心に大きな穴があく、とっておきの小説11選

2020年1月14日

昨日のニュース。

中国の男性が小説に夢中になり8日間絶食 自宅で動けなくなり救出される

実は同様の経験が自分にもあり、18歳の頃にトルストイの「戦争と平和」を猛スピードで読みふけって三日三晩かけて読破し、憔悴しきったことがあります。「戦争と平和」は全5巻だけど、ライトノベルとは違い文字量や心理描写が物凄くて、わたしのテキスト速読モードをしてもこれくらい必要でした。読破できる比率はかなり小さそう

先日も読書の必要性を説いたエントリーがかなり回りました。

どうしてここ20年で情報格差(知的格差)が広がったのかを永江理論で解説します

で、いい小説にあたると、まるで失恋したときと同じような症状が出現します。


ライトノベルやSFや推理小説ではなかなか体験できず、いわゆる純小説や名作と言われるものに出現率が高い。映画でいままで同じ症状になったのは私の場合は「ニューシネマパラダイス」だけです。w あと、昔のドラクエ。ww

で、↑のニュースのレスを見ると「それはなんていう小説か知りたい」との声も多かったが、知る由もない。そこで本日は私自身の経験とTwitterの声で「心に穴を開ける小説」を拾っていきます。もちろん個人によって受け取り方が違うのでAさんの心に穴は開いてもBさんに空くとは限りません。




わたしは日本文学なら砂の器かなぁ・・・



すいません。わたしは村上春樹は「ノルウェーの森」しか読んでません。


三国志と水滸伝は両方とも長編で読んだあとの脱力感がハンパないです。どんどん登場人物が死んでいくし。



わたしは読んだけど余り記憶がない・・・ww

わたしの少年時代に胸に大穴を開けてくれた作品はコレ。超短編です

「みずうみ」っていう超短編ですが、読み終わったあと1週間は動けなくなりました。まだ恋愛もしたことのない無垢な少年(ww)にブッ刺さりました。

エッセイやSFもよいですが、こうした胸に大穴を開ける文学を読むことで、想像力が増して頭が柔らかくなり、自分の文章も巧くなる。テキストの脳への書き込み速度も速くなり、悪い事はひとつもありません。小説を読め。

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