日本の大相撲がこうあるべきと、過去の八百長&殺人事件について知らない人が多いのには驚いたので整理する

2017年12月6日


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さてブログではいままで大相撲問題についてはほとんど書いていませんでした。ただソーシャルでは当初から「ガチンコの貴乃花支持」を打ち出していまして、最初はdisられまくり。www マスコミも当初は「貴ノ岩の態度が悪いのを日馬富士がいさめた」論調でしたが、いまは風向きが変わって新潮砲がほぼわたしのじっちゃん推理と同等の記事を書いてきました。

「日馬富士」暴行、事件を読み解くカギは貴ノ岩の“ガチンコ相撲”

わたしの予言は2週間も前。マスコミは後追い。ww


わたしの推理は2011年の大相撲の大不祥事発覚前からのニュースなどをしっかり覚えていたからなのですが、どうもツイートとかの反応を見ているとたった6年前の事なのに全く知らないでレスしてくる人が多すぎ。まあ知らないでというなら「相撲協会に隠蔽なんてありません」とテレビで散々わめいていた池坊おばさんの姿を全く見なくなった。さすが40過ぎてPENTHOUSEでヌードになった人だけある。
で、本日は知らないまたは、忘れたという人のためにおさらいします。

2011年の八百長発覚前と週刊ポスト

実は大相撲の八百長問題については週刊ポストが1980年くらいからずっと報じてきた。つまり相撲協会が認める15年も前からです。自分もこの記事のためだけにずっと読んでおりました。

ポストは相撲協会と裁判になって戦った。公然と八百長が明らかになったのは、2000年1月21日、八百長の元締めと言われていた元小結の板井が良心の呵責により「日本外国特派員協会」で八百長力士のリストを読み上げたことから始まる。

板井の告白本、めちゃ高値が付いてる。小学館は電子化して売ったら儲かるよ。

板井は実はめちゃガチでも強く、ガチンコ横綱の大乃国も苦手にしていた。しかし出世意欲がないので自分の星を小遣い稼ぎに売ったり他の力士の売り買いの元締めをしていたわけです。しかし相撲協会は何ら手を打たず、誤魔化しに走った。ポストはこうした証人(親方から行事まで)を多く抱えていたので相撲協会に名誉毀損で訴えられたが1996年に不起訴を勝ち取る。追随して週刊現代が朝青龍の疑惑を記事にして裁判で返り討ちに遭い、「大相撲には八百長はない」という言質となってしまったのです。

板井の他にも多数の元力士や親方が告発に参加したが、大鳴戸親方と後援者が変死したり、もうコナンの世界のまんまになってしまった。
ここでおさらいだが、「7勝7敗で千秋楽に勝つのは忖度である」とか間抜けなことを言う人もいるので大相撲の八百長について説明すると大別すると2つある。

1 星の貸し借り
相手にとって大事な取り組みで負けてやる代わりに自分の大事な一番で負けてもらう。

2 星の売り買い
千秋楽で7勝7敗であっても相手も大事な一番なら忖度でわざと負けてくれるわけがない。懸賞や給料が変わってしまう。このため、星を買うのです。当然のごとく最大で数百万が動く。

最初は当然、本人同士とか付き人が走るとか、さらには中盆と呼ばれる仲介者が間にはいったりしていたが、そのうちに携帯電話が普及し、それでやりとりをするようになった。

相撲協会が八百長を認めた2011年の3.11前後

警察が2010年に起きた大相撲野球賭博問題の捜査をしていたとき、賭博に関与した力士から証拠として押収した携帯電話のメールからとんでもないものが出てきた。2011年の2月です。大震災のちょっと前だが何が出てきたかというと

八百長の証拠

だったのです。この段階で出てきたのは13人。さすがに公になってしまったので隠すこともできず、調査委員会ができたが当然ながら力士たちはみんな否定する。携帯電話の提出をさせても「踏んで壊れた」みたいな感じだったりで進まない。結局20数名の力士が解雇または引退になり、親方も相当数が処分された。この経験からいまも八百長が存在しているとするとスマホではやってるわけがないと思う。証拠が残るから。

