紙巻きたばこの大幅値上げが貧富の格差を無くす!!

2017年3月21日

森友のおかげで国会が全然進みません。ましてや自民党の爺議員の圧力で禁煙法案も全然進みません。これが通らなかったらいまさらオリンピック辞退する方がいいよね。
「東京都が勝手にやればいいじゃないか」という声も国会議員から上がってるそうなので、禁煙法案が自民党議員団に潰されたら、次の都議会選では自民党には死んでも入れない。で、おそらく禁煙を推進するであろう都民ファーストが大勝するだろうから

東京都内の公的施設の敷地内での喫煙一切不可

の条例を制定するのがいいと思います。
まず対象となるのが国会と都庁と官公庁。議員宿舎、国公立の学校、全部都条例で敷地内全面禁煙。いやなら東京からでていけと。w
国会議員団も国会に出てる間はたばこが絶対吸えなくなるので、喫煙の習慣がだんだんなくなってくる。たばこ吸いたければ国会議員やめるとよい。石破さんも愛煙家だが、このチャンスに禁煙してもらって将来の日本のために健康を維持してください。手遅れかもしれないが。

そんなわけで、国会がダメなら都議会選で「禁煙」を掲げる党に入れます。こちらから攻めるのもありですわ。

貧富の差はどうして生まれるか

貧富の差は教育の差とよく言われます。だから生活保護家庭の子にもきちんとした教育を受けされるべきと。これは正しいと思いますのでわたしも「出来る子には」公的な返済不要の奨学金を主張しています。こういうエントリーね
逆に金がなくて勉強もできないのに自分も大学で遊びたいからとFラン大行くのに学資ローン借りて、返せなくて自己破産とかアホかと思います。

しかし単純にそうはいかんよという考え方もあります。

これ、めちゃ面白いので読んだ方がいいとは思いますが、要するに

1 富裕層の子供は十分な教育を受けられるからいい大学に行けるといわれている

  ↑ そんなに単純じゃない

2 そもそも知能が高いと富裕層になれる確率が高い

3 知能が高い親からは知能が高い子供が生まれる確率が高い

4 よって富裕層の家庭の子は良い教育が受けられて富裕層になる可能性が高い

という、神も仏もないものです。確かに周囲見ても、両親が勉強できるとだいたい子供もできる。いくら金持ちでも代々大地主とか、ラッキーな商売で一発当たって大儲けしたみたいな家の子は全然ダメみたいな事例がよく見えます。まあ周囲の事例なんで科学的ではありませんな。w

親の経済力と子どもの学歴の相関関係 プレジデントオンライン

「経済的に余裕がないからか、学校に対するいい思い出がないからなのか、単に無自覚なのか、家事もやらず子を勉強に向かわせる気がない親が少なくないですね。また、離婚をしたことで精神疾患を抱えている母親もいる。家庭を訪問すると、部屋が片付けられていなかったり、流しが洗い物でいっぱい、という家庭もあれば、机がなく万年床の上だけが自分のスペースという子もいます。明日が子どもにとって大切な期末テストや中間テストだというのに、自分の買い物に平気で付き合わせる母親までいます」

まあ、こういうのを見ますと、貧困の連鎖からの脱出は非常に難しいと思えるわけです。無理矢理勉強させるわけにもいかないし、そもそも両親の知能が高くなければ子供もそれを引き継いじゃってる確率が高い。かといって何もしなければ、貧困に生まれても向上心のある親に育てられて努力できる子供は良いけど、ダメダメな家庭で育ったダメダメな子供によって社会福祉が食いつぶされることになるわけです。

しかし、そんなこと言ってるとなにもできない。ひとつくらいやっとけば貧富の差をなくせるということを提案したいと思うわけです。しかも簡単にできます。欧米ではすでにやっています。

紙巻きたばこを一箱3000円くらいにする

高すぎるって?
すでにオーストラリアとかこれくらいしますよ。

で、まずはこれをご覧下さい。
厚生労働省の発表データです。
調査の対象は、平成26年国民生活基礎調査(約11,000単位区内の世帯約30万世帯及び世帯員約74万人)において設定された単位区から層化無作為抽出した300単位区のうち、平成26年8月豪雨の影響により1単位区を除いたすべての世帯及び世帯員で、平成26年11月1日現在で1歳以上の者とした。対象世帯のサンプルは3000超えてる。

