ようやく見えてきた、Facebook架空中華美女IDの狙いはこれか・・

2013年1月29日

先週からFacebookをdisってますが、そのうちアカウント停止になるかも〜。そうなったら誰かが後を引き取ってくれ、頼む。ガクっ・・・!

実はFacebook様は、誰かが「架空IDを報告して警鐘を鳴らすFacebookページ」を立ち上げますとすぐ削除します。すでに知ってるだけでかなりの数のFacebookページが削除されました。架空IDの存在をおおやけにされると困るからでしょうが、実際には中国のサイトから持ってきた写真での架空IDは後を絶ちません。たぶん数万はある。

ここのFacebookページ(これもしばらくしたら削除されるかも)から借りてきた写真です。同じ写真で同名、または別の名前でたくさんの申請が。。w
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試しに一個承認すると、次々と来ます。つまり裏でつながっているのです。複数IDもへったくれも無い。とにかく数打ちゃ当たる式になってきました。試しに「荒井 七海」で検索して見てください。

荒井 七海で検索するとこれの何十倍も出てきます

これの何十倍も出てきます

同名で同じ写真が数百人以上。一番下まで表示して画像キャプチャとってみたら、縦の長さが19948ピクセル。マトリックスか。そしてこれを駆逐できないFacebookの技術力ってどんだけ低いのか。実名主義を貫くならまずは自社のシステムをなんとかしろよ。消しても消しても得意の人海戦術で増殖してくる中国戦術にはアメリカも対抗できんのか。しかもこんなのが数千あるんだよ。

これをやってるのはほぼ間違いなく中国系の方達(写真がほぼ中国のサイトからの流用)ですが、その目的がいまいち分からなかった。わたしはマジで中国の情報収集をお仕事にしている方がビッグデータの収集に使っていると思ってましたけど、先週のブログ「【警告】日本のFacebookは悪の温床。クレジットカード登録の方は即チェックを!!」で被害報告が何件かあり、「これかも」と思い当たる節が出てきましたのでご報告。こうした手口に使用されているケースがあるようです。出会いサイトくらいならあとで携帯にメールくれとか、すぐバレルのでたいした被害にはならないのですが・・

◆Facebookアカウントを乗っ取り、登録のクレジットカードを勝手に使う

Facebookの事業モデルは「広告」と「ゲーム課金」です。個人事業主でFacebook広告をやってる方、またはゲーム課金をする場合、クレジットカードを登録する必要があります。これでFacebookは食ってるわけです。実はわたくしも何年か前にSNSゲームの調査するときに課金してみたことがあります。

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FacebookのログインIDはメールアドレスもしくは携帯番号です。メルアドを友人のみに公開している人も多く、いったん友人になってこれを集めまくればあとはパスワードだけ分かれば侵入できます。「ログイン情報が古くなったので再ログインしてください」っていう偽メール送ってフィッシングサイトに誘導はよく知られてますが、友人になれば誕生日とか子供の名前とかみんなわかるので、そこからパスワードを推測して当てはめてアタックして侵入する方法がフツーですよね(ブログラムで組み合わせを何万通りも作って当てはめる)。メルアドを「友人の友人」までに公開している人なら、Facebookの友人が悪意を持ったIDと友人になれば同じ危険性があります。

で、先週のブログにも書きましたが、アカウントに侵入されて実害が出た被害報告が複数寄せられました。Facebookアカウントに侵入してもクレジットカード番号の一部は伏せ字なので抜くことが出来ない。だったらFacebook上で課金しちゃえ、という戦法ですね。手口は以下。

1 中国の偽物ブランド広告の広告費用に充当する

こちらは前回のブログに書きました。自分で広告費用払うならともかくも、人のクレジットカードで広告費用までを払わせてしまう。ということはスーパー極悪犯罪組織じゃないですか・・実は昨日、友人が引っかかりそうになった件があり、見分け方をちょこっと書きます。わたくし、偽物広告が出てくる度にクリックして確認して「表示しない」にして報告してますので、完全にターゲティングされてしまい、毎日相当数の偽物広告が湧いてきます。つまり偽物広告を見たい方は1回クリックしてあげると凄い勢いで攻めてきます(笑)

この偽ブランド広告。Facebookに広告を出している以外にも相当数があり、ブランド名で検索するとかなり引っかかってくるようになりました。数千は存在しているんではないか。被害もかなり出ていると思います。偽物買わされるだけならまだしも、上記のように犯罪組織とつながっているわけですから、カード情報がフツーに架空使用されるのは間違いない!

