インターステラテクノロジズの稲川さんとホリエモンの思い出話のこと

2019年5月8日


ここからお借りしました。

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 1 Webアプリのマネタイズは可能?
 2 企業のインターンシップ禁止についての考察
 3 派遣社員の雇い止め問題について
 4 アラフォーの氷河期世代を救う施策はあるか
 5 整骨院のサイトの効果的なSEO対策とは
 6 記事を盗用された場合の対応方法

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さて、本日は昔話です。しかもメルマガとかでも書いたことのあるヤツ。というかエッセイですな。

子供の時からの夢を何%の人間が実現させるか

ホリエモンのロケットが成功してテレビでもバンバン流れています。日本の民間企業が低迷している中、非常に明るいニュースだ。政府ももっと支援すべきでしょう。液晶ディスプレイ工場に多額の税金突っ込んで親方日の丸のあげくに結局たたき売りするよりよほど国内の技術力になるしモラルも上がります。

ファンとアンチが明確に分かれているホリエモンだが、自分が知り合ったのは彼がまだ大学二年生くらいの頃だったと思う。当時、小学館のビッグコミックスピリッツで「インターネットマスターへの道」というコラムを連載していて、時々面白いサイトをやってる人を取材していた。ネットの黎明期なのでいまから思えばプログラムが走ってるものはほとんどなくてせいぜい掲示板。その中で見つけたのが、ホリエモンが1人で創って運営していたダービースクエアというサービスだった(後に事業譲渡)

このバナーです。ググったら出てきた。

これからの競馬の予想サイトで、それぞれが予想して実際の結果と比べてランキング化されるというようなものだったと思う。いまならAIがやって完成度を競っても面白いが、当時は人間。「勝ち馬に乗れ」というコーナーがあって、レースの的中率が凄い超能力者みたいなスターがいた。いまなら有料でもサービスを使いたくなるレベル。ww 当時はAdWordsなどはないので完全に持ち出しで、趣味でやっていた。

事務所に行くと六本木の雑居ビルでホリエモンはぼろい、どこかで拾ってきたような木の本箱に入れたMacでプログラムを書いていた。社員数たしか4人。いまの貧乏スタートアップだってもっと小洒落ているだろう。別部屋ではサーバーがうなりを上げていて、当時大手広告代理店がやっていた「お年玉付き年賀状メール」の配信をするんだといっていた。ということは年末だったのかも。

ダービースクエアの話を聞きにいったのだが、なんでこのサイトをやってるのと聞いたら「僕は将来、馬主になりたいんですよ」という。実際ライブドアの前身のエッヂを上場させたときは馬主になったから、この夢はかなったわけだ。しかしもうひとつ「将来の夢は」と聞いたら

僕は将来ロケットを打ち上げたいんですよ

という。自分が打ち上げるロケットに乗って宇宙にまで行きたいというので思わず笑ってしまったが、本人は大真面目で「そのために仕事をしているんですよ」と言う。面白いヤツだなとは思ったけど、正直本気にはしていなかった。ただ彼のWebの技術力は当時としては日本でもピカイチだったので、のちにわたしの運営していた釣りのコミュニティ、今で言うSNSであった「Super Fishing World」というサービスを共同で再構築して運営することになる。

それを考えるとライブドアの時はロケットどころではなかったはずで、むしろいまのほうが好きなことをできているのではないか。そして成功させた。

ホリエモンが明かすロケット打ち上げ成功までの軌跡「正直あの時彼を説得していなかったらと思うとゾッとする」

これを読むと、彼のロケットに対する並々ならぬ思いが伝わってくる。メルマガを書くのも、テレビに出るのもすべてはロケットのためなのだ。そしてなによりまずはスタート地点に立って成功させた。口だけで夢を語るヤツは死ぬほどいるが、これだけでかい夢を20歳そこそこから20年以上かけて実現するヤツは早々いない。それだけでも彼は尊敬に値する。

自分はどんな夢を持っていたかというと、大学1年の時に授業で「あなたの原風景を説明せよ」という課題があり、漫画を描いて提出した。湖畔の山小屋で夜明けと共に目覚め(ベッドの隣では彼女が寝ている)、小さなボートのエンジンを掛けて無風の湖に乗り出して釣りに行くというものだったが、若い講師に異様にウケたのを覚えている。ww
つまりはこの程度の夢しか持ってなかったということですよ。ただしボートはアルミボートからバスボート、海のボートまで合計で8隻くらい買って最後のボートでは三宅島に行ってカジキを2匹釣りました。満足したのでいまは持ってません。

あのときの新入社員がインターステラテクノロジズの社長になってた

ホリエモンが出所してからしばらくして、彼から「ブログを再開したいが相談に乗って欲しい」という連絡が来た。「えー。こりゃまた凄い謙虚になったものだ」と驚いて、会ってみたらあまりに別人の物腰なので驚いた。(いまでは元に戻った ww)

以前やってたアメブロを再開するか迷っていたようだ。しかし、オリジナルのドメインを取得して自分のメディアを立ち上げた方がいいというと、素直にその方向になりました。それがホリエモン・ドットコムで、「働くって素晴らしい 働くって楽しい」というキャッチはわたしが付けました。立ち上げからいままで大きく変わってはいないようですが、わたしは立ち上げのあとで離れました。

働くって楽しい、働くって素晴らしい。日本初の個人キュレーション、ホリエモン・ドットコムがスタート


今見たら5年も前の事だ。そのときに打ち合わせに六本木にいったら、うらの方の雑居ビルにシェアオフィスを借りているんですよ、見に行きませんかと言われ、ついていったらこれまた広い部屋にでかい机が置かれて人がたくさんいる。シェアオフィスというより机貸しである。会議室机みたいのに6人くらいが腰掛けられて、そのひとつを借りていたわけです。もう部屋はぎゅうぎゅう。

で、「ロケットの開発としてはいった新入社員です」と紹介されたのが、現インターステラー代表の稲川さんだったのだ。5年前の新入社員が社長になってロケットの打ち上げを成功させたんですよ!!!知ったのは昨日のホリエモンのブログ↑だけどね。

暇だったので彼としばらくお話しした。彼は東工大の大学院を出て、ロケット技術者になりたくてJAXAを受けたが幸運をお祈りされてしまい、ニコンに内定していたのだがホリエモンに口説かれて即決したという。父親には勘当されましたけど、やりたいことをやります、と話していたのがめちゃ印象的。だいたい人の顔とか名前もほとんど覚えないわたしが、鮮明に覚えているんだからなかなかのものです。彼はたぶん煩いオッサンくらいの印象だろう。ww

ホリエモンも彼も、小さいときからの夢を実現して着々と進めている。ホリエモンは実はお金とかにはたいして興味がないらしく、上場したときもぼろいポルシェ928(ポルシェの失敗作と言われて中古車はめちゃ安だった)に乗っていて、乗せて貰ったことがある。しかし夢には惜しまずお金をぶっ込む。情報商材屋からは死ぬほど接触があるが、わたしと同じく毛嫌いしている。金のためになんでもするのではなく、夢のためになんでもするというスタンスなのである。

みなさんの夢は何ですか。
それは実現しそうですか。

大ベストセラーですけど、Kindleの今月のセールになってます。せひ

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