楽天電話もLINE電話も050PLUSも涙目!!電話番号に爆安でかけられるGoogleハングアウト来た!!

2014年9月12日

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昨日のブログに朝っぱらからanalyticsでリアルタイム1000人来てます。みんなどんだけiPhone6なんですか!!!
でもって、友人が昨日auの店員さんに聞いたら「まだ内密ですけどうちで販売するiPhone6はSIMフリーです」と言われた件、実際に取材した人がいます。

au版「iPhone 6 / 6 Plus」はSIMフリーなのか? KDDIに聞いてみた

レベル2のSIMロックフリーなのでいわゆるSIMフリーではございませんでした。前からレベル2(auは昔、au携帯同士でSIM差し替えると使えなかった)のSIMフリーなのになにが「内密に」だよ(怒)

さて、docomoさんから始まった新料金体系「カケホーダイ」。音声通話を無制限にする代わり、データ通信を低く抑えるという、まさにスマホの意味ないじゃんという料金体系です。8月末で月7GBまで使えた旧料金体系は終わり、基本は2GB!!と超少なめ。もちろん5GB、8GBと増やしてはいけるが、かなり高くなる。100人のうち1人のユーザーが大半のデータ通信のリソースを使っていて経営を圧迫してるということであったが、いまどき高校生だってLINEで話してるでしょ?いまさら音声通話で長電話するマーケットって老人と仕事用くらいしかないんじゃないの、と思います。まあ旧プランの人でデータ通信が多ければ旧料金から切り替えるわけ無い。

で、MVNOの音声プランは、安いけど音声通話が高い。昨日のブログで紹介した日本通信のこのSIMはdocomoの回線で、LTEが7GBで月3980円(税別)。docomoのデータSパックがたったの2GBで3500円、データMパックが5GBで5000円(両方とも音声通話料金は別に2700円(縛りなし4200円)かかる)だから、MVNOのほうがデータ通信をするならかなり安い。

しかし音声通話というと、docomoが4200円でカケホーダイに対し、日本通信だと20円(税別)/30秒 (テレビ電話などのデジタル通信 36円(税別)/30秒)で、3分話すだけで120円。30分話すと1200円だ。docomoのカケホーダイで換算すると1時間45分で逆転してしまう。つまり

MVNOとか旧料金プランは音声で一杯話す人には向かない

ということになります。
そこで出てくるのが電話番号にかけられる、IP電話のサービスというかアプリ

LINEやFacebookメッセンジャーなどのアプリでは無料音声通話ができる。しかし、Skype以外は相手と友達になっていないと通話できないしSkypeは日本人にはちょっと難しい感じがする。LINEも女子高生が夜中に彼氏とひそひそしゃべるのはいいが、相手の電話番号に掛けられないのでこれだけではちょっと困る。お店の予約もできないし、会社に遅刻しますの報告も出来ない。LINEで報告する猛者もいるらしいが・・。ww

そこに出てきたのが、050Plusや楽天電話、LINE電話です。

インターネット回線と普通を混じって使用するため、すべてインターネット回線よりも多少音質は良い(楽天は回線交換ですので違うようです)。で、昨日ついに巨大企業のGoogleがこのマーケットに参入してきましたよ。Googleのハングアウトがバージョンアップされたのです。以前にGoogleのVoiceっていうサービスがあったが、アメリカの電話が無いと使えなかったらしい。これの発展版です。LINE電話が来たときは050Plusとか終わったと思ったが、今度はLINE電話も・・・

破壊的な通話料で世界の電話番号にかけられる

ハングアウトの破壊力は凄まじい。その価格は異様です。アメリカとカナダの電話番号にかけても無料!!

従来のと表にしてみます。携帯(固定電話) の1分あたりの料金です。1セントはだいたい1円ですよ

サービス 国内 海外
楽天電話 20円一律 20円一律
http://denwa.rakuten.co.jp/fee.html
LINE電話 14円(3円) 中国とアメリカ向け1円〜モルジブ84円まで幅あり
http://line.me/ja/call/price-table
050PLUS 17.28円(2.88円) アメリカ9円、中国29円
http://050plus.com/pc/charge/
Google
ハングアウト
9セント(3セント) アメリカ、カナダ向け  無料
中国1セント、韓国4セント(2セント)
https://www.google.com/voice/b/0/rates?p=hangout

どこと比較しても爆安!!

で、実際に使ってみました。以下はそのレポート。

ハングアウト単体では無くてダイヤラーが必要

【1】LINEやSkypeは単体のアプリで電話番号に掛けられますが、ハングアウトはダイアラーが必要です。つまりハングアウトとダイアラーのふたつのアプリをインストールする必要がある。
Androidのダイアラーはこちらからどうぞ。

iOSのダイアラーはまだのようです。しばらくお待ちください。
アップデートでダイヤラーなしで電話できるようになってます

ハングアウトは今朝ほどアップデートがきましたが、最新版の2.3.7にしないとダメ。

【2】先払いでクレジットを買います。

買い方はこちら
https://support.google.com/hangouts/answer/3204856?hl=ja

10ドル単位なのでまずは10ドル買ってみました。請求はGoogleウォレットのGoogle Voiceからになりました。

【3】電話してみる

試したところ、自分のスマホのコールが鳴り出して実際に相手のが鳴るまで5回くらいのコール音が必要です。で、LTE+固定電話、LTE+LTEで試して見ましたけど、音質はなかなか良いです。少なくともLINEとか050PLUSの無料通話の初期とは比較にならない。さすがGoogle!!

しかし、着信は「非通知」になります。SoftBankからしか試してないのでわかんないけども、とりあえずSoftBankは非通知。ここ、はやくGoogleさんはなんとかして欲しいです。
先般の乗っ取り騒ぎにより、仕事のチャットシステムは全部Googleのハングアウトに切り替えました。Googleは2段階認証ができるし、セキュリティ的には一番安心でしょう。2段階認証してパスワードを使い回ししなければまず破られない。逆にGoogleがハッキングされればネット界は終わりですのレベル。数年前のアカウント乗っ取り騒ぎの時も自動ですぐアカウントが凍結される。よって自分の独自ドメインのメールもGoogleのサービスでやっています。月500円だし。

この世界レベルの破壊力でIP電話を始められたら、技術面とかコスト面で他は太刀打ちできないっすね。オススメです。
iPhone予約開始の4時まであと1時間30分、待機しております。Apple Payは日本ではサービス対応が不明と言うことで、改札で使えるのはまだ先かだめかもしれない。よってこいつもとりあえずゲットしました。

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