仕事ができない人 = 想像力がない人 の対処法

2019年10月9日

本日はメルマガとnoteの日。noteは単体だと108円ですが年間のマガジンだと3980円なのでかなりお得になります。マガジンがオススメです。w

 1 子供を私立小学校に通わせることの是非について
 2 妻の書作品を海外に展開するには
 3 わたしが今最も注目しているガジェット
 4 自分に自信を持つために
 5 地方の町会の祭りを盛り上げる施策
 6 ステージ4の卵巣がんの母の治療方法

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さきほど思うところあってこういうツイートをしましたら


いきなり着火しましたので、本日はこれを掘り下げての話です。

まず、思うところありというのは、ここ最近の周囲で似たケースがあったこと。一人は会計コンサルタントのY氏で彼のサイトを作るのをアドバイスしているのですが、中に入れるイラストをどういうのがいいのか考えてもらったら、「全くひとつも思い浮かびません」という。自分の顧客なら正座させて30分は説教するところだった。w

もうひとつは校正をお願いしているKさん。校正だけでなくて編集もやって頂こうとチャレンジしてもらったら、ほぼまったく企画が出てこない。出てきても使えないものばかり。プレゼントについての記事の編集企画だが「自分はそもそも家族以外にプレゼントしたことがないから思い浮かばない」という。経験がないとできないなら世の中にSF作家も漫画家も存在しないではないか!!!

両者とも自分の得意ジャンルでは顧客の気持ちになったり読者の気持ちになって誤解をさせないよう、相手が一番求める回答を出せるプロフェッショナルなのに、少し的を外れるとそれができない。これについては後半に書く。

仕事ができる人は、相手の気持ちを読み取れる人

売れる営業マンは顧客のニーズを読み取って適正な商品やサービスを奨める。売れる販売員は客が本当に欲しかったものを奨めるから売れる。飲食だってできる接客は客が望むものを奨められる人だ。美容師だろうがエステシャンだろうが、全て同様。コンビニ店員だって客の気持ちになって働ける人が入れば売上が上がるだろうし、人気ラーメン店は客の反応を見てどう感じているかを必至に読み取ろうとしているだろう。

接客業には限らない。応募者の気持ちを読み取れる人が採用担当なら採用率は上がるし、働く人の気持ちになれる総務がいればみんな生き生きして働いて会社の効率が上がる。


そして仕事のできないヤツはこれができない。忙しい時にテレアポしてきて延々とマニュアル棒読みするヤツは死んで欲しい。

逆に、なんでこんなことができないんだろうというヤツも多い。


本当にその通り!!嫌がってる人がたくさんいるという想像力の決定的な欠如。この意味では電車の中で平気で化粧する女子も仕事ができない確率が高いと思うんですよ。自分はなんともないからって、嫌な人がたくさんいるという事が理解できない。特攻隊を馬鹿にするのが芸術だといってる人もたぶん仕事はできないし、してないだろう。ww

で、どうしてこれができる人とできない人がいるのかというと、もちろんアスペルガー症候群みたいな人もいるだろうが、見たところ一番多いのは

仕事にやる気無しのタイプ

です。私がよく言う金はもらうものであって稼ぐものじゃないと考えてるタイプね。こういう思考経路のヤツにとってお金は労働時間で拘束される代価でもらうものだから分からないようにサボった方が時給が上がるのと同じなわけ。そこまで考えないけど体感的にそうしてる。だから仕事はできるだけサボる。客の気持ちになって考えると疲れるし、そもそも熱が入ってないから考えない。だって自分の給料は時間拘束の代価だから(リフレイン)

つまりこういう人らは、そもそも仕事にまともに向き合っていないから、客の立場になって考えるみたいな七面倒なことはしないのである。やったら損くらいに思ってる。では能力がないかというと、ナンパが巧かったり、副業のUberEATSでは評判が良かったりするので単にやる気の問題でしょう。w

これに対して、搭載されているCPUの速度が2世代前くらいで非常に遅く、SSDも劣化しているような人も見受けられます。つまり想像するという力がない人です。
若いならまだしも、地位だけは無駄に高く、年食って性能劣化したような人の周囲は大変だろうなと思う。SSDどころかハードディスクで、しかもがりがり音が鳴り出してるワンマン社長とか・・・・仕事の効率化やIT化を毛嫌いする経営者は100%これですよ。働く人の気持ちになれない。

