【これは役に立つ】社員とかフリーの「これは!!」と思う募集に勝利するポイント(初級編)を挙げるよ

2018年3月4日

先週ですが

専業主婦の疎外感に感じる違和感について・・・

というエントリーを書き、その中で「主婦の在宅ライター求めます」って書きましたら物凄い数の応募が来ました。ものすごいといっても二日で20人くらいですが、各人の対応と審査するだけでかなりの時間を食うため、いったん応募休止にしましたがそれでも問い合わせが来ます。中にはすでにプロとして活躍されている方も数名。
こちらとしては未経験でもキラリと光る物があれば鍛えればものになるので、どんどん仕事もあることだしできるライターさんたちを確保しておきたいところです。各企業とも「ちゃんとしたオウンドメディア」の作成は必須となってるからですね。

しかし、応募されてくる方には、どうも「採用する側視点」がない方も多いように見える。顧客視点と同じく求職活動にも採用側視点が重要なのはいうまでもない。
北川景子はオーディションを100回以上落ちたあと、開き直って自分の素のままで行こうと決めたら途端に受かったそうだが、自己アピールとか作ったものはすぐに相手に分かる。素でだめなものはダメなのだ。素で落とされるならそれはそれって事だから互いに時間の無駄にならない。オーディションする側の視点がなかったわけね。

在宅勤務で裁量労働制でもきちんと仕事をしてくれる方を今後は企業も雇用していくはずなので、こうしたことに経験があまりない人向けに、この際解説しちゃおうと思います。一応、応募も締め切りましたのでもう書いてもいいだろうと。ww

応募は早ければ早いほどいい。尻が重いのは致命的

いい条件、やりたい仕事というのは他の人もやりたいわけだから、応募が殺到します。どんな企業でも応募が殺到すればいったん締めきりますから「2〜3日考えて」と言ってるとあっさりとチャンスを失います。在宅の社員採用とかだとテスト的に1人とかから始めるみたいなのが多いので、自分の前に素晴らしい人がいるとその時点で採用終了ですから。

また、たくさんの応募がある場合、最初の方が印象深く書類にも隅々まで目を通するので「多少は有利」となります。多少程度ですよ、多少。

早ければ早いほどいいが1分1秒は争わない

ですが、「ではとりあえず問い合わせしよう」というのは

百害あって一利無し

です。確実にマイナスです。中には名前も書かず(場合によってはTwitterとかのハンドルネームで)、「まだ募集してますか」と一行だけ送ってくる人もいますが、こういう方は100%採用されません。当たり前だ。w

早ければ早いほどいいといっても、脳梗塞の救命治療じゃないんで1分1秒は争いません。数時間とか1日とかの話です。この間にできるだけ時間を作り、飲み会やランチの約束はキャンセルして提出資料を全力で作ります。普段からサイトを作っておいて、履歴書部分はパスワードかけておくというのもあり。ただし相手は複数で審査するので「これで見てください」というのはちょっと面倒くさいのです。提出用は別に作った方が良いです。

応募や問い合わせ内容も審査対象になっている

社会経験のない高卒の新卒じゃないので、当然ながらこれも審査の対象になっています。

たとえば今回の募集は「ライター」ですので、当然メールや電話での取材も場合によってはあります。このとき、どういう問い合わせをするのか。こちらへの問い合わせを見ればそれが分かるわけです。なにいってんだかよく分からないのとか、いきなり簡単な自己紹介もない場合は「取材先にもこういう問い合わせをするのかな」と考えますから採用の可能性はドスンと落ちます。

もちろん職種にもよりますが、エンジニアであっても顧客と仕事上でやりとりする場合では、その能力があるかどうかをちゃんと見てると思います。

ということは、当方の審査に合格するためには

と明記されているわけですから、「自己アピール」は必要なのは分かりますね。であれば、最初に問い合わせの時に書いてしまえば相手の手間が一手間減ります。つまり

仕事がサクサク進む人

と見られるわけです。実際、応募されてきたプロの方は最初に問い合わせ段階でみなさん書かれてきました。わかってますね。
普通の人なら問い合わせする内容をまとめるだけで集中して数時間はかかるはずなので、1分1秒は争わないけどできるだけ早いほうが有利って事です。

どんな自己アピールが効果的なのか

ここには大きな差が現れます。

新卒採用であれば、「頑張る気持ちは誰にも負けません」とか言っててもいいのですが、中途やフリーだと意味ないのです。「明るい性格」とか「負けず嫌い」も不要です。いるのはズバリ

自分の得意分野を冷静に見る目

ですな。
つまり自分はなにに強いのかをズバリといえる力です。パートの履歴書みたいにいままでやった職歴をズラズラ並列に並べられても、いったいどれが得意なのかさっぱり分からないし、かえって埋没します。小学生の遠足の作文みたいになります。

大学や専攻から入るのは多くの場合、我々の仕事ではマイナスです。全く関係無いので本題が薄れます。ちなみにいま一番頑張って貰ってるライターさんは上原さんというのですが、大学名も知らず、いまFacebook見たら日本女子大でした。ww
自分がいままであった中で天才級のライターさんはICUの理学部だったりで、大学で文系とか全く関係無いです。ただ地頭の偏見熟成には役立つ程度なので自慢できるなら書きましょう程度。w

上原さんにはこれを執筆して貰ったり(はじめての自書本)、

日帰り旅行なのに宿泊以上の充実感!?絶景スキー&極上温泉の最強コンボで骨の髄までアガっちゃおう!!|PassMe!オモシロ探検隊がいく

コレ書いてもらったりしてます。

資格については仕事に役立つものは当然アピールすべきですが、関係ないのは賑やかしにもなりません。かえって言いたいことが埋没するし、文章書いて貰うときに同じようにどうでもいいことで文字数埋めるのかなぁと思われますよ。

課題にはどのように回答するか

うちの場合は課題を出してそれを提出してもらうのですが、職種もよりますがマーケティング系とかはだいたい自宅勤務や外注なら同様なことをしていると思います。

この場合、「相手が何を求めているのか」を考えて書く必要があります。実はまだ提出してきた人が数名なので(ww)、次回のチャンスは「課題が出たらどのように書くと評価が高いか」を解説してみたいと思います。

おまけ

実は今回、「どうやって応募したら良いのか」をわたしの知り合いに尋ねてきた人がいました。その人から聞かれて知ったのですが、応募方法が書いてあるのにリンクをたどれなかったらしい。これはこの時点で相当にマイナスです。実際の仕事の時に取材先の探し方から教えると思うと採用はキツいです。

また、どういう仕事をしているのかをよく確認しないままに応募してきたような人もいました。うちに限らず「とりあえず応募する」という姿勢ではどこも採用しません。これは新卒でも同じで、めったやたらと有名企業ばかり職種や業種に関係なく受けまくる人はほとんどまともな内定はとれないはずです。焦るのはわかるけど「結婚してくれるなら誰でも良いわ」という婚活女子は永遠に結婚できないというのと同じです。

◎どんな仕事をしているのか
◎社長はどんな人か
◎自分に要求される能力はどのようなものか
◎どういう形で貢献できるか

くらいは最初にググって理解し、その上で「やりたい」と思う仕事なのかどうかを理解した上で応募するのが絶対不可欠です。結婚相手を年収800万あれば誰でもいいと婚活パーティ出まくる女子が縁遠いことを合わせて考えましょうね。

本日のKindleセールで池上さんが864円→290円
まさしくタイムリー!!

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