価格訴求だけではない、+アルファのサービスで競争力を創る話

2013年2月14日

一昨日のエントリー
これからの一つの方向性。「重サービス+高価格」を考えてみよう
というのが意外と好評で、特にFacebook回りでけっこう評価高かったです。twitterはこういう真面目なネタはダメッスね。たまにはこういう真面目なのも書くんだよということですが、今回はこの追加エントリーです。

価格競争で自分の首を絞めまくるサービス業界で、↑は、「優良顧客だけに絞り込んで高負荷のサービスを提供する代わりに高い価格で販売する」というビジネスモデルだったわけですが、このほかにもいろいろな発展系があるわけですよ。

たとえばコレがヒント。

ユニクロさんのFacebookページ
https://www.facebook.com/uniqlo
に先週投稿されたネタなんですが・・・

1

通常の数倍のシェアとイイネを獲得。要は聴覚障害者のお客様のために手話が出来るスタッフがいますよ、という内容なんです。一般的にはFacebookでは
「いい話だなぁ〜」→ シェアしよう
というだけの事になりがちですが、コメントを見るとそうじゃない。

聴覚などの障害者の方達がたくさんコメントしているわけです!
「自分も行きたい」と・・

障害を持っていらっしゃる方も、お金を使ってくれる大切な顧客の一人であり、Facebookを見る限りかなり積極的な反応がある。わたしのFacebookの友人にも聴覚障害のあるエンジニアがいるのですが、彼もこの投稿をシェアしていて、友人達がコメントしていました。

考えてみると、でんかのヤマグチのお客さんも、間違いなくお年寄りが多いと想像できるので、体が不自由なかたの比率も高いでしょう。日本では「障害者=可哀想な人」「障害者対象にお金儲けなんてけしからん」という固定的な見方をする人がいますが、障害者だって立派な消費者であり、買い物をするなら自分が便利な店に行きたいわけです。

「最近は不景気で客が来ない」、って嘆いている時間があるのなら、手話くらいマスターする努力が欲しい。調べてみたら一所懸命やれば数ヶ月で日常会話レベルまではできるらしい。客は世間話だけでは無くて買い物に対しての専門的な会話を求めているわけだから、そこを集中的に取得すべきでしょう。

○手話で今日のネタを説明してくれる寿司屋
○点字メニューのある居酒屋さん
※点字変換なんていまや編集ソフトがあるからパソコンでできます
○手話で通じる美容院

など、いくらでも応用ができます。もちろんすでにやっているところも多いと思いますが、投資コストもかからず、自分の努力と勉強だけで付加価値が付くわけですから、やって損は無いはず。

「おれ、勉強するのが嫌いだからナァ」という方は、そのまま潰れてください。仕方ないですわぁ。救いようが無いもん・・・・
で、+アルファっていうのはなにも障害者のお客さんだけが対象じゃ無いわけです。「ペットと一緒に泊まれるホテル」とか「託児所付きの美容院」とか、いろいろあります。が、「手話が通じる」に比べるとある意味、金があればなんとでもなる付加価値ではあります。自分で勉強しないと付かない付加価値のほうが参入障壁が高いわけですね。××語が通じる(英語、中国語なんて普通だから他ので)店っていうのもその線ですな。

まあ、なんだ、今の時代、ほかと同じじゃ生き残れないのよ。価格競争は馬鹿でも出来る一番簡単な差別化だが、蛸が自分の足食うみたいなもので、競争相手が多くなると破綻一直線です。よほどの規模でないと無理だし、それでも牛丼戦争、家電戦争見ると、ぞっとするものがあります。規模で勝負するより質で勝負するべきなのです。

そういえば↓こういう方もいらっしゃいましたねぇ。こちらはサービス提供側ですが・・

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