自分の主戦場では発揮できるのにそこを外れるとダメなケース

話が最初に戻ります。

普通に仕事をしている時には顧客の気持ちになれるのに、他のジャンルではまったくなにもできないというケースでは以下のことが考えられる。

1 無駄な苦手意識

さきほどの二人ともまずはコレ。「サイト制作なんてしたことがない」「人にプレゼントしたこともない」という自分に経験がないという原因で苦手意識が先走っている。しかし経験がなくたって思考経路は全く同じなのだ。単に融通が利かないだけの話。はっきりいって自分も他人にプレゼントなんざほとんどしたこともないし、もらったこともないけどいくらでも編集企画案はでるし、いままで全く触れたこともない盆栽の記事作れと言われてもできると思う。

Yさんでいうなら、顧客の会計管理の相談に乗る際には「この人はここが知りたいんだろうな。ここに困ってるんだろうな」と考えながら話してるわけです。Kさんだって校閲するときには「この表現だと読んだ人はこんな風に誤解してしまう」と想像しながら仕事をしている。つまりできてるわけです。しかしここに「普段やってない」というフィルタがかかると急にフリーズしてしまうわけです。

いつもやってるようにやればいいだけなのよ。Yさんは「訪問した人がこういうイラストを見てこう感じる。こういうイメージをもってもらうならこういうイラストがいいはず」と想像すればいいだけだし、Kさんは「プレゼントをきっかけにあれこれ調べている人がこの記事に当たったら隅から隅まで丁寧に解説してあって、これは役だった」と感じる企画を出せば良い。経験なんてあればそれに越したことがない程度。

永江式社畜論 「少ないお金をもらうためだけ」の仕事が面白いわけがない


でも紹介したが、

この方は、まったく働いたことがない専業主婦から44歳でパートタイムになり、そこから1年で正社員になって1年後に赤字営業所の所長に抜擢されたこの方は、当然、弁当など売ったことが無かった。しかし「このお客さんはどのお弁当が食べたいのかな」と想像して販売することで爆発的に売りまくって出世されたわけです。経験なんぞ不要です。必要なのは想像力と、それを使うことが楽しいと自分で考えられるかです。ということでこの本はオススメ

2 実際に手を動かさない

「アイデアが浮かびません」というタイプに多いのが、

パソコンに向かって頬杖ついてぼーっと考えてるだけ

という人が非常に多いです。文豪じゃあるまいし・・・・いや文豪だって情景を描くためには取材してそこのイメージを頭にたたき込むくらいは普通にやっているし、取材ノートはぎっちり書いてる。机に向かってぼーーーっとしたらどんどん文章が湧いてくるなんて人は少ないだろう。松尾芭蕉だって日本中歩き回ってるじゃないか。座敷に座って俳句作ってないぜ。

いまはネットという凄い武器があるんだから、Yさんの場合なら競合のサイトを20くらい見て自分はどのような印象を持ったか整理していけばどういう写真やイラストには自分はどういうイメージをもったか鮮明になったはずだ。できるディレクターなら普段からネットサーフしていて「あ、このUIはいい」とか「あ、この表現は響くから使わせて貰おう」とか想像力をもって引き出しにネタをしまってるのである。

Kさんは、同様の記事やブログを100くらいも見て回ってどれが自分に役に立ったかランキングを付けて整理するくらいやれば引き出しがどんどん増えるでしょう。つまり両名に対しては

ぼーっとしてないでネタ帳を作れ

というだけなのである。
これは普段の仕事でも同じで、毎日をのんべんだらりと惰性で過ごしている人と、自分の中のネタ帳がどんどん分厚くなっていく人ではすぐに大きな差が出る。そのネタ帳を元に想像力を拡大していく。頭に刻める人は刻んでも良いし、ダメならEvernoteかなんか使えよと思います。将来大きく変わってくるし、これをしない、できない人は一生貧乏まっしぐらです。

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