世帯収入と喫煙率の関係です。

世帯収入が低くなるほど金がないはずなのに喫煙率が上がる。とくに母親が顕著で、世帯年収600万を超える家庭では5.6%の母親しか喫煙しないのに、400万円以下の家庭ではその3倍の15.3%も喫煙している。

両親が喫煙すると子供はどうなるか。科学的なエビデンスでは・・・

タバコの煙の中でこどもを育てると、こどもの IQが低くなります。家庭の受動喫煙とこどもの知的能力の関係を調べるため、6歳から16歳の米国小児5,365名について読解力、計算力、積み木ならべ能力と血中コチニン濃度との関連を検討する調査が行われました。知的能力はコチニン濃度増加つまり受動喫煙の増加に伴い有意に低下していました。受動喫煙が高度だと10ポイントほど成績が落ちていました。これは軽症の慢性鉛中毒と同じ程度の知能低下でした。注目すべきは受動喫煙が軽くともそれに見合った知能の低下が観察されており、これ以下なら知能に影響しないという閾値はありませんでした。親が家でタバコを吸うだけで、軽症の鉛中毒に等しい知能低下がもたらされることはなかなか重大です8)。喫煙の悪影響は妊娠前に禁煙する以外に防ぐことができません。次世代の幸せを願うなら、妊娠前も出産後も禁煙を続ける必要があります。

親が喫煙すると、子供は軽度の鉛中毒くらいの知能低下となる。少しならいいとかそういうこともない。これをつなぎ合わせると
「喫煙する親の子供は知能が低くなりがちで特に母親が喫煙すると影響が大きい」というのは間違いない。

さらに・・・・

「切れやすい」「よくトラブルを起こす」などの攻撃的問題行動がこどもに増えています。オーストラリアで 5 歳児の攻撃的問題行動の要因に関する母子 5,342組のコホート調査が行われました。妊娠時の母親年齢、学歴、収入、婚姻状態、精神的健康状態、初回妊婦訪問時の妊娠週数、妊娠合併症、児の性別、出生時週数、出産後の母親の就業状態、家族構成、母親の精神的健康状態を調整した結果、攻撃的問題行動のリスクは、妊娠初期の1日喫煙本数とともに増え、20本/日以上の喫煙で2.6倍(有意)となりました。この種の調査では母親の精神的不安定さがこどもの問題行動に反映する可能性があるため、先に述べた多くの因子を調整する必要がありましたが、調査結果はニコチンが直接胎児の遺伝子の発現を修飾し胎児脳のニコチン受容体機能を改変していることを強く示唆していました6)。日本では学齢期児童の20人に1人がADHDとみられています。妊娠中の受動喫煙の影響を調べるために、デンマークでADHD児170名と対照児3,765名について症例対照研究が行われました。社会経済階層、父母兄弟の精神疾患既往歴、父母の年齢、低体重出生・早産・低アプガルスコアなどの危険因子の調整を行った結果、妊娠中の母親喫煙は児の ADHD リスクを有意に2.2倍増加させていました。

つまり

親が喫煙すると知能が低くキレやすい子供になる

ということが証明されているわけです。貧困家庭ほど両親の喫煙率が高く、子供はその影響を強く受けている。喫煙ヤンキーが馬鹿でキレやすいのがそれを証明しています。そこでたばこ一箱をイギリスやオーストラリアなみに3000円にする!!

貧困家庭はたばこ止めるしかない
・・・・・浮いたお金でまともなご飯が食べられる
・・・・・集中力が増すので仕事もできるようになる
・・・・・子供の被害が最少に食い止められる

富裕層で吸いたい人は勝手に吸うので税収にはたいして影響しない
たばこ農家の生産量は減ってもその分高く買い上げれば良いということで解決や!!

考えてみると日本の喫煙率は平成16年くらいからがっくり下がった。

いまりの中学生が生まれた頃ではないか。最近の若者って大人しくて礼儀正しい。いいかた悪いと草食系。これは親の喫煙習慣がなくなってきたからではないか。とはいえ、貧困家庭が集中するあたりでは全然その傾向がないから、いまだぶち切れる馬鹿ヤンキーが多いのではないかと決めつけてみます。

そんなわけで、日本の将来のためにも

たばこの大幅値上げは必須

ということなんでございます。アベノミクスの第5の矢くらいに採用していただけると幸いです。

昨日、コレ見たんですけど面白かったです。AIの未来・・・Googleの社長が美人AI作るっていうみたいな設定なんだけど、ソフトウェアは作れてもハードウェアは天馬博士じゃないからあのラボじゃ無理だろうと突っ込みながら見てた。

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