景気も経済も少子化対策もすべてマインドを上げるところから始まる

2022年4月7日

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 1 コロナ不況はあと何年で回復する?
 2 動画編集はMac Bookのハイスペマシンが必要か
 3 本業と副業、どちらに注力した方が稼げる?
 4 日本は核保有の資格があるのか
 5 これからの日本経済の行く末について

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コンサルタントの一番大事な仕事とは?

わたくしの本業はこちらなわけですが、コンサルタントの一番大事な仕事はズバリ

マインドをあげること

と、断言できます。どんな素晴らしい施策であっても、「やらされる感満載」であったり、「面倒だなあ」とか「こんなことしても効果無いだろう」というスタンスだと絶対に成功しない。よって、仕事のできるコンサルは「この人に付いていったら成功する」というマインドを持たせる事から始まるのである。マインドが上がれば真剣に言うことを聞いてくれるし実行もしてくれる。

この「この人に付いていったら成功する」というマインドは、コンサルタントがどれだけ成功事例の引き出しをもっているかにかかっている。

大手コンサル企業の場合、新人でも先輩の残したデータや企画書が山のようにあり、経験豊富なリーダーに率いられているわけで若くてもそこそこできるわけだが、世の中にはまともな会社勤めや経験則もないのにTwitter界隈で「コンサル」を名乗る若い皆さんがいることもよく知られており、引き出しもないのによくできるもんだなと感心する。こういうケースではすぐに化けの皮がはがれて「騙された。金を損した」という地獄に堕ちるわけです。

戦争も同じ。マインドが高いほうが勝つ

ロシア軍がウクライナに侵攻したとき、多くのロシア兵は訓練と聞かされまともな作戦の説明もされず、空軍と陸軍の連携もできないまま、弱いと聞いていた相手がめちゃくちゃ頑強で徹底的に抗戦され、仲間の中には残虐性がむき出しだったり幼女嗜好の変態がいたり、強盗や泥棒がたくさんいたりでかなりマインドは急降下したと思われる。

これにたいし、ウクライナ軍は「絶対負けない」「死んでも戦う」という高いマインドを維持した。基本的に準備万端の戦争では攻める方は守る方の何倍もの兵力が要るわけで、ランチェスターの法則というのが100年前にとっくに確立されています。

これはビジネスの世界でも使われていて、差別化、接近戦、集中化というような言葉で規模の小さな組織が巨大な敵と戦う方法を数理モデルで表すことができます。ウクライナ軍は首都防衛に専念したのにロシア軍は広い範囲を攻撃して撤退に追い込まれました。まさに戦争の素人。

日露戦争の日本海海戦の時、東郷平八郎率いる連合艦隊は、世界最強といわれたロシアのバルチック艦隊を完膚なきままに打ちのめしたが、日本軍は非常に準備周到に訓練を重ねて練度を高めた。貧乏国ゆえ砲弾が撃てず、砲身の中に小銃を吊して射撃の訓練を徹底的にやったという。

日本海軍連合艦隊
戦艦4隻
装甲巡洋艦8隻
巡洋艦15隻

ロシア海軍
戦艦8隻
海防戦艦3隻
装甲巡洋艦3隻
巡洋艦6隻

なわけで、普通なら圧倒されるところを日本海軍は小型艇の損害だけでロシア海軍はほとんど撃沈なのであった。バルチック艦隊ははるばるとアフリカの喜望峰を経由してクタクタになってやってきた。大本営に「敵艦隊見ユトノ警報ニ接シ聯合艦隊ハ直チニ出動、コレヲ擊滅セントス。本日天氣晴朗ナレドモ浪髙シ」と打電し戦闘に入る。最後の一文はかの秋山真之が書き足したのだが、この打電を見てもやる気満々、マインドが天まで届けなのが分かる。
マジで面白いから絶対読んで

太平洋戦争でも真珠湾攻撃の時は訓練に訓練を重ねて満を持して大勝利となった(外務省のチョンボで宣戦布告が遅れた)が、逆にガタルカナルやインパールなど、歴史的な敗戦というか敗残の時はろくな準備もせず、作戦の詳細も立てられておらず、勢いだけで行ってこいだったからマインドはどん底です。

米軍は逆に真珠湾までは厭戦気分が強かったが、日本が卑怯なことをしたという宣伝で国中のマインドを高めた。9.11のあとのアフガニスタンへの侵攻の時も鬼気迫るものがあったろう。なにせ歴史で初めて米国本土が攻撃されて3000人が殺されたわけだから・・・。

戦争は基本的にマインドが高く、戦力差が相当に無い限り、しっかりとした準備をして作戦を練りに練った方が勝つのである。もちろんマウンドが高くないと訓練もできなければ作戦も立案できない。

映画では戦闘シーンの前に王が軍勢の前で演説をして兵の意気を上げるのが常套だが、マインドが上がった兵は何倍もの力を出すのであります。

会社組織もマインドが高い組織でないと勝てない

新規事業で失敗している組織で新しい新規事業を立てようとしても、大半は心がもう折れていてマインドは下がっている。成功させるならマインドをあげるコンサルタントを入れるか、他社で成功事例を持つ人を引っこ抜いてきて、「俺が成功させるから俺に付いてこい」とでもやるしかない。失敗してもまた頑張れるのは経営者だからであり、普通の社員ならいったん落ちたマインドを上げられるのはよほどのオオカミ系だ。オオカミは獲物を獲るのに失敗しても何度も挑戦できる。

会社も組織だからリーダーがマインドを上げる責務を負う。これを勘違いしているのが叱咤激励すれば良いというブラック企業だが、おつむが弱い肉体派は洗脳できても、本当に仕事ができる頭脳派は懐疑的になり離脱するか、もともと入社してこない。

●戦う意義を持たせる
●しっかりとした論理的な計画を立てる
●中間管理職の厳しいが愛のある指導(軍隊なら訓練か)
●その計画に沿ったムダのない業務
●成果を共有し、メリハリのある褒賞制度

いまロシア対ウクライナを見ていて、「うちの会社ってロシアみたいだな・・・」と思ったビジネスマンも多いことでしょう。ロシアにならない組織作り。つまりマインドの上げ方事が重要です。

そして岸田総理は国民のマインドを下げたままにしておくのがお上手です。このままでは日本は滅びますよ。

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