日本人の科学リテラシーがどれくらい低いか調べて放射能についてが絶望的で死んだ

2018年9月11日

先日、こういうエントリーを書きました。

日本人の科学リテラシー低すぎ!! 子供はどうやって育てるべきかをエビデンスより


日本人の大規模調査で

進化論を知らない人 → 36%
酸素は植物が作ってると知らない人 → 36%
地球の公転周期が分からない人 → 42%
すべての放射能は人工的に作られたものと思ってる人 → 27%
人類は恐竜と同時代に生きていたと思ってる人 → 60%
レーザーは音だと思ってる人 → 72%

と、信じられないほどのバカップリが判明。しかも2005年には同じ調査が14ヵ国で行われ、日本はビリから3番目と後進国ぶりを発揮。アメリカだってバカと利口の差は大きいと思ってるかもしれないが、アメリカは2位だから一般人は日本のほうがずっとバカです。いや、バカというのは失礼かもしれない。文系で頭良い職業の人も知らない人が多そうで、科学リテラシーが低いわけです。

「危険な受動喫煙撲滅党」党首であるので日々「啓蒙活動に」に勤しんでいるのだが、いまだ受動喫煙を知らないレベルが噛みついてくる。それもそのはず、東京都でさえ受動喫煙そのものを知らない喫煙者が2割です。

そこで同様の調査がないのか、いろいろ調べてみたのだが、さらに絶望した。w

福島の放射能汚染が分からない人が半数

まずは東大の全国の20代~60代の男女1万人弱を対象にWeb上でのアンケート調査の論文。web上のアンケートであるから高齢者は除外され、比較的リテラシーは高めの人になるはずだが・・・いきなりのように

ベクレルとシーベルトの違いが分からない人7割!!!

「ベクレル」は放射性物質の量で、「シーベルト(Sv)」は被ばくによって体全体が受けたダメージの合計ということくらい知らないと、

みたいに喫煙が1000〜2000ミリシーベルト(mSv・・・シーベルトの1/1000)のダメージを体に与えられて遺伝子が損傷されるという事が理解できないわけですが、それと

100ミリシーベルト以下では健康被害はないを83%が知らない!!!

に驚く!!! 放射能は少しでもあったら危ない!! という放射脳があれほど多いのが頷ける。だってそもそも自然界に放射能はないと思ってるのが3割いるわけで・・・・。この人たちが「放射能怖いキーーーーーッ」になるのはそりゃ知識が無いから当たり前だ。もちろん低量被曝は健康に害は無いが、100ミリシーベルトという数値を知らない人も多いはず。もともとシーベルトを知ってるのが3割しかいないんだもん。規制値だって知らないわな。


100ミリシーベルト以下では健康被害の報告はない。だから原発作業員やレントゲン技師などは累積100ミリシーベルト以下で作業するように決まってるのだ。だけど喫煙は1000〜2000ミリシーベルト相当。原発の作業員の限界の10〜20倍・・・・

「はだしのゲン」のように数日で1000ミリシーベルトを被曝すると吐いたり、髪の毛が抜けたりする。喫煙はじわじわとは言え1000〜2000ミリシーベルトのダメージだし、1日二合酒を飲むと500〜1000ミリシーベルトに匹敵する。タバコと酒が合体すると喉系のがんが多発するのも分かるでしょ。これを理解できたらタバコなんて誰も怖くて吸わないよね。

いや、しかし、8割以上がこれを知らないからこういうことが起きる・・・・・・こちらも大規模調査です。

福島産は買いたくないし食べたくないが45%!!!

最終の調査は2015年なのだが、2011年からほとんど変わっていないから、いまも同程度と思われる。逆に

福島産を食べて応援57%!!!

と、二極化しているのがわかる。重なってる差分は「食べないけど買って捨てる」という人なのだろうか・・・・・。
放射線の本当の害や福島の食材の全量検査や、福島はチェルノブイリとは比較にならないほど放射性物質の放出が少ないとか、チェルノブイリは原子炉が爆発したけど福島で爆発したのは原子炉じゃなくてその回りとか、知ってる人と知らない人が国を二分しているわけです。

ケガレという意識がそもそも差別の根底

日本人でもリテラシー低めの人たちには「ケガレ」という認識があり、これが差別につながっているという意見がある。

そもそも、被差別部落への差別は「ケガレ」という認識のままだし、在日への差別もそう。最近ではLGBTへの差別も「ケガレ」という意識が底にあるのではないか。科学リテラシーの低いネトウヨ爺さんとか、それに媚びうる杉田水脈みたいなおばさんは、そもそもLGBTを「趣味嗜好」という点で女装趣味とかと混同している。生まれながらに12%がLGBTだというデータを知らないのである。つまり、科学リテラシーが低い。

2015年の大規模調査ですが、「男性同士の恋愛がおかしい」という認識は

であり、

60〜70代の65%が男性同士はおかしい

と回答しており、「LGBTは生まれつき」という科学リテラシーがないことを示している。若い世代ほどそれが減っていき、20代になると4人に1人だけになる。この1人は両親ともが科学リテラシーが低い家庭の可能性大でしょう。この際、国民に「LGBTは生まれつきである」という意識調査をした方がいいと思う。

福島から避難してきた子供を「放射能がうつる」といって差別していじめるような家庭の子供ですよね。うつるのはおまえんちの放射脳だ。自分ちの子供なら殴りつけるところだ(DVっていうな)。

日本が先進諸国と比較して、マイノリティに対しての差別意識、悪く言うと「ケガレ意識」が強いのは、先進諸国の中で突出して科学リテラシーが低いことがその原因であると理由付けできるのではないか。

LGBTについては正しい認識を持っているのは間違いなく当事者たちであるが、実は放射能も同じなのである。さきほどの↑の意識調査を県別に行うとこうなる。

ベクレルとシーベルトの違いを知っているのは全国では30%しかいないのだが、福島県では44%が知っている。一番知らないのが福島から一番遠い福岡県民。全ての設問で福島県が飛び抜けて放射能についての科学リテラシーが高い。当事者であれば学歴や職業に関係なくきちんと学ぶわけです。

放射能についての科学リテラシーの差により、「福島を応援しよう」というグループと「福島を避けよう」というグループに日本は二分されている。どういう層の科学リテラシーが低いのか、ここを見てみたいのだがデータ分析がこれくらいしかない。本当は、性別、学歴、男女で見てみたいわけだが・・・・
上記設問からそもそも「放射性物質の管理がどのように行われているかも知らない」層が8割くらいもいるのに、

管理体制に不満というのが半数以上いる。知らないのに、そして知ろうとも思わないのに不満ってどういうことかと思うが、とにかくわかんないけど不満らしい。男女で言うと実は男性のほうがはっきりとした不満を持ち、女性の方が漠然としているようだが性別で大きな差は無い。年齢で見ても20代が一番理解している様子はあるが、LGBTのようなはっきりとした差はない。

そろそろ仕事が溜まっているのでブログは結論に入りますが、要するに

差別意識の多くは科学リテラシーが低いことが原因

言い換えると差別する人は科学リテラシーが低い人。ということで、お先真っ暗になって文科省出てこいモードで本日は結論です。

自分の科学リテラシーに自信が無い方は、Kindleのアンリミテッドだと無料だからこれくらい読んでみたらいいよ。夏はどうして暑いのか、説明出来ますか?

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