は、ネタに困ったのでメルマガの質問から面白いのを1つピックアップ・・・・

私は自営業です。永江さんが考えるビジネスに繋がる一番コスパが良い行動は何でしょうか?
異業種交流会に参加する、セミナーに参加するのは論外だと思います。書籍を読む、ツイッターで情報収集、セグメントされた小規模なコミュニティーに入る、人の行かない場所に足を運ぶなどかと考えますが、どう思いますでしょうか?

おもろい!!

ということで、本日はこれでいきます。

異業種分流会とかセミナーはビジネスにつながるか

ぶっちゃけて申しますと、すぐには直結しないに決まってる。

まず異業種分流会ですが、こういう催しには大きなシステム的な弱点があります。つまりひと言で言うと・・・

仕事が欲しい人たちが集まっている

ということになります。中には「仕事を出したい」という人もいるとは思いますが、めっちゃ忙しかったらそもそもこういうのには出席していられない。よって「なにか仕事になる糸口を探す」というのが大半の出席者の目的だと思います。仕事を依頼したい人たちと、欲しい人たちが集まっているならバランスが取れますが、後者だけならその後の飲み会で「何か一緒にやりましょう」と意気投合して盛り上がってもなかなかビジネスには結びつきにくいわけですね。友人はたくさんできるからそれで割切ったほうがすっきりします。

セミナーは、精神的な高揚を得たり、楽しかったり面白かったりはしますが、新規ビジネスにすぐつながるということはほぼないでしょう。つまりコスパは悪い。むしろセミナーに出席するより自分でセミナー開催した方がよい。もちろん自分で集客できればですが・・・・。
士業の方とかはこの方法がけっこう有効ですが、必須条件として「しゃべりが立つ」という事が重要で、その能力がないときっついわ。

本を読んだり、情報収集はビジネスにつながるか

これも、長期的には情報を収集することはもちろん必要なのですが、コスパで考えるといいわけないですよね。コストのうちの一番を占める部分はあなたの時間です。こればっかやっていたらおまんまが食えなくなります。手を動かさずにこればっかりやってる人もたくさんいます。

もっともコスパがいいのはなに?

これ、簡単ですが、はっきりいって

新規営業

です。当たり前ですよねぇ・・・・
ものすごく昔の話ですが、まだホリエモンがオンザエッヂという会社やっていたとき、「最近ね、すごい営業チームと組んだんですよ」という話をしてました。当時オンザエッジはまだまだ世間には少ないサイト制作の会社だったのですが、ここに営業会社が3人くらいのチームで入っていて電話でアウトバウンドのWeb制作の営業してました。後のサイバーの藤田さんですわ。「Web制作の営業を電話でする会社なんてないでしょう? だから仕事が猛烈に取れます」と言ってました。いまじゃ逆効果。w

話を戻すと、あったりまえですが一番コスパが高いのは営業ですが、これにも2種類あるわけです。
1 アウトバウンド
2 インバウンド
ですな。

人によって全く効率が変わるアウトバウンド営業

アウトバウンドというとテレアポや飛び込みを思い出しますが、この方法で得られる顧客はリテラシー低めの中小零細です。今は逆に飛び込みとかできるガッツの若者がかなり減ったと見受けられるので、本気でやればけっこういけるのではないかとも思うわけです。

前に書いたら「それ、弁護士法で禁止だから」って言われたのですが、仕事のない弁護士さんが仮に1日200社くらい雑居ビルを飛び込み営業すれば、数社くらいのクライアントは見つけられるかと思います。他の士業の方も法律がどうかは知りませんが、飛び込みまくれば仕事は取れます。だってそんなことしてる競合は、いないもん。

テレアポは、電話でマニュアル読むような人と、本気で顧客にメリットを与えられると信じて熱意を持っては話せる人では、コンバージョン(笑)が全く変わってきます。ほとんどのテレアポ会社からかかってくるのは前者ですねぇ・・・「買い取り」のテレアポは以前たくさんありましたけど、あれって結局「押し買い」のテレアポでしょ?押し買いが規制されてからぷっつりとかかってこなくなりました。

アウトバウンドのメリットは、興味がなかった人にこちらから押しかけていけることなんですが、デメリットは元々興味がない相手なので理解してもらうことに時間がかかることでしょうか。大半は理解する気も無くて門前払いです。

この効率を上げるためには「他人の紹介」というのが一番いいわけで、紹介をもらって営業にいくと門前払いはされないわけです。ただ、きちんとした対応をしないと紹介者の顔を潰すことになる。よく「コネ入社ケシカラン」みたいな話がありますが、本人が自分でコネ作って入社できるくらいならたいしたものだと思います。人脈を作るためには本人が信用されないといけないわけで・・・

コスパが一番いいのはインバウンド営業

わたしがこのブログ書いてるのもインバウンド営業の一環です。

ブログ読む → 電子書籍買う → 仕事の打診

みたいなのが王道です。でもこれで仕事が来るには「たくさんのアクセス」がないといけない。わたしのブログは月によって現在、80〜120万PVくらいですが、それでも仕事の打診は月に1〜2件です。うち、ちゃんと仕事になるのは50%以下。しかし問い合わせをしてくる方達は、興味があってある程度の腹づもりがあるわけですから、いちからの説明も不要に近い。要はこちらが本当に役に立てるかの見極めだけで済みます。

コスパだけ考えればこれが一番よろしいので、わたしはコレやってるわけですね。私のクライアントさんたちも同様で、だからこそ「Web集客をお手伝いしますよ」というわたしのビジネスモデルが成立しているわけです。と、最後は宣伝こいてみました。

マインドマップの本が本日のKindleセールになってます。実は自分も良く考えると頭の中でマインドマップ描いてるんだよね・・・・実際に手では書かないけどね。こういう思考回路ってかなり大事。さらにKindle読み放題だと無料だからちょっと読んでみる。

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