見分け方の特徴ですが・・・

中国人にとってはアフィリエイトサイトと同じ感覚らしく、URLだけを変えて内容はほぼ同じ物をたくさん作ります。しかしそこは哀しいかな・・

○↓日本語が変なところがたくさんある

5

めーれ!!

dianz

売ってくれている・・ってどんだけ上目線
チャンスを見逃してはなら!!!  ・・・ 訳分からんよ

2

おかしいだろ

○通販法表示が無い
○海外からEMSで送ってくる(住所が日本になっているのにおかしいだろ!)
○無料のZen Cartがよく使われている。Zen Cartと来たらヤバイと思え。ただし日本のカートも結構使われてます。安心はダメ
○電話がIP電話
○ドメイン名に有名ブランド名を入れる(法的には違法です)
○住所を細部まで書かない

3

こんな変な住所

など、突っ込みどころ多数。普通の神経なら分かりそうなものだが、問題はスマホからの人。↑で引っかかった友人もiPhoneからだったので細かいところは見てなかった。

しかしこんな感じで日本に口座がある
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良く出てくるのは三菱東京UFJだが、楽天とジャンネットバンクとゆうちょも頻出。ちゃんと審査してるのかなぁ・・・・銀行の皆さん、偽物サイトで振り込み指定で買い物してみて相手から来た振込先の指定の口座をロックされたほうがよろしいと思いますよ。もちろん警察に通報してください。数千はあると思うので頑張ってね。ちなみに上記のサイトでは送られてきた指定口座は明記してあるのと違い
りそな銀行 寝屋川支店 普通口座 0260○○○ 名義: ヨウ ロ○ンだったそうな。全然会社じゃないし。りそな銀行、もしくは警察のお問い合わせがあったらお教えします。
【追記】↑この口座が停止されたらしく別口座の連絡が来たようです。同じく中国名。またみずほ銀行

みずほ銀行
支店名: 大山支店
支店号:628
口座番号11323○○
口座名義 コ○ ケン

2 中華ゲームの支払いに勝手に充てられる

上記までは先週のブログに書きました。しかし今回寄せられたのは別の手口。

@haggypop: 先日全く同じ体験をした。fbアカウントを乗っ取られ、見知らぬ中国アプリから約25万円の請求。でもfbに通報したらfbが返金してくれた
@haggypop: 結構被害者多そうですねよね。僕のケースでは犯人は日本在住のようでした。そもそも不正アクセスは「いつもと違う場所、機器からアクセスがありました」とのfbのアラートで気づいたのですが、それを見ると東京だったので…恐ろしいです…”

勝手に中華アプリで遊んだことにされて課金・・・・。日本のヤクザとか架空請求の奴らも絡んでいるのかも。というよりオレオレ詐欺って大半が中国から電話してるんだよ、知ってた? 関連記事

Facebookに通報したら金を返したということは違法性を認知しているわけだ。しかし全くもって警告など一切しないし、詐欺サイトの広告が出っぱなしだよ、Facebook。

Facebookの犯罪から身を守るには・・・・

そんな危険がいっぱいのFacebook。身を守るには以下でお願いします。

1 そもそも知らない人、とくに美人とは友人にならない

自分だけではなく友人にも迷惑がかかります

2 広告を簡単に信用しない

中にはちゃんとした広告もありますが、審査はされてないので信用しない。偽物詐欺、情報商材、マルチ商法、洗脳商法なんでもありです。情報弱者を狙ってます。投稿も右に「広告」の文字がないかを確認

3 パスワードを推測しやすいものにしない

誕生日、名前、など、推測されやすいパスワードは使用不可。クレジットカードを使用する場合、不正に使われていないか管理する。↓ここです
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コレ面白そう・・・安い電子書籍で出ないかな・・警告ばっかりしてるのも飽きたので明日から違うブログ書きますわ

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