商品開発の凄い虎の巻。これは読んどけ!! でした

2013年6月19日

実を申しますと、わたくし、ビジネス本のたぐいはほとんど読みません。最近では月に1万円と決めている(買いすぎないように)電子書籍も大半が小説、たまに漫画。××氏が語る本とか、こうすれば売り上げが上がるみたいなのも一切読みません。
しかしながら、昨日のエントリー「フラットデザインとマーベリクスを考える。PS マーベリクスは牛じゃないに一票」の下の方にちろっと書きましたが、この本はとっても面白かった。というより役に立つ。日曜の朝のがっちりマンデーが好きな方ならとくにお楽しみいただけるはず。広告業界の方はとっくに読んでると思うのでスルーしてください。

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実は昨日、某製薬会社で打ち合わせしていたのですが、同席したその昔、私の会社で役員をしていた電通出身の佐藤君が「これは読まないとダメです」と勧めてもらったものです。佐藤君はライブドアにM&Aされたあとで古巣の電通に戻り、いまは自分でマーケティングとリサーチの会社をしており、この仕事では協力をお願いしました。

ちなみに佐藤君の本はこれ

で、昨日のブログにアマゾンのアフィリエイト貼ったのだが、貼っちゃうと中古から売れちゃうなと思って先に中古を買った。が、直後Kindle版があることに気づいてそれもゲット。朝起きて読みました。中古はまだ届いてないけど届いたらだれかにあげることにした。

煽りコピーにもあるように「よくこんなのが社外に出ることをOKしたもんだ」なのだが、企画書の書き方を解説しているというのは本筋では無く、ヒット商品はどういう発想で生まれ、社内稟議を通し、ヒットに至ったかが鮮明に解説されている。カルビーのじゃがビーから、なんとnanapiの創立企画書までありましたよ。エステーの「消臭力」のCMを震災のあとに作るためにプレゼン代わりに社内に流したメールが素晴らしい。これ、まじで。まあ、中身をあまり解説すると読む楽しみが失われるのでやめておくが、これを読むと誰でも商品開発ができる気がしてくるのが不思議(佐藤君談)。自分で起業した人、これから起業する人も、こうした素晴らしい企画書をきちんと書けると銀行とか投資家に強烈にアピールできるよね。

実は本題とは関係無いけど・・・前書きにある「ヒット商品を生み出した人たちに”単に儲かる商品を作りたいと考えていた人は皆無”だったという言葉に一番痺れた。

社会に貢献したい、倒産しそうな会社を蘇らせたい、など熱い思いがあってこそたくさんの人に愛される商品は生まれる。金さえ儲かればなにをしてもいいという下劣な考え方とは人間としての生き方の価値が全く異なる。

お金が目当てで会社を始めて成功させた人は見たことがない。by スティーブ・ジョブズ

詐欺や悪徳商法やって儲けるより、社会に貢献する素晴らしい商品を生み出して、結果として金持ちになる(別にならなくてもいいんだけどね)ほうがずっと楽しい人生だと思うんだけどな。そんなわけで、この本を読んで、あなたもヒット商品とかサービスとか生み出してください。

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