本日、Kindleにて新著「ネットの中心でファクトを叫ぶ 」が出ました!!

2021年6月7日

【急募】
わたしのメルマガNOTEでは毎回皆さんの質問から5~6問を選んで回答しているのですが、GWあとで質問が枯渇しています。今週の質問まで足りないのでいますぐ質問頂ければ来週のメルマガで回答できるかもしれません。どんどんお寄せ下さい。

Kindleから新刊が出ました

本日は告知です。
わたしの新刊が出ました。まずはKindle版からです。ページ数が非常に多いのでのちほどオンデマンドの紙版も出ますが価格はかなり高くなります。iPhoneで読むと500ページくらいありますので・・・・


なんと、385えん!!!
※Unlimited契約の人は無料!!!

いままでKindleでは総合1位がたしか2回。2位も数回ありました。今回もなんとか上位にいけるように頑張ります。

なんでこんなに安い価格なの

確かにメルマガとnoteの金額設定はミスって安くしたままでいまになっていますが、Kindle版のこのシリーズは書き下ろしではありません。基本的には2年間分の内容を再校正して編集して加筆したものです。

当社の由良さん(もと出版社の編集担当)が全部のブログを読んで、同じような事を書いているエントリーは重複部分はガッチャンコして削って合体。かなり書き換えたりしたり古いデータは削ったりしているのでかなりの時間がかかりました。でもって、コロナについてはあまり内容を割いていません。基本的に

一喜一憂せずファクトをチェックしてファクトから判断せよ

という内容です。

大きく分けて4つです。

【目次】
第1章 世の中の様々な疑問もファクトを知れば百戦 危うからず

 平成30年版情報通信白書による「日本人はソーシャル全然利用してない」の図と、その理由
 お金がないなら犬を飼っちゃいけない? はい、その通りです。高齢者が子犬飼うのも無責任がすぎる。
 日本の20代パスポートの新規発行率6・9%の謎を解いたら馬鹿みたいだった
 「原発怖いから嫌だ」という人は見ないだろうがとりあえず書いておく話
 名古屋市の恐るべき給食で名古屋市の子どもはこうなった、をエビデンスで

第2章 政治・経済問題もファクトで真実を証明せよ!

 「年金だけでは足りないからあと2千万用意しろ」の報道は、内容がかなり違う
 国が借金して国民にばらまいたらどうなるのか、ギリシャがたった10年前に証明しました
 「消費税は全年代にかかるから年代による不公正を是正」に対する「貧乏人ほど負担が重くなる」の根本的な間違い
 「このままでは日本経済は破綻しますか?」への永江的回答
 消費税(だけ)で景気が悪くなったのバカグラフを検証したい

第3章 受動喫煙問題もファクトでぶった斬る!

 喫煙はあおり運転と密接な関係があった! をエビデンスから
 生活保護費からタバコ代にどれくらい消えているか、統計から試算してみて驚いた
 加熱式、蒸気式など新型タバコって受動喫煙ないだろと思ってるなら『新型タバコの本当のリスク アイコス、グロー、プルーム・テックの科学』を読んでから
 さくらももこさんの命を奪った乳がんと、喫煙、受動喫煙の驚くべき因果性について
 飲食店全面禁煙の法律で本当に飲食店は潰れるの → んなわけない。逆だろ
 【保存版】うるさい喫煙援護を黙らせる、危険な受動喫煙撲滅党(旧日本嫌煙党)のあーいえばこう言い返せ問答集

第4章 少子化対策がなぜ日本にとって最重要課題なのかファクトで証明する

 「あと15年で、九州と四国を足したくらいの人口が日本から消える」ってことを、6割以上の人が知らないというホラー
 デフレを脱却してインフレになるには「少子化対策が最優先」って経済の基本でしょ
 今生まれた子が80歳になった時、日本の人口は3795万人?! で高齢者半分という恐怖
 どの政治家も心して自覚せよ。日本が生き延びる道はこれしかないことを理解しろ。ここで永江プランを作成した
 残念ながら……コロナで日本の滅亡は数十年早まった

日本にはファクトチェックをする習慣がない

これは根本的に「ディベートをする文化がない」からだと思います。
ディベートは「わたしはこう思う」という自分の感覚の話をしても「わたしはそうは思わない」となり、感覚対感覚では話がまるで進まず、相手を納得させることもできない。 
とはいえ、世の中には全くディベートができないレベルの人たちもいて、

「コロナは東アジアでは欧米と比較して被害が少ない。日本はイギリスの1/18しか死んでいない」

「では、あなたの親や知人が死んでも同じ事を言えるのか」 www

というテンプレートの返答が来るとウンザリします。数量の話に感情で返されては一歩も進まない。親や知人がどんな病気で死んでも悲しいのは同じなのにこういう人はコロナしか悲しくないらしい。

「クルマって素晴らしいね」という話に

「あなたの子供が交通事故で死んだらどうするのか」

という返答が帰ってくるのと同じです。
まあ、こういう人とは会話というか討論にならないし、テレビしか見ない人たちなのでわたしの本を読むこともないと思う。コロナで驚いたのは、勉強ができると社会的に思われていた医療従事者の中にデータが分からない人たちが多くいることだ。医者になるための勉強は「自分の頭で考える」のではなく「間違いなく記憶する」というほうに重きが置かれているのではないか。そして「××先生の言っていることは常に正しい」的な上下関係がはっきりとできていて逆らえないみたいな・・・。

とりあえずわたしの本を読んでいただいてちょっとはファクトについて考えて頂ければ幸いです。

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