北斗さんが怒った、一流のサービス業と二流以下の奴らの違いについて

2015年6月8日

Facebookで北斗晶が筑波(笑)のホスト3人組にガチ切れする動画が回ってきました。


バラエティなんで、出てる3人は本当は役者なのかもしれないが、北斗さんも口が達者なほうではないのでなんといっていいかよく分からず、とにかく腹を立てたのだけは分かった。

1 女は金 と言い切る
2 しゃべる内容が浅くてチャラい
3 洗脳系のトークばかりいつも言ってるっぽい
※あなたは寂しいんだよ。おれには分かる的な。北斗さんは「宗教の勧誘か」と言ってた。
4 客の酒飲んで肝臓壊すことを自慢する

みたいな感じ。特に「本当に悩んでる女性客とかきたらどうすんだ」という問いに「ドンペリ入れましょ、ドンペリでわーっと」みたいに言ったもんでぶち切れ。
という台本なのかそうじゃないのか分からないけど、とにかく1人が最後まで「一流になってやる」と言ってたが、北斗さんに変わって

おまえら、三流以下

ということを教えてやろうと思う。まあ仮に役者じゃないとしてもこのブログは絶対見ないとは思うが。

一流のサービス業とは

自分の仕事もサービス業といえばサービス業だ。で、悪いけどあの子らのホストクラブはサービス業ではない。言うならば「オレオレ詐欺」と同じビジネスモデル。共通点を挙げる。

1 オレオレ詐欺はターゲットは認知症気味の老人。こちらは頭のねじの緩い女子

2 オレオレ詐欺は「息子だ」と思い込ませるが、こいつらは「彼氏だ」と思い込ませる

3 狙いは金 搾り取れる限界まで搾り取ってあとは関係なし

どうでしょう。見事にオレオレ詐欺と同質ではございませんか。

未成年まで食い物… 悪徳ホストクラブ衝撃実態 お気に入りホストに100万円シャンパンタワー
産経ニュース

客に6億円貢がせたキャバクラ嬢が逮捕され、その金はみんなホストクラブに使っていたということもありましたなぁ〜。で、「俺は一流になる」と叫んでいたホスト君のいう一流は「とにかく金を稼ぐ」という意味で言っているんだなだと思いますが、世間はそんなもの一流とか思わない。高級車に乗ってる三流野郎はたくさんいますよ。

自分は水商売とかほとんどいかないので(笑)これで勉強しました。1巻目はただいま無料です。1巻目からホスト話が出てきますのでぜひ。

新宿スワン(1) 無料!!!

一流のサービス業とはなにかといえば、答えは一つしかない

顧客満足度が非常に高いこと

です。これは「騙して高く感じさせる」のではなく、本当に「素晴らしいサービスだ」と思ってもらえないといけない。そのときは「楽しい」と思うかもしれないが、一文無しになって洗脳が解けたときに「騙された」と思われるのではサービス業ではなくほぼ詐欺とかカルト宗教。認知症のおばあさんを騙して人間として恥ずかしくないのか、と同様、頭の足りない女子とか騙して恥ずかしくないのか・・・

少なくともテレビに出て「女は金だ」と言えばテレビ見た客は「騙された」と思って洗脳から冷めるだろうから、まともなホストはこんなことは公言しないでしょ。仕込に一票というのがわたしの見解。北斗さんは「客に失礼」と表現してました。

「すきやばし 次郎」とか一生行くことはないだろうが料金はいくら高くても「行って失敗した」という人はほぼ皆無だろう。カリスマ美容室だって同じでしょ。あとで「失敗した」「騙された」と感じる客がいるということは、中身がないサービスを高いコストで騙して売りつけたということで間違いない。

逆に中身が薄くても価格が安ければ、客は「質はそれほど追求しない」と思うから満足度を上げることは可能だ。ファストファッションとかファミレスみたいに1980円ホストクラブでもやれば、それはそれで一流になれるかもしれないぞ(笑)

一流になるための必須条件

前述のように、上のチャラいホストが言ってた「一流になってやるぜ」は、「一流のオレオレ詐欺師になる」と同意語です。彼の中で「一流」とは「金を稼ぐヤツ」ということのようなので、いくら彼が一流になったと思って10年後に北斗さんに会ったとしても、北斗さんは絶対認めません。「オマエはどんどん卑しくなったな」と言うだけです。
しかしながら彼がもし、「北斗さんが認める」本当の一流になろうと考えるなら、こういうアドバイスをします。

1 一流の人は他人が真似できないものを持っている

たとえば一流のレスラーとはなにかといえば、他のレスラーが絶対真似のできない世界観の試合ができる人です。人の心に一生残る試合ができてはじめて一流。自分の中ではスタン・ハンセンがナンバーワンです。www

水商売も同じ。筆談ホステスは、ハンディを逆手にとってお客の心に一生懸命さを訴えた。銀座の超一流のクラブでは日経新聞はじめ、詳しく経済の勉強をするのは当たり前だし、接待の場合なら相手先について事前に詳しく勉強する。まちがってライバル会社の系列の商品なんぞ誉めたときには接待がぶち壊しだからだ。つまり客のビジネスの手助けをしているから、接待の場の費用は投資的な意味も持つ。

しかし上記のチャラい筑波ホストにはなにもない。勢いで馬鹿客を洗脳して金だけ使わせる。客の注文した酒をがぶがぶ飲むだけ。オレオレ詐欺がマニュアルだけあればヤンキーでもできるように、こんなのは誰にでもできる。だからこんなアホなチャラ男でもできてんの!

ホストでも超一流になりたければ、物凄い努力をしてほかのホストができない能力を身に付けるしかない。どんなに悲しいときでも絶対に笑わせて明るい気持ちにさせてくれるとか、将来について相談すると非常に的確なアドバイスで目を開かされるとか、なんでもよい。

客が「このサービスなら高い料金を進んで払ってもよい」と考えて、こちらから営業しなくても並んでやってくるというのが超一流の証拠。LINEでせっせと営業しないと客が来ないうちは二流です。「すきやばし 次郎」が「今日はお茶引いてるの、サービスするからきてね」とかLINE送るか??

2 一流の客に認めてもらえる

もうひとつ。一流と認められるには、客も一流の客になっていないといけない。認知症気味とか、覚醒剤常用者で頭がパーとか、金銭感覚無しの多重債務者とか、完全依存症とか、精神的な病気とか、そういう人から金をむしり取るのは二流以下。サービスの違いをはっきり認知でき、味の違いをはっきりと認識できる「舌の肥えた客」に評価してもらってこその一流です。こういう客には洗脳商法は効きませんからね!

余談であるが、日本ではいま貧富も、リテラシーも二分化されていて、貧困家庭に育って学校もまともに行ってなくて毎日ぶらぶらしてるようなケースでは、まともな職業に就けるわけもない。しかしステーキけんの井戸実社長だって川崎で一番偏差値低い高校の出身だが、高卒後に「築地すし好」に入って二年目にはカウンターで握れるようになり、転職した牛角では不動産の立地の重要性を学んだ。学歴なんかなくても一流にはなれるが、努力しないで口先だけで一流にはなれない。

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