WordPressの魔改造ショップからShopifyへの道

本日はメルマガとnoteの日。noteは単体だと110円ですが年間のマガジンだと4054円なのでかなりお得になります。
年間買い切りマガジン4054円
値段設定は最初に安すぎて失敗したままです。

1 ネット回線トラブルの解決方法
2 敬老祝い金や敬老パスに是非について

です。まぐまぐ!または、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。関係ないですがついでにInstagramもフォローしていただけると喜びます。

いまやSEO的にWordpressの魔改造が危険になった


最近、SEO界隈で言われていること・・・・・

WordPressの魔改造はSEO的にヤバい

友人のSEOスペーシャリストのタマムーもいっておりますが、Wordpressの自作テーマや過度のカスタマイズにGoogle神が怒っております。順位を大きく下げられたり、圏外に飛ばされたりいろいろと事象が出ています。

実はこのブログも実は9月の頭にテーマをCocoonに載せ替えました。
そのあと、検索からの表示が好転しています。

ブログや会社案内でWordpressを使う分には、シンプルで定評のあるテーマをなるべくいじらずに使うことでいいのですが、問題はECです。Wordpressでウーコマースやその他のカートを挿入しているケースはわりとありますが(何を隠そうウーコマースは結構使いました)、ショップとなると商品の見せ方や検索、アピールにどうしても魔改造してしまいます。テーマから自製してプラグインも自作というのがけっこうありますが、この方たちがいま大変なことになっているわけですね。

手作りECはもはやShopifyに勝てない


簡単に言うと・・・
Shopify(ショッピファイ)とは、オンラインストアや実店舗(POS)を含むコマース機能を月額サブスク+出来高課金で提供するカナダ発のプラットフォームです。スモールビジネスから大手まで、アプリ連携で機能を拡張しながら運営できるのが特徴です。公式は「世界175か国以上で“数百万のマーチャント”が利用、累計流通額は約1.1兆ドル」とあり、従業員数は2024年末時点で約8,100人です。

2004–2006:創業者のトビアス・リュトケらが自分たちのスノーボード店(Snowdevil)を立ち上げるために自作EC基盤を開発。2006年にそれを「Shopify」として一般提供開始。

2015年5月:NYSE/TSXに上場(IPO価格$17)。上場初日は終値$25.86と好発進。

2023年:フルフィルメント事業(Deliverr等を含む)をFlexportへ売却し、物流から撤退。

2025年3月:米国での上場市場をNYSE→Nasdaqへ移管(TSX上場は継続)
株価の上昇率を見よ・・・買っておけば良かったよ・・・・

マーチャント数は公式は「数百万(millions)」と表現し、国数は約175。厳密な店舗数は非開示。年間GMV(流通総額)は2024年は$2923億(前年比+24%)。Shopify Payments経由は$1810億、決済浸透率61.9%。つまり年間に45兆円分売れてます。全世界のAmazonの売上はこの2倍くらいです。

わたしがよく利用するサイトでは
Gymshark
リップカール USサイトはマジェンタ
KEEN

ほかにも
ブルーボトルコーヒー
フランフラン
Anker
など大手も普通に使っています。
こちらはうちのクライアントです。ruffwear
料金プランは基本料金がこれ

わたしのクライアントでは最上位のプラスが1社、アドバンスとかグロウが多いです。つまり大手企業と同じEシステムがこんな金額で使えるのです。従来であれば大手企業のECとなるとスクラッチで数千万円〜億くらい使うのが普通でしたが、こんな金額でできてしまう。

Shopifyと他のシステムの違い

ユーザー視点で見ると「会員登録」という概念が違います。ほかのShopifyを使った経験があるとそのデータを引っ張ってログインできます。つまり大手のブランドがどんどん使ってくれると自社のECへの登録という敷居が物凄く低くなるんですよ。メルアドをいれるとメールにワンタイムパスワードが飛んできてそのままログインできてしまう。

ざっくり分類するとこんな感じ
●SaaS一体型 | Shopify/Shopify Plus, BigCommerce, Wix eCommerce| 保守/セキュリティ/スケールをベンダーが担保。アプリで拡張。月額+出来高課金。
●オープンソース/PaaS | WooCommerce(WordPress), Magento(Adobe Commerce) | サーバ運用・負荷対策・セキュリティも自前。極めて自由だがTCOは上がりがち。
●エンタープライズSaaS | Salesforce Commerce Cloud, SAP Commerce | 高度な多国・多通貨・業務統合。初期費用・運用費が重め。
●国内中小向けSaaS | BASE, STORES | 手軽・低コスト。越境/B2B/大規模拡張は限定的。

Shopifyは自由度はそれほど高くない(選んだテーマに依存する)が、有料アプリを組み合わせることで実現はだいたい可能。魔改造もできないことはないがそれよりテーマに合わせた運用をすべき。保守/セキュリティ/スケールをベンダーが担保。アプリで拡張。という説明がぴったりします。

運用を開始すればエンジニアもコーダーもほぼ要らず、社内の人間だけで運用できます。従来のカート型では保守・脆弱性対応・速度最適化は自前になりますが、Shopifyはそれが担保されるのです。

運用の軽さ:ホスティング、CDN、セキュリティ(PCI DSS等)、スケール対応を丸ごと提供。ピーク時の弾力性が高い。
チェックアウト性能:Shop Payによる最短決済・保持情報の再利用でCVRが上がりやすい(特にモバイル)。
拡張方式:テーマ・アプリ・Shopify Functions/Checkout Extensibilityで“安全にアップデート可能な”改修がしやすい。
エコシステム:アプリ/テーマ、パートナーが豊富。POS、B2B、越境(Markets)も同一基盤で扱える。
TCOの読みやすさ:サーバ費・セキュリティ・CDN・監視費が内包され、総コストが見積もりやすい。

さらに
○YouTubeやInstagramにカートを貼れる
○細かなマーケティング精査も十分できる
○多言語対応、多様な貨幣にも対応し、海外むけECにはバッチリ
○Shopifyレジを使うとレジシステムまでシームレス

というのもでかいです。

新規なら迷わずこれ。載せ替えも頑張れば可能

新規でECを構築するのならShopifyは割と簡単な部類です。物凄い数のテーマがあるので吟味して一番適したものを選択します。ここは経験則が無いとめちゃくちゃ時間がかかるのでちょっと大変かもしれません。アプリも同様で似たようなのがたくさんありますが、比較しないで選ぶと思ったような動きをしないとかありますので、ここらあたりは我々プロに任せて頂いた方が早いです。が、さっくりとあまりこだわらずに作るならけっこう簡単です。

しかし載せ替えとなると・・・基本的にはどんなECやカートからも、商品データや顧客データやブログの載せ替えは可能ですが、全く未経験だと投げ出したくなるでしょう。わたしのところでも新規は比較的簡単に作れるのですが、載せ替えや実店舗のレジとの連動となるとやることが一杯です。基本的にはどんなECシステムからも載せ替えは可能だと思います。

ここからは営業です。新規はもちろん、載せ替えしたいとか、多言語化して海外に販売したいけどうしようとか、そういうのはけっこうこなれてきたのでぜひどうぞ。
ということで、まずは無料でお試しいただき、その後も3か月間月額150円で使えるので、実際に試して「これはちょっと大変だな」と思ったらご用命くださいね。
↓まずは本を片手にトライして、これはちょっと・・・と思ったらぜひ

Shopify運用大全 最先端ECサイトを成功に導く81の活用法
インプレス
¥1,980(2025/10/29 19:27時点)

タイトルとURLをコピーしました