しかし大震災のゴタゴタと、ポストの報道のままであるとそもそも全く八百長に関与していない力士や親方は貴乃花一門や大乃国などわずかしかいないため大相撲が成り立たなくなる。本気で調査していたらみんないなくなっちゃう。興業も中止されたりしたので存続が危うくなり、2014年に

文科省管轄の公益法人になった

わけです。それまでは財団法人。つまりこれからはもうしないから、心を入れ替えるからということです。


文科省管轄の公益法人ということは、青少年の育成に役立つかわりに一切の八百長や暴力指導などはあってはいかんのです。知ったかぶりで「大相撲はプロレスと同じ興業だから」と言ってくる人がいるが、財団法人ならそれでいいが、公益法人ではあり得ない。

じゃあ公益法人を返上すればいいじゃないかという人もいるが、「公益法人を返上する」ということは「八百長またやります」っていうのと同義語なので、NHKだって放送しないでしょう。昔、放送していたのは「八百長はない」という前提だからだったからです。ファンだって相当数離脱する。協会がやっていけないからいまさら無理でしょう。

リンチで弟子を殺した事件もあった

もうひとつ、忘れてはいけないのは相撲部屋でのリンチでの殺人事件です。

相撲は格闘技だから懲らしめるために殴るのかまわないなんていうひともいましたが、2007年6月に時津風部屋に新弟子として在籍していた序ノ口力士の少年をよってたかってリンチで殺した事件が発覚。このときも隠蔽しまくったが、不審に思った両親が新潟大学に遺体調査を依頼して発覚したのです。

この後も朝青龍をはじめとする暴行事件が複数起きており、文科省管轄のスポーツ団体としては、暴行事件を隠蔽したいという感覚があるのはいなめない。自分が一番不審なのは、今回の傷害事件では3横綱はじめ多くの力士が同席しており、飲食街も大騒ぎになったのに誰もそれを報告しておらず、なのにとがめられない点です。普通の団体なら「暴力を目撃したらすぐに親方なり危機管理委員会に申し出ろ」という規約があって当たり前ではないか。

自分が考える大相撲はこうあるべき

まず、「八百長しないと体がボロボロになる」というのはガチンコの貴乃花や大乃国が偉大な横綱として君臨できたことを考えると詭弁だと思う。柔道やアマレスだって練習試合は毎月どころか毎週やってる。怪我しないように鍛えるのが相撲でしょう。

次に「八百長は忖度だからこそたくさんの力士が高い給料もらえる」というのもアホかと思います。優勝賞金1000万の他、懸賞金や副賞合わせて数千万になるものを八百長で得ていたらそもそも立派な詐取じゃないか。

◆場所前、場所中の違う部屋同士の交流禁止

ポストの報道見ると、「次の場所は俺が優勝もらう」みたいな取り決めまであったという。であれば貴乃花親方の指導のように、そもそも現役の時は交流を禁止するしかない。または場所後1ヶ月以内とかに限定すべき。公営ギャンブルでもレース前1週間は選手は外部と一切の連絡が遮断されて缶詰にされる。公益法人だから似たようなことをしてしかるべきです。判定にAI導入してヤラセはないか鑑定しても良い。引退した行事が「自分でもはっきり分かる」といってたんだからできるでしょ。

場所数が多すぎるなら減らせば良い。力士の給料が下がるなら下げれば良い。それでもやりたいという力士の本気を自分は見たい。そうでなくては国技ではない。

いまの大相撲では「日本の国技は忖度」と言ってるようなものだ。政治もそうだが、これ、おかしすぎるでしょ。世界から取り残されてますよ。

そして相撲協会さん。故北の湖理事長の時にモンゴル力士たちが場所前直前にゴルフコンペをやり、北の湖理事長が「疑われることをするな」と激怒して朝青龍と白鵬が厳重注意されました。しかし今回、場所前にまた白鵬を中心として懇親だかなんだかが開かれているわけだが、コレが全くおとがめないのはなんででしょうか。整合性がとれません。北の湖理事長を尊敬していた貴乃花親方が「いまの執行部は信用できない」というのも分かりますよ!!
このまま次の場所に貴ノ岩を出場させたら、ほかの力士からよってたかってなにされるかわからない。白鵬の連勝を止めた稀勢の里のようにひどい怪我をさせられるかもしれない。はっきりとした決着と処分が下されるまで出場させないのは当たり前だと思います。

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