冬の時代の音楽業界はプロジェクトマッピングでなんとかなるんじゃ?

2015年7月3日

音楽にはあまり興味がないので素人意見です。音楽命の方は流してください。

世界的に音楽業界はシュリンクしつつあります。

止まらぬ凋落、合わせて3000億円を切る…音楽CD・有料音楽配信の売上動向(2015年)(最新)

CDが有料配信に移行したわけでもなく、有料配信自体も縮小しつつあり、もうメタメタ

2007年までは「音楽ソフトの売上減を、有料音楽配信がカバーし、全体の売上は上昇していた」、つまり「音楽業界は売上では成長を続けており、CDなどの音楽ソフトの売上減は有料音楽配信にそのシェアを食われている」と解説できた。ところが2008年に至り、有料音楽配信の成長は続いているものの、それ以上に音楽ソフトの売上減が急速に進み、市場全体の売上も落ち込む結果となってしまった。そして2010年以降はモバイル端末市場の変化、具体的には従来型携帯電話からスマートフォンへのトレンドの移り変わりに伴う、利用者の有料音楽との付き合い方の激変によって、有料音楽市場も急速に縮退してしまう。

おまけにいまや、月々定額制とか、さらには無料で聞き放題なんてはじめてしまうと、いったいミュージシャンはどうなるのか的なことになるわけです。

グーグルが無料音楽配信サービスへ

で、どうしてこうなったのかといいますと、音楽業界の人に聞くとだいたい

You Tubeのせいだ

と、おっしゃいます。YouTubeがスタートしたのは2005年。音楽業界の凋落が始まったのは2007年ですから、YouTubeの台頭と共に音楽業界のマーケットが縮小しはじめたのがよく分かります。それまでもプロモーションビデオというのがあったけれど、YouTubeとともに

ビジュアル(ダンス)と音楽でセット

というのが浸透し、アプリ使えば動画もダウンロードもできるし、さらには結局のところ「音質は多少悪くてもただのほうがいい」というユーザーの心理が浸透したわけです。アーチスト側もプロモーションに必要だから「じゃあYouTubeいらない」って言えない弱みがある。それでズブズブと来てしまっているわけですよ。

いまではちゃんと食えるのは大箱を一杯にできる昔からの根強いファンを持つアーチストがメインで、新人にはきつい。握手券やチケットつけて枚数をかさ上げする手法が出てきて、「CDはまるでオマケ」にまで落ちてしまった。が、この間、これだったらちょっとマーケットあるかも!! というのを発見しました。
↓まずはこの動画を絶対見てね。見ないと意味わかんないからさ。見たら感動するよ

天井にはこの機材
スクリーンショット 2015-07-03 16.39.13

これも凄い

http://www.skullmapping.com/
やってるのはフランスの会社だけど、プロジェクションマッピングがマジでリアルなの。あと、3Dの眼鏡とかかけなくても見える。

これが実用化できるなら・・・ですよ・・・

自分ちのテーブルの上でAKB歌って踊る

とかできるではないか。AKBには興味ないなら(自分もないけど)、ちっさいローリングストーンズがちゃぶ台の上でライブしてくれるとかそういうのでもいいよ。これ売れるんじゃない??

ソニーやケンウッドあたりが家庭用のプロジェクションマッピングの装置を開発してさ、天井にセットして専用のDVD入れて家庭でライブのプロジェクションマッピング楽しむの。どう、売れそうじゃね???

と、レストランの規模でここまでのことができるなら、音楽業界はこれで新しいマーケットを創れるのではないかと思った次第です。素人だから的外れだったら勘弁してね。

あと、企業の発表会とかでも使えるね!!

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