何事も「楽しい」と自分に思い込ませると実際に身につくからイヤイヤながらするのは時間の無駄

2019年9月9日

台風一過で東京はめちゃくちゃ暑いです。先週末に南房総に行きましたら、ギンカ(銀貨)クラゲというのがたくさん発生してまして裸でサーフィンしているみんな、刺されてました。wikipediaに写真ありましたけど

こんな感じでカッパの皿みたいに真ん中が丸く空いています。大きさは5センチくらいなんですが、気持ち悪い。これがたくさん固まって流れてくるの・・・・。台風で流されていてほしいわ〜

さて・・・・話はまったく変わるのですが・・・・
私がいつも思ってるし、口に出して言うことなんですが、

なんでも楽しんでやれ

というのが何事にも共通して成功するポイントだと思うんですよ。分かってない人も多いので本日はコレね。

勉強のできない子っていうのは「とにかく勉強自体が嫌い」というのが多いし、仕事のできないヤツの特徴は「仕事するのが好きじゃなくて金もらうために渋々やってる」というタイプが典型的。イヤイヤやるからミスはするし、やる気が無いので効率も上がらない。なんとかしてサボろうと思ってる。

興味のない事でもその中に面白いことを見つける

「金のために最初から興味のない仕事に就くからだ」と断定するのは簡単ですが、そもそもどんな仕事だって楽しいこともあれば嫌なこともある。しかしだいたいにおいて仕事で成功した人というのはなんでも楽しく考える。

【例1】飛び込み営業マンだって楽しくやればこうなる
昔、光通信のバリバリの飛び込み営業マンから役員になった人と話をしたとき、「永江さんは元リクルートだから、先方は名刺交換してくれるでしょ。でも我々はそもそも名刺交換さえしてもらえない。何度も通って名刺を交換して貰った時の喜びってたまらないんですよ。やっと信頼関係が少しスタートしたかなって思うんです。この方はその後出世されて日本の経営者ベストテンにも選ばれてしました。

自分の例を挙げます。
実は私、大学1年の時に販売のバイトをしたのですが、生まれて初めてだったのに初日からめちゃちくゃ売れて「絶対販売の経験あるでしょ」と言われたのが自慢です。特に販売自体には興味はないのですが、「お客さんの希望を読み取る努力」ということをしてみたわけ。

「何をお探しですか」ではなくて、ひょっとして「こういうものを探していますか?」という問いかけをして反応を見る。だんだん傾向が分かってきて当たるようになるとけっこうな勢いで売れました。要するにガキなのにPDCAを回していたわけですよ。ww メンタリストDaiGoみたいな感じですが、当たると面白いし客も「なんてよく分かってるヤツなんだ」と信頼してくれます。おそらく109のカリスマ店員も同じようなことを無意識にしているのでは?

一見、つまらなそうな仕事でも、その中に楽しさを見つけると急に能力も実績が上がるわけ。

「給料もらう」から「稼ぐ」に意識を変えたあとにやること


ココにも書いたんですが、トヨタの5代目社長であった渡辺捷昭現相談役が新入社員として入社して配属されたのは従業員食堂の担当。自動車メーカーでこんな職場だから本人は最初がっくりしたが、はっと気づいて余分な仕入れや残飯を減らすためにカイゼンしたのが認められたという伝説もあります。

どんな仕事だって興味を感じる部分は絶対ある!!

という視点を持つと、どんな仕事をしてもマイナスにはならないわけですよ。イヤイヤやるからなにも身につかないわけ。もっとも勤務先の経営方針が「客から金を搾り取ることしか考えていない」「まるで詐欺まがい」みたいなケースでは金のためとか思わずに一刻も早く転職することをオススメします。

目的のすり替えをする

これは実は意外と簡単です。
たとえば英語力を上げたいが、英語自体が好きじゃないとする。だから必至に覚えるのが苦で仕方ない。こういうケースで一番簡単に英語を身に付けるのは英語ネイティブの恋人を作ることって言いますよね。でも英語勉強するよりそっちの方が障壁が高いわ・・・ww

【例2】留学しなくたってTOIECで満点が取れる
わたしの電子書籍を出版してくれているプチレトルの谷口さん、通称タニケイさんは、留学もしたことがないのにTOIECのリスニングが満点です。

本書では、英語学習コーチの谷口恵子(タニケイ)が、忙しい会社員時代に1日30分×3ヶ月、このシャドーイングを中心とした独自の方法でトレーニングを続け、TOEICリスニング満点を達成したその7ステップを「タニケイ式シャドーイング」として紹介します。タニケイ式シャドーイングは、どんなレベルの人でも無理なく続けられ、効果が出るトレーニングです。どんな勉強をすれば英語力が上がるのかわからず迷っている方、今まで自己流で勉強してきて効果が出なかった方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

まあ、もともと地頭はいいということはありますが、それにしても留学もしたことがないのに満点ですぜ。

谷さんは受験でしか英語を勉強したことがなく、それほど好きでもなかったそうな。しかし英語の発音がカッコいいので喋りたくなった。で、彼女はジョブズの大ファンだったので、まずやったことは超有名なジョブズのスタンフォード大の卒業スピーチ「tay hungry stay foolish」を丸覚えした。

身振り手振りを入れて完全にフルコピー。話す速度も完コピ。中身を理解していないと当然気持ちがはいらないから内容をしっかり頭に入れた。これを何百回も繰り返して自分のものにしたそうな。それから面白くなってきた。

同じ事を台湾の女子で英語と日本語がペラペラの子も言っていました。彼女は映画が好きで、好きな英語の映画を字幕を入れずに必死に聞き取ってやはりコピーしたんだそうな。台本を覚えるわけね。それを何十本もやるうちにネイティブに話せるようになっていたそうな。
「YOUは何しに日本へ?」で日本に来たことのない東欧の女の子が日本語を不自由なく話せて、それが日本のアニメが大好きでアニメで日本語で話していることが知りたくて丸覚えしているうちにマスターしたというのも見た。このパターンは先日話した中国から日本に帰化された方も言ってました。

これを仕事に当てはめるといろいろなパターンができるでしょ。

●仕事自体は得意ではないがいろいろな人と知り合える場として考える
●将来、起業するためのノウハウの取得の場として考える

みたいに直接の目的じゃなくてもそこをずらして意欲の持てるやり方を考えるわけ。でもそれができるのは実は前向きでそこそこ頭がよくないとできないから、結局は格差が開くわけだが、それはまあ仕方の無いことではあります。

ところでInstagram見ていたら、この猫背矯正ベルトが出てきて、Amazonで調べたら案の定、Instagramに中国人が出してる広告よりずっと安かった。肩こり防止にもなるので、いまもこれ装備してブログを書いています。

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