世界のコロナはどうなってるの。本日の情報を自分の目で見よう

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日本の新規陽性はあっというまに底くらいになり、高速道路は60キロ渋滞しているし、観光地は激混みなのに緊急事態宣言出しっぱなしで真面目な飲食店は酒も出さずに午後は8時までってバカなんかと思います。でも殆どの人は日本しか見ていない。本日は世界はどうなってるのかという話です。

1 世界の傾向値としてはいまが収束期
2 まずはワクチン接種率の高い国を見てみよう
3 ヨーロッパはどうなった
4 アジアはどうなった

世界の傾向値としてはいまが収束期

コロナの感染の波はかなり定期的に繰り返します。しかもきれいな曲線です。

もちろん、世界の中にはいまがピークの国とか底の国とかがありますが、平均するとこうです。で、反ワクの人が「ワクチン接種でADE起きて感染爆発した」とかデマ撒いたんですが、東京で数万人規模の新規陽性となると予言した西浦氏と同等のホラでした。いまだにそれを信じているのも多くて驚く。人流と感染収束は関係ないと総括せよというなら、反ワクもワクチンと感染拡大は関係なかったと総括して頂きたい。それが筋でしょ。

感染拡大と収束の波は、人流にもロックダウンにもワクチンにも関係無くマクロ的には定期的に繰り返す。これが山火事理論の大元です。

まずはワクチン接種率の高い国を見てみよう

反ワクの人はイスラエルとかシンガポールとかいうんですが、そんな人口数百万の小国の事例は特殊です。特殊ですが後で説明します。かりにこんな小国を取り上げるならニュージーランドは小国だから封じ込めができたとかもいってはいけないことになる。自分に都合の悪いものは「小国だから」で、都合の良いときは関係ないというのはダブスタ。

で、そこそこの人口の国のいまのワクチン接種率ですが、

日本はアメリカを抜き、ドイツに迫りますが実は１回目接種ではイタリアとドイツを抜くところです。それではこれから国別に見ていきます。

ヨーロッパはどうなった

まずはドイツです。ワクチンは63.2%が２回接種済みです。１回目とほとんど差が無いのがわかると思います。つまりドイツは70%くらいが最大とみているのかもしれません。

世界と同様のタイミングで波が来ましたが、
ワクチン効果で死者は非常に少なく抑えられました。

次はフランス。フランス当初、ワクチン接種率が低かったのですがワクチンパスポートの導入で急激に接種率が上昇。

感染者数は日本と同じように今は谷です。死者は

同様に低く抑えられています。

ところで日本はドイツ、フランス等と比べて第５波が大きかったのが分かると思います。コレが日本です。

ワクチン接種のスタートが野党の反対で遅れたということもありますがそれよりもファクターXがデルタ株で無効化されたというのが説得力あると思います。

去年のHLA＝ファクターX仮説は当たったが、ファクターXはもうなくなってしまった

第５波のピークが日本では新規陽性１日25000人くらい。最近のピークは人口6700万のフランスが30000人。人口8300万人のドイツが14000人程度ですから、日本の陽性者数はドイツ並みになりました。いまだほかのファクターXはある可能性がありますが、今後はドイツ程度の新規感染はあると思った方がいいはずです。ワクチン接種率も同等くらいだからです。

ほかにもイギリスやイタリア、スペインなども死者数は非常に少なくなりました。ワクチン効果です。自分で見て頂ければわかると思います。

ここで特殊な例を。ルーマニアです。
ルーマニアは国民にワクチン拒否が多く、接種が進んでいません。ヨーロッパで最低です。

どうなったかというと

こうなりました!!

いま感染拡大中ですが、小さな拡大なのにすでに同期して死者数は増加しています。明らかにワクチン接種率の高い国とは違うのが分かるでしょう。日本の1/6の人口で１日100人近く亡くなっていて、その数は感染拡大と共に増えていくはずです。

アジアはどうなった

アジアでもっとも悲惨なことになったのは人口3195万のマレーシアと思います。日本の1/4ですよね。マレーシアのワクチン接種率はかなり高くなったのですが中国製の比率が高く効果がイマイチのように思います。

日本なら１日10万人規模の新規陽性で、死者は1600人ということになりますので非常に多い。これはマレーシアがアジアで一番の肥満国ということも関係していると思います。